1. 今からでも間に合う! 準備いらずで快適キャンプ:今年大ブームの「グランピング」完全網羅!!

今からでも間に合う! 準備いらずで快適キャンプ:今年大ブームの「グランピング」完全網羅!!

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by ellekirshner
 ここ数年、アウトドアブームが高まりを見せている。日本オートキャンプ協会によると、2015年に車を使ったキャンプを1回以上楽しんだ人数を占める「オートキャンプ参加人口」が、前年比3.8%増の810万人になった。800万人を超えたのは2003年以来で、春と秋の大型連休の存在、好天候に加え、新型キャンプ施設のオープンなどが要因と見られている。

 この新型キャンプ施設こそ、「グランピング」のための施設だ。U-NOTEでも以前「グランピング」について取り上げたが、キャンプ人口を増やすほどの影響力を見せるまでに成長したグランピングについて、本記事では定義のおさらいから、続々と増えた施設、気軽にキャンプの雰囲気を堪能できる飲食店を紹介していく。

「グランピング」の定義

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出典:www.luxuryvacationsource.com
 「グランピング」は、「グラマラス(魅力的な)」と「キャンピング」を組み合わせた造語だ。いままでのキャンプは入念な準備が必要だったのに対し、準備要らずだけで楽しめるのがグランピングの特徴。ホテルや宿泊施設がキャンプ体験を提供してくれるので、自分たちでテントを張ったりする労力も不要だ。

海外生まれの「グランピング」という発想

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by danoxster
 グランピングの歴史には諸説がある。一説には、10世紀のモンゴルの「パオ」が元祖だという。パオとはモンゴル語で「ゲル」と呼ばれる移動式の住居のことで、家を持って移動する文化が発展していまに至るそうだ。

 もう一説には、19~20世紀初頭、欧州の強国が植民地を広げた時代に、貴族たちが本国での贅沢な装備を持ち込んで送った移動生活がはじまりだとも言われている。

英国での人気は2007年頃から

 Googleのトレンドデータでは、2007年に「グランピング」というキーワードでの検索が見られた。アイルランドや英国での検索が多く、現在はアメリカの西海岸での検索が人気だ。
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出典:pamperedwilderness.com
 ワシントン州シアトルの新聞「The Seattle Times」によれば、米国の「グラピング」のブームはワシントン州から始まったとしている。ワシントン州オリンピアには「グランピングのメッカ」と呼ばれる「パンパード・ウィルダネス」という、ハイレベルなグランピングスポットがある。

日本初のグランピング施設は4年前に登場

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出典:www.nap-camp.com
 欧米で人気のあったグランピングは、2012年に日本に訪れた。その火付け役となったのが、同年7月に東京・新豊洲駅近くにオープンしたグランピング施設「WILD MAGIC(ワイルド・マジック)」だ。

2012年7月に誕生した都市型アウトドアパーク。スカイツリーや東京タワーを望む約1.6ヘクタール(16,000㎡)の敷地内は、ヴィンテージデザインのコンテナ建築や備品のひとつひとつまでアメリカンディテールにこだわっています。

出典:WILDMAGIC | ワイルドマジック

 仕事帰りに手ぶらでバーベキューができるだけでも斬新なコンセプトだったが、それらの準備や後片付けはすべてスタッフがやってくれる。

 さらに、こだわりの食器で食事をしたり、冷蔵庫なども用意されたコテージ風のテントに宿泊できたりと、キャンプでもホテルでもない新たな楽しみ方が認知された。

全国のグランピング施設はいまや100カ所以上に

 WILD MAGICのオープンを皮切りに、「伊勢志摩エバーグレイズ」(三重県)や「アイランドキャンプヴィラ」(静岡県)など、グランピング施設は、現在、国内に100か所以上あると言われる。そんななか注目を浴びたのが、2015年10月30日にオープンした「星のや 富士」(山梨県)だ。

星野リゾートが手がける本格的なグランピングリゾート

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出典:hoshinoyafuji.com
 「星のや 富士」は、全国にラグジュアリーなリゾート施設を展開する星野リゾートが手がけた”本格的なグランピングリゾートである。「キャビン」と呼ばれる宿泊棟の奥にある「クラウドテラス」がこの施設の目玉で、森の中のあちこちにハンモックや椅子が設置されているほか、焚き火や調理が楽しめるエリアや、BARや珈琲店などが用意されている。
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 さらに、「グランピングマスター」と呼ばれる、星のや 富士での過ごし方を熟知したスタップがワークショップを開催したり、キャンプならではのダッチオーブンを使ったディナーが楽しめたりと、森の中ならではの楽しみを普段とは違った目線で満喫できる。

飲食業界にもグランピングブームの影響が

 グランピングは宿泊施設としてのブームだけでなく、飲食業界にもその波が押し寄せている。

 2016年9月、原宿にオープンした「原宿Hutte(ヒュッテ)」は、キャンプや山小屋のような空間で自然派グリル料理を堪能できる。グランピング風の個室で、ダッチオーブンやスキレット鍋を使ったグリル料理が楽しめるのが特徴だ。
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 2016年7月に自由が丘にオープンした「THE BANFF(バンフ)」では、まき専用グリルで焼き上げるリブロースステーキやロティサリーチキンを提供する。また、海外のキャンプでは定番の焼いたマシュマロを使ったデザートなども揃う。


 アウトドアはしてみたいものの、そこまで本格的なことはしたくない。非日常的な時間を楽しみたい。そんな消費者にとって、グランピングは”ちょうどいい”が詰まった遊びなのではないだろうか。

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