1. ビジネスマナーどれだけ知ってる? 絶対に間違えられない「席次」をシーン別に紹介

ビジネスマナーどれだけ知ってる? 絶対に間違えられない「席次」をシーン別に紹介

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 1月中旬を過ぎ、あっという間に2月の「恵方巻」や「バレンタイン」といったイベントの気配を感じる近頃。春が近づくにつれ、4月から就職をする学生たちは、徐々に緊張が増しているのではないだろうか。

 今回は、ビジネスマナーの中でも基本とされている「席次」について紹介したい。特にこの4月からビジネスマンになる学生は、本記事を読んで席次について勉強しよう。

ビジネスマナーの基本:席次を守るのが新入社員の礼儀

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 そもそも席次とは一体何のことか? という疑問を浮かべている読者もいるかもしれない。席次とは、会合などのシーンで役職や地位によって決められた席順のことだ。

 一般的に「上座」と「下座」がある席次。自分が座る位置によって、上司や取引先に対して敬意を表す。読んで字のごとく、「上座」には上司や取引先、年齢が上の人。自分が座る際に、すすめられたり、指定されたりしない場合は、基本的に「下座」に座るようにしよう。

 「上座とか下座とか、言葉は聞いたことあるけど、何処のことなのかわからない……」そんな場合は、席次の基本を覚えておいてもらいたい。基本的に、入り口から遠い席が「上座」。入り口から近い席が「下座」となっている。

シーン別の正しい「席次」

  日本の社会で重んじられている席次。どんなシーン、人に対しても席次がわかっていると、とてもスマートで礼儀正しい印象になる。

 席次はシーンによって、順序が異なる。本記事ではシーン別に、新社会人が知っておきたい席次を紹介していく。図で使われる数字は、①が上座で、それ以降の数字のポジションは役職、社歴、年齢が徐々に低くなっていく。

エレベーターにも席次がある

 実は、エレベーターにも席次がある。

 エレベーターの操作盤前で開閉ボタンを押してくれる人に対して「ありがとうございます」と言って降りる……就職活動の際に見られる光景だ。社会人になったら、お礼を言われていた人のように、率先して操作盤の前に立つようにしよう。
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 エレベーターの席次は、中から見て右側に操作盤がある場合は、右前が上座、右奥が下座。操作パネルが左右両方にある場合は、下座は変わらないが上座は「左奥」となる。

 また、エレベーターには席次の他にもマナーがある。操作盤の前に立っている場合、人が乗り込む際には「開」ボタンを押しながら扉が閉まらないように手で押さえよう。

 既に誰かがエレベーターに乗っていた場合は、エレベーターホールの壁にある上下ボタンを押し続け、来客者や目上の人に先に乗ってもらおう。

1人掛けの肘掛け椅子とソファがある応接室

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 この場合はドアから遠い奥の席が上座。1人掛の椅子がドア側にあっても、右側にあるソファが上座になるので注意したい。椅子の格は、長椅子、1人用の肘掛け椅子、背もたれのある椅子、背もたれのない椅子、の順で高い。長椅子が1番格が高いのだ。

 新入社員で入社したてのときに通される機会は少ないかもしれないが、他社を訪問した際に応接室に通された場合は、相手が来るまで「下座」に座る、もしくは立って待とう。

お茶出しの際にも覚えておきたい会議室の席次

 会議室の場合は、会議の内容などによって机や椅子の置き方が異なる。そのため、席次もごちゃごちゃになりがちだ。本記事ではロの字型とコの字型、会議室にお客さまを招く場合の席次を紹介したい。
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 まず、議長がいるロの字型の会議室の場合は、ドアから最も離れた席を上座とする。以降は、議長に近い席順で上座となっていく。
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 コの字型の場合は、真ん中に議長。議長から見て右隣が上座となる。以降は先ほどのように議長に近い席順で上座となっていく。ジグザグしていて覚えにくい……と感じた読者は、日本の伝統礼法「左上右下」を覚えてほしい。入り口側から見たときに、左右で対面する人の立場が、左の人のほうが「上」になるようにしよう。
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 会議室に3名で来たお客さまを招く場合は、お客さまはドアから離れた上座。更に、この場合の上座は、ドアから離れた側の中央の席。自社側もそれに合わせて、立場が偉い人が中央に座る。

歓迎会などで利用するかも? 円卓の席次

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 円卓の場合は、出入り口から最も遠い席が上座。この場合、最も上の立場の人が上座にいるので、「左上右下」は上座を中心に考える。上座から見て、左が2、右が3……となるのだ。

何気に利用する機会が多い和室の席次

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 接待などの会食や歓迎会などで利用することのある和室のお座敷。この場合の上座は、掛け軸などがある床の間に近い位置になる。

意外な落とし穴! 車の席次

 実は、車にもしっかりと席次がある。車の場合は、ドア側云々ということは関係ない。
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 タクシーなど、運転手がいる車の時には運転手の後ろの席が上座、助手席が下座となる。後部座席に3人座る場合、下座のその次の人は後部座席の真ん中となる。
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 しかし、運転手が同行者になると席次も変わってくる。先ほどは下座だった助手席が上座、後部座席の席次は先ほどと同様で真ん中が下座となる。
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 また、車ではないが、ボックスタイプの列車にも席次がある。進行方向に対して前向き、窓側の席が上座。進行方向に対して後ろ向き、両端の席よりも幅の狭い中央の席が下座となる。


 以上、シーン別の席次について見てきた。春から新社会人となる読者も、知らない席次があったのではないだろうか。

 席次は、お茶出しの際にも重要なものになってくる。下座からお茶を出してしまっては、上座に座っている人をぞんざいに扱っているということと同義になってしまう。新卒者は、入社前の最低限の知識として、しっかりと覚えておこう。

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