1. ご利益は「おねしょ防止」「可愛くなる」:大切な人にプレゼントしたいユニークなお守り「OMAMO」

ご利益は「おねしょ防止」「可愛くなる」:大切な人にプレゼントしたいユニークなお守り「OMAMO」

 初詣、試験の合格祈願など、何かと神社に出向く機会が多くなる新年。また、進学や就職などによって新生活を始める人も多いことから、贈り物をする機会も増える。

 今回は新年にちなんで、お守りについて紹介したい。時代に合わせて作られたお守り「OMAMO」や、日本のユニークなお守りを見てみよう。

最近、お守り買いましたか?

by Japanexperterna.se
 小型化したお札を袋に入れて持ち歩ける「お守り」。本宮が遠くてなかなか参拝しに行けない人向けに、本宮の分霊としてお守りが配られるようになった。

 お守りの文化が広まったのは平安貴族。その後、鎌倉時代に入ると武士の間にも広まり、江戸時代では庶民の間にもお守りの文化が浸透した。江戸時代のお守りは、肌身離さず持っている「肌守(はだまもり)」と呼ばれ、現在のお守りの文化に通じるものとなったのだ。

購入したお守りを持つ目的はなんですか?

 新年で神社を参拝する際に、お守りを購入する読者もいるだろう。お守りを社務所で頂いた後に、「お守りに念を込める」という行為がある。

 お守りを受け取るタイミングは参拝後がいい、参拝前のほうがいい、という様々な意見がある。しかし、一貫していえることは「本殿の前で、お守りを持つ目的を神様に明確に伝える」ことが大切だ。お守りを両手に挟んだ状態で、神様にお守りを持つ目的を伝えよう。

 神様に目的を伝える際には、自己紹介も忘れないようにしてほしい。神様は、いつでも見守ってくれている存在かもしれない。しかし、しっかりとこちらから挨拶をしに行くのは年に数回程度だ。久しぶりに挨拶をする神様に対して、しっかりと礼儀をつくそう。

お守りの買い替えのタイミングは決まってない

by hiroooooki
 お守りには、必ずしも毎年買い替えなければいけない……という決まりがあるわけではない。毎日、肌身離さず持ち、大事にすることで「願い事」や「初心」を思い出すことができるからだ。

ピンポイントな願いを叶えたい人に「OMAMO」

 恋愛成就、金運上昇、学業成就、健康祈願、交通安全などの願いを叶えるお守り。今までのお守りは、願い事の種類に限られていた。

 1人1人に適したお守りを作ることはできないだろうか――そうした想いを持った人がいた。それが「OMAMO」の生みの親、日蓮宗・池上実實寺の副住職・酒井智康(さかいちこ)氏だ。お坊さん監修のもとで作られた「OMAMO」について紹介していきたい。

願いごとは十人十色。和柄の組み合わせで叶える願い

 日本の伝統的な和柄にはそれぞれに意味がある。OMAMOは、和柄の意味と実實寺での祈祷を合わせることによって、1人1人の願いに合わせたお守りになる。

 例えばオネショをどうにかしたい……というお子様には、「流水を桧垣でせきとめる」ということで、流水と桧垣を表す和柄を組み合わせたお守りを提案している。

 その他にも、パートナーとのセックスレスに悩む人には、豊沃(ほうよく)の象徴の野菜である瓢箪と花火の絵柄を合わせて「性欲爆発」。様々な花の柄を組み合わせて「超絶可愛い」。とにかくユニークなお守りを作ることができる。

 受験、卒業、入学、就職など、贈り物や願い事をする機会が多い春。親しい友人に、ユニークなお守り「OMAMO」を贈って、初笑いをとってみてはいかがだろうか。 

日本のユニークなお守り3選

 今までありそうでなかったオーダーメイドのお守り。しかし、日本には、OMAMO以外にもユニークなお守りがある。本記事では、筆者が気になった日本のユニークなお守りを3つ紹介したい。

御髪(みかみ)神社

出典:mikami-jinja.sakura.ne.jp
 日本で唯一の髪の神社「御髪神社」。百人一首にも登場する京都嵯峨野にある小倉山に建立されている。

 髪の神社と断言している所以は、御髪神社の御祭神の藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)の功績にある。父が紛失した宝刀を探している間、生活を支えるために政之公は庄屋の婦女の髪を結っていた。これが「髪結い職」となっていることから、「髪」の神社として知られるようになったのだ。

 御髪神社にあるお守りは、どれも髪に関するものばかり。ハサミとお札がついたお守り「匠守」、名前がすでに心強い「房々守」、つげ櫛をモチーフにした可愛らしいお守り「御櫛守」などがある。

 御髪神社は、「お参りをすると髪の毛が生えてくる」という噂がある神社。最近ちょっと髪の毛が薄くなってきたなぁ……と悩んでいる読者は、ネットからでもお守りを注文することができるので、こっそりと購入してみるのもいいかもしれない。

宝当神社

出典:houtoujinja.jp
 宝くじが当たることで有名な宝当神社。佐賀県唐津市の離島、高島に建立されている。生まれつき才能があり、人徳もある御祭神、野崎隠岐守綱吉命(のざきおきのかみつなよしのみこと)。高島の地を海賊から守ったことで、逝去した綱吉を弔って建立したのが宝当神社だ。

 普通の神社のように見えるが、実はお参りした人から宝くじの高額当選者が多数出ていることで話題を集めた宝当神社。ここでは、宝くじ等のヒット、当たり運を招く「必当守(ひっとまもり)」、運に恵まれ、心も優雅になれるように祈願された「雅守(セレブ守り)」、財布に入れて持ち歩く「金運財布守」といったお守りが販売されている。

神田明神

出典:www.kandamyoujin.or.jp
 東京、御茶ノ水駅から徒歩5分ほどで行ける神田明神。1300年もの歴史がある神田明神にもユニークなお守りがある。

 2016年に完結したことで話題となった「こち亀」とコラボしたお守り、神田明神の近くである秋葉原にちなんだ「IT情報安全守護」など、2つとも伝統的な神社のお守りとは思えないものが販売されている。

 伝統ある神社でユニークなお守りを販売しているのには、神田明神の氏子町に「江戸と東京の生活・文化が凝縮された町」が多いという理由がある。

神田―元祖下町、江戸っ子たちの血を受け継ぐ町々
日本橋―老舗が集まる江戸の衣食住の文化を伝える町々
秋葉原―世界が注目する最先端のITの宝庫、またサブカルチャーの街々
大手・丸の内―日本を代表する大企業がひしめくビジネスマンの街々
旧神田市場(大田市場)・築地魚河岸市場という江戸東京人の食を支える続ける市場

出典:神田明神 神田明神とは
 伝統と創造を併せ持つ町々を、これからも見守り続ける神田明神。積み重ねていく伝統の中で、神田明神も変化していっているのだ。


 以上、オーダーメイドできるお守り「OMAMO」と、ユニークなお守り3つを紹介した。個人の様々な願い事を叶えるお守り、金運を高めてくれるお守り、髪の毛を増やしてくれるお守り、ITに強いお守りなど、日本の伝統的な文化である「お守り」も、時代に合わせて変化しているようだ。

 お守りは、自分の初心や目標を思い出させてくれる。新たなスタートを切る友人、あるいは自分に向けて、お守りをプレゼントして1年を迎えてみよう。1年後にお守りを見たときには、1年の反省がしっかりとできるはずだ。

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