1. 日本発の店舗も続々オープン! 1杯ずつこだわった「サードウェーブコーヒー」が飲めるカフェ10選

日本発の店舗も続々オープン! 1杯ずつこだわった「サードウェーブコーヒー」が飲めるカフェ10選

出典:www.theodysseyonline.com
 先日アメリカで大人気のコーヒーショップ「コロソコーヒー」が2016年10月21日に日本初出店を果たした。2年ほど前ブームは到来し、U-NOTEでも紹介したサードウェーブコーヒー。その後も勢いは止まらず、続々と海外のコーヒーショップが日本に押し寄せている。

  しかし、日本のサードウェーブコーヒーも負けてはいない。今回は新たに情報をアップデート。そして次なるフォースウェーブについても言及していく。

サードウェーブコーヒーを3分でおさらい

ファーストウェーブ

 19世紀の後半から1960年代まで続く、コーヒーが安価で庶民に馴染みのある飲み物と認識されるようになった時代のこと。インスタントコーヒーなどが浸透し始めた頃だ。

セカンドウェーブ

 「スターバックス コーヒー」を始め、シアトル系コーヒーチェーンなどの台頭によって広がった、高品質の豆を使ったコーヒーを楽しむようになった時代。ラテやエスプレッソなどの飲み方が多くの人に認知されるようになったのもこの時代だ。
 
 ロゴ付きのオシャレなカップに入った飲み物を片手に街を歩くことが、ファッションアイコンとされるようになったのもこの頃。

サードウェーブ

 豆の生産地、価値などに注目し、ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹れるスタイル。各々の工程にこだわったコーヒーのことだ。
 ワインのように地域ごとに異なる風味や酸味、香りを楽しめることも大きな特徴だ。

サードウェーブコーヒーがここまで日本に定着した要因

 日本でこのように定着したのには理由がある。コーヒーを1杯ずつ丁寧にドリップするスタイルは、日本の喫茶店でよく見る光景だ。

 実はこのサードウェーブコーヒー。元は「ブルーボトルコーヒー」の創業者ジェームス・フリーマン氏が日本の喫茶店文化に感動し、ブルーボトルにこのスタイル取り入れたのが始まりだという。

 すなわち私たち日本人からすれば原点回帰したとも言えるだろう。サードウェーブコーヒーが日本に浸透したのは必然だったのだ。

とどまる所を知らない海外発祥サードウェーブコーヒー

 コーヒー界のAppleと言われるブルーボトルコーヒーを旗印に続々と日本出店をする海外のサードウェーブコーヒーショップ。2年前取り上げて以降も勢いは収まらない。そこで新たに日本出店した海外発祥の店をアップデートする。

ゴリラコーヒー(渋谷、池袋)

出典:blog.baycrews.co.jp
 ニューヨークのブルックリン発、ゴリラの強さをイメージし、ガツンとくるコーヒーが飲める大人気コーヒーショップ「ゴリラコーヒー」が2015年に日本初上陸した。渋谷と池袋の2店舗でアメリカンテイストあふれるオリジナルメニューが味わえる。

コーヒービーン&ティーリーフ(日本橋、越谷)

出典:www.coffeebean.com
 ロサンゼルスからアメリカ最古のスペシャルティコーヒーチェーン「コーヒービーン&ティーリーフ」が日本初上陸を果たした。ハリウッドセレブらも足しげく通うという大人気店。

 契約農園から調達するシングルオリジンの最高級アラビカ種100%のコーヒー豆を、それぞれ自社焙煎。国内では日本橋と越谷の2店舗で味わうことができる。抹茶カプチーノは日本限定のオリジナルドリンクとして提供されており、コーヒー好きでなくとも一見の価値ありだ。

ヴァーヴ コーヒー ロースター(新宿)

 「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ」が、日本1号店を新宿NEWoMan内にオープンした。カリフォルニアのショップの雰囲気をそのまま持ってきたかのような店内では1杯1杯丁寧にドリップされたコーヒーを味わえる。

 コーヒーに使用される豆は、アメリカの本店から直送されるフレッシュな豆を使用。常時幅広い種類の豆を取り揃えておりバラエティに富んでいる。フルーツのような香り高いコーヒーが味わえる。

フォーバレルコーヒー(大田原)

 4大サードウェーブと呼ばれているフォーバレルコーヒーが「SUNNY'S COFFEE feat.FourBarrel」という名でついに日本初上陸を果たした。

 本場で腕を磨いた3人のバリスタによって淹れられるコーヒーは本場そのもの。店名のフォーバレルという名前からも分かるように4つの樽に、ローストした豆を分け使用。エチオピア産、コロンビア産、グアテマラ産、ケニア産の豆をそれぞれの好みに合わせて注文することができる。

コロソコーヒー(原宿)

出典:www.localwanderer.com
 こちらも同じく本場カリフォルニアで誕生した「コロソコーヒー」。世界でオークランドと原宿にしかないというヴィンテージマシーンを使用して作っている。

 コーヒー豆は、スペシャリティコーヒーの専門企業Heart Coffee Roastersが南米・中央アメリカなどからこだわり抜いた生豆使用し自家焙煎するこだわり。ぜひ1度本場の味をぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。

海外だけじゃない! 日本が誇るサードウェーブコーヒー

 サードウェーブコーヒーといえば海外発祥のものばかり、そう思われている読者も多いはず。しかしジョージア缶コーヒーを監修したことでおなじみの猿田彦珈琲を始め、日本にも素晴らしいサードウェーブコーヒーを提供する店がある。ここからは日本発祥の人気店を紹介する。

堀口珈琲(世田谷、狛江、上原)

 「堀口珈琲」では安定した美味しさのコーヒーを提供するために、グアテマラやコスタリカ、計5カ国の生産農家とパートナーシップを結んでいる。堀口珈琲のコーヒーはブレンドすることによって、味や風味に相乗効果を促しながら豊かな香味を表現している。

 世田谷店、狛江店、上原店の都内3店舗で味わうことができる。堀口珈琲ならではのブレンドの世界を楽しんでみてはいかがだろう。

エドガワ コーヒー カンパニー(一之江)

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 ヘビーローストのコクと、浅煎りを両立させたコーヒーは、「エドガワ コーヒー カンパニー」ならではの味わい。過去には都内の美味しいコーヒースタンドとしてとりあげられたほど。下町情緒溢れる一之江に佇む名店だ。

ローキートーン珈琲店(祖師ケ谷大蔵)

出典:www.facebook.com
 「ローキートーン珈琲店」は家具などすべてを木で統一した、暖かみのあるカジュアルな雰囲気の店。本日のコーヒーは、その時々で違うので何度訪れても新しい発見がある。コーヒーを意識して作った焼き菓子も絶品で、コーヒーと焼き菓子のセットを目安に訪れる人も多い。

ザ・コーヒーショップ(渋谷、逗子、新宿)

出典:www.thecoffeeshop.jp
 「ザ・コーヒーショップ」では数多くあるスペシャルティコーヒーの中から、シビアに厳選した最高品質の豆を使用。コーヒー豆の持つ風味や味わいを最大に引き出す焙煎技術は、豆が持つ個性を最大限に表現してくれる。洗練された技術によって抽出された1杯を楽しめるのだ。

古美珈琲(南青山、新宿)

出典:bloom-branch.jp
 「古美珈琲」は純喫茶の精神性を今に表現することを志し、和と洋を融合させた珈琲店。浅煎り~中煎りのフルーティな豆を主に使用しコーヒーはネルドリップによって抽出。

 店内で提供されるヒガシヤカステラや大納言羊羹などのデザートとコーヒーの相性は抜群で買い物客や忙しいオフィスワーカーたちに優雅で贅沢な時間をもたらす。

フォースウェーブはもう起こり始めている?

 日本からコーヒー界にフォースウェーブを起こそうとしている1人の人間がいる。猿田彦珈琲店・大塚朝之氏だ。彼が目指しているのは、日本流の真摯なコミュニケーションによって、フォースウェーブを日本から発信していくこと。

 「客を喜ばせる、客にありがとうと言ってもらう。おいしいコーヒーを提供するのはそのためのツールにすぎない」と彼は語る。

 コーヒーの味には絶対の自信を持っている猿田彦珈琲。品質や味はもちろんのことコーヒーショップと客の交流、客同士が繋がるきっかけを提供していくホスピタリティこそがコーヒー界のフォースウェーブだと大塚氏は分析する。

 外食産業界でもサービス精神に重きを置く店が世界中で増加の傾向にあり、度々メディアに取り上げられている。彼の言うとおり、客に対するホスピタリティこそがフォースウェーブの鍵なのかもしれない。大塚氏が目指すジャパニーズスタイルのホスピタリティが、世界にどんな広がりをみせていくのか注目だ。


 今回はサードウェーブコーヒーの情報をアップデートした。サードウェーブコーヒーは1つのカルチャーとして確立されたと言えるだろう。次なるフォースウェーブは、さらなるエッセンスを加え昨日までとは違う、新たなコーヒー文化となり、日本から世界へと発信されることを願いたい。

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