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可能性は無限大!? 多様すぎるスナップアプリのマネタイズをホリエモンが徹底解説!

野口直希

2016/11/07(最終更新日:2016/11/07)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「カメラアプリのマネタイズ法!?」〜vol.754〜』では、ホリエモンがAIでの翻訳技術の現状と、そんな時代に外国語を学ぶことの意味について独自の見解を話した。

  今回取り上げたのは、「スナップサイトのマネタイズに関する質問です。『Web Zipper』『美人×SNAP』『streetsnap.jp』など色々なサイトがありますが、スナップサイトって上手くマネタイズができる(できている)のでしょうか? また、最近できた『itSnap』はマネタイズをしている感がないのですが、どういうふうにマネタイズしていると思いますか? 」という質問

スナップアプリのマネタイズは難しい!?

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  ホリエモンは、「『itSnap』は、普通のネット広告収入に加えて、モデルのプロダクション機能を持っている感じだね。モデルへのクラウドソーシングサイトのショーケースだと思えばいいんじゃないかな」と回答。
 
 昨今流行りのスナップサイトのマネタイズについて尋ねた今回の質問。ホリエモンはマネタイズの一例として、写真に使われたモデルのプロダクション機能も兼ね備えたアイスナップを紹介した。

 その点、今回のゲストでもある江藤美帆氏が取締役を務めるスナップマート株式会社が運営する「Snapmart」はマネタイズの仕組みが至ってシンプル。ユーザーがスマホで撮った写真をサイトに投稿してそれを気に入った閲覧者が購入、Snapmart側は仲介料を貰うという仕組みだ。

 Snapmartはサービス当初からマネタイズを意識した設計になっているが、江藤氏によれば同業者の多くはやはりマネタイズに苦戦している。例えば、中国発の「カメラ360」というサービスは1日に3億枚近い投稿があるにも関わらず、まだマネタイズには至っていないようで、最近Snapmartと提携の相談をしているのだという。スマホでのスナップサービスへの需要は高いものの、まだそれをビジネスにする方法は模索中の企業が多いようだ。

自撮りを使ったマーケティング調査!?

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 続いてホリエモンは、スマホの写真を意外な形で収益につなげている「Pay Your Selfie」というサービスを紹介。ここでは、なんとセルフィー(自撮り)をすることで小遣い稼ぎができるのだという。

 例えば、ホリエモンの新刊本など特定の商品を写した自撮りをSNSに投稿すると、ユーザーに小額の報酬が支払われる。セルフィーをマーケティング手段として活用しているというわけだ。
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 他にも、「普段どんなシャンプーを使っていますか?」や「いつもどんなタイミングで歯磨きをしていますか?」などのテーマに沿って自撮りを投稿してもらう場合もある。これはセルフィーからユーザーの動向を探るアンケートとしての効果を狙った例。「意外とひげ剃りを夕方にする人も多い」など、写真をその場で投稿させることで意外なデータが明らかになる場合もあるのだという。

 このように、カメラアプリのマネタイズといっても単に写真を売るだけとは限らない。モデルの発掘やマーケティング調査など、写真を介したいろいろな要素が、これからもマネタイズの手段として活用されるはずだ。

 スマホの一般化により、写真撮影はかつてないほどに身近な存在になった。何かを写真として留めておきたいというかなり強固な欲望をどうやってマネタイズするのか。可能性はまだまだ未知数だ。

  ホリエモンが機械翻訳の現状を語った『堀江貴文のQ&A「カメラアプリのマネタイズ法!?」〜vol.754〜』。動画が見たい方はコチラからどうぞ!

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