1. その意味知ってて使ってる? 知らずに使うと(むやみに使っても)恥ずかしいカタカナビジネス用語20

その意味知ってて使ってる? 知らずに使うと(むやみに使っても)恥ずかしいカタカナビジネス用語20

 巷に多数存在するカタカナ用語。ビジネスマンにとって避けて通れないものだが、間違った使い方をすると、かえって印象を悪くしてしまう。知ったかぶりと思われないためにも、しっかり意味を覚えてから使いたい。

 個人によって使い方が違ったり、英語本来の意味と変わった形で使われていることもあるので、カタカナ用語を使う際には注意しなければならない。今回は、ビジネスシーンで使われている用語を20個用意した。あなたは意味をわかってて使ってますか?

日常的によく使われるキーワード

 まずは、広く使われており、一般的な会話にも使われるカタカナ用語を7つピックアップしていく。

認知度も高く普段使いもされている

  • ウィンウィン(win-win)
  • コストパフォーマンス(コスパ)
  • アポイントメント
  • スペック
  • マインド
  • シェア
  • リテラシー
 これらは日頃から使っている人も多いだろう。以下、意味と用例を簡潔に示す。

ウィンウィン(win-win)

 取引やサービスなどにおいて、双方に利益がある状態のこと。
(例):「この業務提携でウィンウィンの関係を築いていこう」

コストパフォーマンス

 労力やサービスにおける費用と効果の対比という意味。費用対効果、対費用効果ともいう。コスパと略されて使われることが多い。
(例):「このノートパソコン、重くて持ち歩きにくいけど、コスパはいいよね」

アポイントメント

 面会や面談など、人と会う約束のこと。アポと略されることも。
(例):「Aさんにアポを取っておいてください」

スペック

 仕様、能力のこと。物の性能以外に使われることもある。
(例):「クライアント先のビジネススペックが低い……」

マインド

 心、精神、志向といった意味がある。
(例):「せっかくならマインドを共有できる人と仕事したいよね!」

シェア

 主に共有、(占める)割合という意味で使われる。
(例1):「来月から家賃節約のため、ルームシェアを始めます!」
(例2):「我が社の製品の全国シェアは50%ある」

リテラシー

 本来は読み書きの力という意味だが、近年は情報を適切に取捨選択する能力という意味で使われることが多い。
(例):「情報が氾濫する現代において、メディアリテラシーの必要性が高まっている」

ビジネスシーンで比較的使われる

 ここは、普段使いはあまりされないが、ビジネス用語としては比較的使われるカタカナビジネス用語を7つ用意した。皆さんはどのくらい使っていますか?

ビジネス用語として比較的使われる

  • アジェンダ
  • エビデンス
  • マター
  • タスク
  • イニシアチブ(イニシアティブ)
  • コミット(コミットメント)
  • リソース
 ビジネスシーンでは使われるが、普段使いには少し不向きな用語たち。意味、用例は以下の通りだ。

アジェンダ

 議題、予定、計画といった意味。
(例):「今日のアジェンダを確認してから仕事を始める」

エビデンス

 証拠、根拠のこと。言った言わないのトラブルにならないようにするためのもの。
(例)「上司の許可をもらったかどうかメールでエビデンスを残しておいてください」

マター

 案件のこと。人名や役職の後ろに付けて誰の仕事かを示す。
(例):「このプロジェクトは人事部マターのものです」

タスク

 課せられた仕事、課題のこと。
(例)「今週はタスクが重なって非常に忙しい」

イニシアチブ(イニシアティブ)

 主導権のこと。ボール所持率の面からサッカーなどでも使われる。
(例):「このプロジェクトは我が社がイニシアチブを握っている」

コミット(コミットメント)

 約束、参加、委任といった意味。CMでも話題になった。
(例):「君の言う、結果にコミットするというのは本当だろうか?」

リソース

 資本や労働力といった経営資源のこと。情報も含まれる。
(例):「ブラック企業には根本的にリソースが足りない」

ビジネスシーンでも使用者は限られる?

 ここでは、前出のワード7つよりも使われる頻度は少ないが、相手が使ってきた場合、意味を理解していないとと会話が成立しないので、押さえておきたい。

自分は使わないにしろ相手が使う可能性がある用語

  • アグリー
  • マンパワー
  • ジャストアイデア
  • ペンディング
  • マイルストーン
  • ベネフィット

アグリー

 賛成、支持の意を示す際に使う。
(例):「先程の提案ですが、私はアグリーです」

マンパワー

 人的資源、労働力のこと。先述したリソースの「人を指す」限定的な言葉。
(例):「少子高齢化が進む中、マンパワーの確保が大きな課題となっている」

ジャストアイデア

 思いつきのこと。根拠が欠けることを言うときの前置き。
(例):「ジャストアイデアでよければ意見を述べさせていただきます」

ペンディング

 未定、保留、先送りといった意味。
(例):「時間内に結論が出そうにないので、この件は一旦ペンディングで」

マイルストーン

 スケジュール上の重要な節目のこと。某私大生は同名の雑誌を使って楽な講義を探したりする。
(例):「マイルストーンの設定は中長期のプロジェクトにおいて必須だ」

ベネフィット

 利益、恩恵のこと。金銭的な利益の際にはプロフィットが主に使われる。
(例):「具体的なベネフィットを示すことが商品を売るコツだ」


 以上、最近ビジネスシーンで使われるカタカナ語を20個紹介した。カタカナのビジネス用語は必ずしも使い勝手が良いわけではなく、日本語の方が通じやすいことが多々ある。きちんと意味を理解した上で、シーンやタイミングを見極めながら使っていきたい。

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