1. 何だかとにかく腹が立つ! その“イライラ”、実は日本の国民性でした。

何だかとにかく腹が立つ! その“イライラ”、実は日本の国民性でした。

 私たちは日々の中で、あらゆる“イライラシーン”に遭遇する。一度イラッとしてしまうとなかなかイライラを払拭できない人も多いのではないだろうか。

日常に溢れるイライラシーン

“人混み”にイライラ

 ビジネスマンにとって避けられないのは通勤ラッシュ。駅の人混みをかき分け何とかホームに辿り着き、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に揺られる……そんな毎朝を過ごして、強いストレスを感じている人は多いだろう。

 人混みにイライラしても、誰も悪くない。イライラした気持ちを向ける対象がないため、通勤ラッシュのストレスは溜まりがちだ。

“失礼”にイライラ

 名刺交換で自分よりも先に渡す部下、理不尽で嫌味な小言を言う上司、しつこい営業の電話……わきまえるべき礼儀を守れない人に対して、イライラした経験があるだろう。

 オフィスシーンに限らず、行列への横入りやぶつかっても謝らない人など、私たちは“失礼”な態度を取られた時、イライラすることがある。

“待たされる”にイライラ

 例えばコンビニの会計で、前の人がなかなか小銭を取り出せない時。こんなことで目くじらを立てては心が狭い……と思いつつも、ついイラッとしてしまう人もいるのではないだろうか。

 他にも、電車やバスが遅れたり、飲食店で頼んだ料理がなかなか出てこない時など、“待たされる”ことに関してストレスを感じるシーンは多い。

 これらは割り切るべき仕方のないことのようにも思えるが、同じような状況は他の国にもある。例えば、フィリピンでは通勤時の電車乗車率は200%超であり、ストライキが盛んなヨーロッパでは電車やバスが来ないことは日常茶飯事である。しかしこれらの状況に対して、各国民が日本ほどイライラする傾向はないようだ。

 では、日本人はなぜこうもイライラするのだろうか? それには、日本人独特の国民性が大きく関係していたのだ。

どうしてこんなにイライラするのか? 日本人の3つの国民性

出典:tokyo.for91days.com

“シャイ”な日本人

 日本では古くから「和」を重んじる精神が根付いており、飛鳥時代に聖徳太子が制定した十七条憲法の「和をもって貴しとなす」の一文はあまりに有名だ。そのため、周囲との調和を乱すような自己主張は良くないこととされ、自己表現が苦手で内向的な国民性になった。

 そんなシャイな日本人は、世界と比べて「パーソナルスペース」が広いと言われている。パーソナルスペースとは「他人に近づかれると不快に感じる空間の範囲」のことで、精神的なバリアのようなもの。これが広いほど他人を寄せ付けたくないということだ。

 ただでさえ他人に近寄られたくない国民性なのに、人口密度の高い日本では何かと人混みは避けられない。そんな状態が日本人をイライラさせているのだ。

“礼儀正しい”日本人

 上で述べた通り、「和」を尊び皆で団結して生きてきた日本人にとって、周囲と敵対するのは最も避けたいことである。そのため、相手の気分を害さないように思いやる精神が培われ、それが今日の日本人の礼儀正しさにもつながっている。

 日本人の礼儀正しさは世界的に評価されているが、裏を返せばその代償を相手にも求めることがあるということだ。礼儀が守れない人には、強い不満を抱いてしまう。お互いにおおらかであれば気にならないことも、日本の美徳が逆に窮屈な環境を生み出しているのかもしれない。

“神経質で短気”な日本人

 日本人は失敗することを嫌い、完璧に物事を進めたいがために神経質になりがちだ。

 実は、この日本人の性格は「切腹」文化からきている。お隣の中国では、敵に投降してもその後出世をした歴史的人物が多くいるのに対して、日本では戦の敗北に対して責任を負い、切腹をすることで名誉を守った。もちろん現代に切腹など存在しないが、失敗に対しては相応の責任を負わなければならないという考え方は現代にも受け継がれ、失敗を嫌う神経質な国民性となった。

 そんな神経質な日本人は、時として短気になることも。“待たされる”ことで自分のスケジュールが狂ったり、ちょっとでも時間に余裕がなくなることにイライラしてしまうのだ。

 日本人の国民性は良い部分もあるが、イライラしてしまいがちな側面も持ち合わせていることがわかった。それでは、そんな日本人である私たちが今すぐ実践したい、イライラ即効解消法を紹介しよう。

たったこれだけ! イライラ即効解消法

3つのイライラ解消法

  • 解消法①:ガムを噛む
    ストレスを和らげるホルモン「セロトニン」が分泌される
  • 解消法②:コーヒーに砂糖を入れる
    少量の砂糖はストレスホルモン「コルチゾール」を抑制する
  • 解消法③:手の平のツボを押す
    手のひらのちょうど中央にある「手心」のツボ
 人の感情や気分はホルモンによって左右されている。上記のホルモンをうまくコントロールすることが重要だ。それは薬やサプリメントではなく、ガムや一さじの砂糖といった身近な「食」から実践できる。また、「手心」は腸の働きに深く関連するツボなので、親指の腹でぐっと押さえるように刺激すれば、消化吸収力を高めて体に活力を与えてくれるのだ。


 今回は、イライラしやすい日本人の国民性とその連関を取り上げた。あなた自身にも当てはまる部分があったのではないだろうか? 自身の国民性を理解することで、イライラとうまく向き合うきっかけになれば幸いだ。

 最後に紹介したイライラ解消法はその場で効果が出るものなので、イライラしてしまった時にはぜひ実践してみてほしい。何はともあれ、心に余裕を持って活き活きとした毎日を送りたい。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する