1. 戦略人事を担うRPOを普及させ、企業の事業変革を実現する——株式会社リクルートキャリア 四方秀一

戦略人事を担うRPOを普及させ、企業の事業変革を実現する——株式会社リクルートキャリア 四方秀一

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 2012年、株式会社リクルートのHRカンパニーと、株式会社リクルートエージェントの統合によって誕生した、株式会社リクルートキャリア。「人で、世界一になる」ことを目指し、これから創られていくこの場所では、社員一人一人が主人公だ。

 今回は、RPOサービス(Recruitment Process Optimization)を手掛ける事業開発室HRS部部長の、四方秀一のキャリアと、彼が手掛けるRPOサービスに関するストーリーをお届けする。

四方秀一|SHUICHI YOMO
株式会社リクルートキャリア 事業開発室HRS部部長。新卒で大手証券会社に入社。2005年に株式会社リクルートへ入社し、大手企業の新卒・中途採用支援の営業担当、営業マネージャー、「リクナビ」の商品企画部長など経験。2016年4月より現職。
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 リクルートキャリアでは2011年から、企業の「採用最適化」を目指すRPOサービス(Recruitment Process Optimization)を展開している。

 単なる採用活動の代行(Outsourcing)ではなく、企業の事業計画実現に向けた採用の最適化(Optimization)を目指すもの。

 まずは企業の事業戦略を徹底的に理解することからスタートし、それを実現するためにはどんな人材を採用すべきなのかという人材要件や、どの職種で何人採用する必要があり、コストをいくらかけて採用するのか、といった採用戦略を練り上げ、その人材を採用するための採用手法の選定、採用活動、そして入社後の定着・活躍までを包括的にサポートしている。ミッションは「顧客の戦略実現に必要な採用戦略・採用活動の最適化」だ。

 例えば、社運を賭けた新しい製品を開発したあるメーカーからは、「マーケットを一気に拡大するために、営業組織を半年で数倍規模に拡大したい」という依頼があった。また、あるグローバルメーカーからは、戦略変更のために従来採用していたエンジニアとは全く異なるスキルと経験を持った人材を数百名採用したいとのオーダーも。

 いずれも、希少な経験とスキルが求められることから、ターゲットとなり得る人材が極めて少なく、採用難易度は非常に高いものだった。

 その中、RPOのメンバーは「お客様の課題を根本から解決したい」思いで課題解決方法を考え抜き、あらゆる情報ネットワークをフル活用して希少人材について情報収集。そして、場合によっては自社サービス以外の手段も駆使したり、既存サービスで実現できなければ新たに開発したりしながら、採用ターゲットにアプローチをかけ、採用成功の実現に導いたのだ。

 このように、企業の事業計画に直結する採用ニーズに、きめ細かく応え続けているRPOサービス。この春から責任者として、RPOのさらなる価値向上・発展を担っているのが、今回ご紹介するリクルートキャリアの四方(よも)秀一である。

 実は約10年前、当時営業担当者だった四方は、RPOの原点ともいえるような取り組みを行っていた。だからこそ、このサービスにかける思いは並々ならぬものがある。今回は四方の経歴を振り返りながら、RPOについてご説明していきたい。

「自分の仕事について熱っぽく語る社員」に惹かれリクルートに転職

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 四方は、2005年にリクルートに転職してきた中途入社者だ。新卒で入社したのは、大手証券会社。入社後、3年間営業として努力を続け、最大限顧客に寄り添い、高い実績を挙げ続けたが、徐々に「自分には他にも向いている場所があるのでは」と思うようになったと言う。

 入社4年目のある日、どこかいい会社はないか……と何気なく転職サイトを開いてみた時に、真っ先に目に入ったのがリクルートだった。当時リクルートは、第二新卒の採用を積極化しており、大々的に募集広告を打っていたのである。

 「リクルートのことはよく知らなかったし、どこに配属されたいか、どんな事業を手掛けたいかなどほとんど考えていませんでしたが、何の気なしにセミナーに参加し、その勢いで入社を決めてしまいました。決め手は、面接に出てきたベテラン社員たちが、みんな元気で楽しそうだったから。仕事のことを、こんなに熱っぽく話すベテラン人はそうそういない。面白そうな会社だなと思えたんです」。

営業現場で企業人事の立場に立って、採用効率化を実現。「RPOの原点」を体感する

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 リクルート入社後は、営業として大手企業の新卒・中途採用の支援を担当していた四方だが、入社2年目の時、今につながる経験をしたのである。

 担当している大手メーカーが、人材採用に関してやり取りする業者があまりに多く、業務が煩雑になっていることに悩んでおられたそうだ。中途採用一つとっても、リクルートのようなメディアのほか、データベース業者、人材紹介業者、広告制作業者など、さまざまな「採用パートナー」とのやり取りが発生する。1社1社とやり取りして、他社との調整を図りながら採用活動を続けることに、大きな負担を感じておられた。

 そんな顧客の悩みに触れた四方は、解決方法を必死に考え、「採用パートナーのチーム化」を考案。四方が採用に係る全体のディレクションを行い、各業者と連携を取りながら一つの「採用チーム」にして動かす……という方法を提案したところ、高く評価され、採用の効率化、高い実績につながったのだ。

 これ以降、同社との関係性はぐっと縮まった。人事責任者からはパートナーとして認められ、中途採用者の入社後研修や、飲み会などにも呼ばれるようになったと言う。

 「ある日、入社後研修に参加したところ、中途入社者の方からお礼を言われたんです。『いい会社に転職ができてうれしい。ありがとうございます』と。これが素直に嬉しくて、この仕事に就いてよかったと心から思えました」。

 難しい職種の採用を次々に成功させ、事業部長などからお礼を言われる機会も増えた。その職種についてとことん調べ、採用ターゲットはどこにいるのかリサーチしたり、どの技術であれば応用が可能なのかも調べ上げてマッチングの可能性を広げていきった。

 「人事責任者はもちろん、中途入社者、事業部長からも感謝の言葉をいただけるようになり、自分の仕事はお客様の役に立っているのだと実感できました。こうなると、会社から与えられた営業目標数字なんて見なくなる。カスタマーとクライアントのことだけを考え、何をすれば『ありがとう』と言っていただけるのかだけを考えていました。そして仕事がみるみるうちにどんどん面白くなっていきましたね」。

 これらの四方の行動はまさに、現在のRPOサービスの原型ともいえるものだった。「顧客の課題を知り、課題解決のために考え抜く」「顧客満足のためだけに動く」スタンスが、その後の四方のキャリアを支え、そしてRPOの責任者という今の役割にもつながっている。

顧客のことを顧客以上に考えてしまうほどの「熱狂感」

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2012年、株式会社リクルートから分社化し誕生した「株式会社リクルートキャリア」。主要事業となる人材領域を担当する。

 営業担当を経て、営業マネージャーや、「リクナビ」の商品企画部長など、さまざまな部署を経験した四方。この4月にRPO部門の部長職に就任した時、「自分の思いに合致している」と、そのサービス内容にとても共感を覚えたと言う。

 自身が10年前、営業の現場で実践してきたこと――顧客の課題を理解し、当事者意識を持って一生懸命課題解決に取り組んできた経験が思い出され、ワクワクさせられたのだそうだ。

 「それに、メンバー全員の『この事業にかける思いと熱狂感』がすごいんです。全員が、お客様のほうを向いていて、お客様のことを考え抜き、ワクワクしている感じがビンビン伝わってくる。とても刺激を受けましたね」。

 RPOサービスが既存サービスと大きく異なる点は、リクルートの担当者が、クライアントの人事の立場になるのではなく、「人事そのもの」になるということ……と四方は熱く語る。
  
 「リクルートの主なビジネスモデルは、プロダクトビジネス。もちろん、営業活動において提案する際には、顧客の事業戦略をとことん理解し、全体の採用戦略を考えた上で提案をしています。ただ、何に対してお金を支払って頂いているのか?というビジネス的な視点で言えば、基本的にはお客様に「リクナビ等の商品を買って頂く」事がビジネス活動になります。しかしRPOは、担当者が『顧客企業の人事』として、企業の採用成功を包括的に担うソリューションビジネス。つまり、顧客の目的と利益と、RPOのそれが、完全に合致するんです」。

 「やるべきことは、顧客の採用を成功させること。だから皆、顧客企業のことを誰よりも深く知り尽くし、採用目標達成のために一生懸命知恵を絞って考え抜いているんです。『顧客企業の人事』そのものになるのですから、当然ながら必要であれば、既存ビジネスでは競合にあたる自社のサービス以外の手法もどんどん活用しますし、世の中になければ自ら開発します」。

 現在、四方が目指しているのは、RPOをさらに進化させることで、より良い採用、より良い就職・転職を実現し、サービスを普及させて採用に関わる業界構造を変えること。

 「採用活動は、いまよりももっと最適化できるのではないかと考えています。RPOでは、リクルートキャリアが持っている転職・採用マーケットのビッグデータや、転職者の応募から入社後までのトラフィックデータを基に、最も効果的な方法を考え、採用活動を『最適化』。企業の戦略成功を担い、より活躍が期待できる人材の確保にコミットしています。その精度をさらに高め続けていくことで、顧客満足度を高めていくのが、私のミッションだと思っています」。

 そのために必要不可欠なのが、RPOの在り方に賛同し、サービスをより良くするために尽力してくれる“同志”の存在。RPOサービスに対する企業からの引き合いは多く、ニーズも多様化していることから、メンバー増員が急務となっている。

RPOは、大企業の皮を被ったベンチャー企業

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 「RPOは、顧客のことをとことん考え抜き、課題を解決するソリューションビジネス。ただただ“顧客のことだけ”を一心不乱に考えることができ、顧客の期待に応えることだけに専念できます」。

 100社の顧客があれば、100通りのRPOを考える「採用のプロ」。プロとして、顧客に深く入り込み、心の琴線に触れるような提案をして、それをあらゆるサービスや最新のテクノロジーを駆使して実現していく――知的好奇心が強く、自ら考え、改善に動きたいと考える人にはピッタリの環境と言えるだろう。

 「リクルートキャリアの中でもまだ歴史が浅い組織であり、育成プログラムや研修などが完全に整っているとはいえません。だからこそ、組織作りから一緒に担ってもらいたいと願っています。『大企業の皮をかぶったベンチャー企業』で思う存分、自分の力を発揮したい人に来ていただきたいですね」。

 「物事を深く考え、それを実行し、壁を乗り越えた経験こそが、人を成長させます。だから、この組織で働いていると、ものすごく成長しているんです」と四方は言う。

 「私は、RPOに関わる全ての人が、『圧倒的な当事者』として企業の採用に従事できるように、組織を整備し、サービスをよりよくし続けることに尽力し続けたい。そして、『日本で一番人が育つ組織』と呼ばれるまでにしたいと、真剣に思っています」。

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  • 採用形態
    ・中途採用
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    ・企業の事業課題に合わせたオーダーメイドの採用戦略の立案、設計、実行
    ・リクルートグループのサービスに限らず、世の中の最良の手法を選択
    ・採用に留まらない入社後活躍を踏まえたソリューション提案
    ・既存手法では解決ができない場合、新規ソリューションを自ら開発
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記事提供:newspicks.com

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