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ネットメディアは「ミスiDの知名度アップ術」を参考にすべき? ホリエモン流ネット記事のバズらせ方

野口直希

2016/11/22(最終更新日:2016/11/22)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「SNSでバズらせる方法!?」〜vol.759〜』では、ホリエモンがネットメディアのバズらせ方を紹介。

  今回取り上げたのは、「ファッションSNAPサイトのPVを伸ばす方法に関する質問です。毎回撮影をして記事をアップしていきますので、キュレーションメディアのように記事を量産することができず、そうするとSEOで上位狙うことはなかなか難しくPV数が増やしづらいです。やはりPV数を伸ばしたいと思っていますが、どのような方法が効果的でしょうか?  

 思い浮かぶ方法としては、各メディアとの配信提携かキュレーションのような記事も作ることあたりかと思っているのですが、記事を作る時間も人手も足りませんでして(ソーシャルメディアでの拡散はもちろん当たり前として)。そのほか、堀江さんからの目線からどうすべきかアドバイスを頂けたら嬉しいです」という質問。

ホリエモン「話題のネタを扱ってキュレーションアプリ掲載を狙おう!」

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  ホリエモンは、「月並みだけど、話題のネタをいじる系はキュレーションアプリに取り上げられやすいよね。例えば、今ならオリンピック選手のファッションチェックとかね。テレビとかでお馴染みのネタだけど、まあそれなりに話題になるんじゃないかな」と回答。

 ファッションスナップの記事を扱ったネットメディアのPVアップ法を尋ねた今回の質問。ホリエモンは、LINEニュースやSmartNews、グノシーといったキュレーションサービスに取り上げられるための方法として、旬のネタを積極的に扱うようアドバイス。放送中のドラマやオリンピックなどのファッション記事がキュレーションアプリにあれば、たしかに読んでみたくなりそう。
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 他にも、今回のゲストでスマホで撮った写真を投稿できると同時に他人が撮った写真を買い取ることもできる「Snapmart」を運営するスナップマート株式会社の代表取締役 江藤美帆氏はソーシャルでの拡散を狙ったアイデアを披露。「街角で撮った2人の写真を挙げて、Twitterのアンケート機能でどちらが好みか票を集めてみれば」と話した。画像の好みのように脊髄反射で反応できるネタはバズりやすいため、このアイデアもかなり有力だろう。

 ホリエモンも江藤氏のアイデアを大絶賛。実は、今や世界最大のSNSとなったFacebookも、もともとはこれと同じようなサービスが原点なのだ。Facebookの創始者 マーク・ザッカーバーグが大学生時代に作った「Facemash」は、ハーバード大学女子寮の女子生徒の中で誰が可愛いかを投票させるサービス。こうした取り組みで学生を夢中にさせた勢いが、Facebookという世界的サービスにつながったのだ。 

ミスiDがあれほど有名になった理由は?

 Twitterのアンケート機能などを使って好みのモデルを選ばせるというアイデアのもう1つの強みは、「被写体を巻き込んでプロモーションできること」と江藤氏。得票を稼ぐためにモデルが自身のTwitterやInstagramで拡散することで、自然に記事自体もバズるというわけだ。
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 これと同じ手法をとっているのが、講談社が主催するミスiD。「新しい時代にふさわしいまだ見たことのない女の子」を発掘するミスiDは、ネットを中心に活躍したい人ならどんな女性でも参加可能。参加者からの投票お願いツイートを見たことがある人も少なくないはずだ。

 エントリー者はモデルや役者志望者はもちろん、ダンサーや編集者、離婚経験をウリにする人やジェンダーの問題を抱える人まで、本当に様々。ネットでの知名度を高めたいあらゆるジャンルの人がRTするので、自然と大会自体の知名度も高くなるわけだ。

 このように見てみると、こうしたコンテストはプロモーションとしてかなり効率的なことが分かるだろう。ミスiDの盛況ぶりを見たホリエモンが、「僕もミスコンとか開催してみようかな」と話すほど。もしかしたら数年後には、ホリエモンが主催するミスコンが一世を風靡しているかも!?

 ネット記事をヒットさせるためにはクオリティはもちろんだが、多くの人の目に触れさせる施策が必要不可欠。その時に有効なのが、キュレーションアプリやモデルのSNSなどを巻き込んでいくこと。普段はそのメディアに触れない人たちが記事を目にする機会を作らなければ、メディアのファンはいつまで経っても増えないのだ。

  ホリエモンがメディアのバズらせ方を語った『堀江貴文のQ&A「SNSでバズらせる方法!?」〜vol.759〜』。動画が見たい方はコチラからどうぞ!

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