NASA公認！？　“宇宙服と同じ素材”で作られたオーダースーツの着心地を体験してきた

2016/09/08（最終更新日：2016/09/08）

業界初！温度調節素材を使ったカスタムオーダースーツ

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　近年、アパレル業界では吸汗、速乾などさまざまな機能を搭載したスーツが増えている。しかしその一方で、高機能スーツはデザインのバリエーションが限定され、自分に合った商品を選ぶのは難しいのが現状だ。　

　そんな中、自分好みのオーダースーツをつくれる「LaFabric」から、機能性素材を使った新ライン「The TECH」が誕生した。第一弾となる「#001 seasons アウトラストスーツ」は、NASA開発素材を使った高機能スーツ。生地にはマイクロカプセルが含まれており、暑いときは体から出る熱を吸収して温度を下げ、寒いときは熱を放出して温度を上げてくれる。この温度調節機能により常に肌の表面温度を31℃〜33℃にコントロールでき、4シーズンいつでも快適に着用できる。　

　しかもストレッチ性も抜群となれば、普段スーツを着る機会の少ないU-NOTE編集部も興味津々。実際に試着してみることにした。

まさに「踊れるスーツ」！通年着られてコスパも優

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　「LaFabric」はWebでオーダースーツを注文できるECサイトだが、渋谷にリアル店舗も構えている。こちらは、1人では難しい採寸をしてくれたり、生地や縫製技術をその目で確かめたりできるアンテナショップ。もちろん「アウトラストスーツ」も、生地を実際に触ったり、試着したりできる。

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アウトラストスーツ（黒色の生地）と通常の生地（紺色の生地）の伸縮性をチェック。

　U-NOTE編集部員も、さっそくリアル店舗を訪れ「アウトラストスーツ」を試着。あまりスーツを着ない編集部員だが、袖を通した瞬間に違いを体感できた。まず驚いたのが、生地の伸縮性。厚手のシルクのようなサラッと上質な肌触りでありながら、しっかりストレッチが効いている。肘やひざの曲げ伸ばしもスムーズで、これならスーツのまま自転車通勤もできそうなほど。個人的にはスーツの腕まわりの窮屈さが苦手なのだが、このモデルについては動きにくさはまったく感じない。これぞまさに「踊れるスーツ」！　オーバーサイズではないのにとても動きやすく、シルエットもスマートだ。試着用のスーツでこの着心地だから、自分の体に合わせたオーダーメイドをあつらえれば、さらに体に馴染むはずだ。

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　さらに、スーツを着たまま外に出てみることに。この日は残暑が厳しく蒸し暑かったのだが、外で体を動かしても快適温度をキープ。冷房のきいた室内から屋外へ出ると温度差に体と心が負けそうになるが、このスーツなら不快感を覚えずにすんだ。スーツとシャツの間に熱がこもることもなく、満員電車のストレスも軽減されそう。我ながら単純だが「NASA開発素材」というだけでテンションが上がるし、クライアントとの会話の糸口にもなりそうだ。

「アウトラストスーツ」はこんな人におすすめ

温度調節機能つきだから、外回りの営業マンも快適
めったにスーツを着ない人も、これ1着でオールシーズンOK！
伸縮性抜群！　窮屈なスーツから開放されたい人も納得

　「LaFabric」では、今後も毎月1モデルを目指して新作を発表する予定。今回紹介した「The TECH #001 seasons アウトラストスーツ」は温度調節機能と伸縮性が大きな魅力だったが、第2弾は撥水性が高くシワになりにくいスーツを発売するとのこと。他にも上質な水を使い、美しい染色を施した「The ROOTS」、フェアトレードの素材を使った「The SOCIAL」といった新ラインも誕生するようだ。一度Webサイトにボディサイズを登録すれば、2着目以降はさらに気軽にオーダーできるので、ぜひ「アウトラストスーツ」を最初の一着に選んでほしい。