1. 通夜と告別式どっちに行くべき?香典はいくら包む?知らないと恥ずかしい葬式マナー

通夜と告別式どっちに行くべき?香典はいくら包む?知らないと恥ずかしい葬式マナー

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 親族が、友人が、取引先の人が亡くなった。別れはいつでも突然に起こるもの。近しい人が亡くなった場合誰しも悲しみの思いにかられると同時に、香典や弔電など社会人としてやらなければならないことがたくさん出てくる。

 葬式に参列するのは人生に数えるほどであるゆえに、そのマナーは忘れがちだ。そのときが来た時に慌てないようにマナーを確認しておこう。

葬式に呼ばれたときの「いろは」

 葬式に呼ばれると多くのしなければならないことがあり、戸惑ってしまう人もいるだろう。特に予期せぬ訃報だとバタバタしてしまう。ここでは、葬式で必要なマナーについて述べていきたい。

行くべきは通夜? 告別式? それとも両方?

 現在では、知人や仕事関係の人は仕事帰りに通夜だけに参列するという人が増えたため、通夜は一般的に「葬儀に出席できない人がその代わりに行くもの」と思われている。その考えも間違いではないが、本来の意味は、故人と親しかった人々が別れを惜しむ儀式である。

 本来、葬儀は「遺族が故人の冥福を祈る儀式」で、告別式が「弔問客が故人と別れを告げる儀式」である。ただ、最近では、葬儀と告別式を一緒に行うケースが増えて来ている。

 本来の意味を考えると一般的な参列者は葬儀と告別式に参加するべきだが、葬儀と告別式は日中行われ参列するのが難しい場合が多いので通夜にのみ参列するのが一般的になっている。

 逆に葬儀と告別式だけに参列することも失礼ではないので、自身の都合に合わせてどちらに参加するか決めて問題ない。

通夜、葬儀、告別式どれに参加すべきなのか

  • 通夜の本来の意味は故人が親しかった人が別れを惜しむ儀式
  • 通夜でも告別式でもどちらでもOK

香典はいくら包めばいいのか

 香典の額を決めるのもまた難しい。少なすぎると相手に失礼になり、多すぎると逆に恐縮させてしまう。一般的には、血縁関係が濃く、自身の年齢が高いほど高くなるもの。また、地方によって習慣が違ったりと決まった基準はないため、ここでは目安を上げておきたい。

 自分の身内が亡くなった場合、香典を出すべきか迷うときがある。配偶者が亡くなった場合は、自身が喪主であるかどうかに拘らず香典を受け取る側となる。一方で両親や姉妹兄弟の場合は、自らが喪主を務めないのであれば香典を出さなければならない。

 また、親戚が亡くなった場合も香典を出すべきか疑問を持つことがある。独身であれば親と同一に考えても問題ないが、ある程度の社会的地位がある場合は香典を出すのが一般的。ほとんど付き合いのない親戚の場合は、親が一家を代表して香典を出すこともあるので、相手との関係性によって香典を出す出さないは変わってくる。

下記の表は「冠婚葬祭お金の相場」による香典の相場  
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 勤め先の上司や同僚、その家族が亡くなったときにももちろん香典を出さなければならない。この場合も相手との関係性によって、出すか出さないか、いくら包むのか変わってくるが、一応の目安を載せておこう。 
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 これ以外にも、4は「死」、9は「苦」といった言葉を連想させてしまうので避けた方がいい。繰り返すようだがこれらの額はあくまで目安なので、以前の香典のやりとりや相手との関係性によっていくら包むか決めよう。

香典はいくら包めばいい?

  • 年齢や相手の立場で金額は変わってくるので目安を参考に
  • 最終的には以前の香典のやりとりや相手との関係性によって決まる

ビジネスマンのための服装のマナー

 葬式での服装もまた重要だ。和装が減り洋装が増えたり、通夜と葬儀、告別式では微妙にルールが変わってきたりと、葬式での服装のマナーも変わり続けている。

 基本的には、喪服を着用するのが一般的だ。喪服はビジネスシーンで使われているブラックスーツと違い光沢が出ないよう仕上げられているので、喪服用のスーツを購入しておくことをおすすめする。

 また、外出先から直接向かう通夜では平服でもいいとされている。通夜で喪服だと死を予兆していたようで失礼だとされてきたが、現在は通夜のみ参加する人が増えたためその境目は微妙になってきている。やむを得ない場合は平服でも構わないが、準備ができるときは通夜でも喪服がいいだろう。

 他にも服装で注意すべき点がいくつかある。まず、殺生を連想させる毛皮が使われたコートなどは厳禁だ。また、結婚指輪以外のアクセサリーも原則避けておいた方が好ましい。

葬式での服装のマナー

  • 喪服とブラックスーツは生地の作りが違うので注意
  • やむを得ない場合は平服でも大丈夫
  • 毛皮やアクセサリーは避けよう

参列できないときにするべきこと

 法要の連絡は突然届くもの。どんなに親しかった故人の葬式にもどうしても参列できない場合がある。どうしても外せない仕事の予定があったり、非常に遠方だったりとやむを得ない事情があるときは、先方に失礼のないよう適切な対応ができるようにしよう。

参列できないときの葬式マナー

 参列できないことがわかっているのであれば、まず欠席の連絡をするのがマナー。遺族も諸々の準備で慌ただしいことが予想できるため、簡潔に弔意と参列できない理由を伝えるのが適切だ。

 欠席の連絡を入れたら、弔電を送らなければならない。遅くとも告別式の1時間前には届くよう手配しておこう。送れなかった場合は、後日弔問に伺うことで弔意を伝えるのがマナーだ。

 弔電はNTT、郵便局、インターネットの弔電サービスで申し込むことができる。NTTだと、メッセージなどを相談しながら申し込むことができるので、不慣れな方にはおすすめ。深夜など時間に融通がつかない場合は、24時間体制のインターネットサービスで弔電を送ることもできる。

 また、弔電を送る際は香典も郵送する。その場合は香典袋を現金書留で送ることがマナーなので、封筒に入るのし袋を選ぶようにしよう。香典の金額は前述した項目を見ていただければ幸いだ。

 自身で直接お別れを伝えたい場合は、弔問をするのも一つの方法だ。ただ、葬式の後は遺族も対応で忙しいので、都合のいい日時を聞いておくのが好ましい。また、香典をすでに送っていても、花や菓子などの故人への供物を持っていくようにしよう。

参列できないときにするべき4つのこと

  • 参列できない旨を伝えておく
  • 弔電を送る
  • 香典も郵送で送る
  • 先方の希望に合わせて弔問する
 

 葬式に参列する機会はそれほど多くないので、知っておくべきマナーも忘れがちになってしまう。故人への弔意を伝えることも大切だが、遺族の方に失礼のないよう振舞うことも重要なことだ。突然の訃報に戸惑わないよう今一度葬式で困らないためのマナーを確認しておいてはどうだろうか。

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