1. ストリートパフォーマーを救う「渾身のアイデア」にホリエモンのジャッジは? 「ニーズはあるけど…」

ストリートパフォーマーを救う「渾身のアイデア」にホリエモンのジャッジは? 「ニーズはあるけど…」

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「儲からないけどニーズあり!?」〜vol.710〜』では、日本のストリートパフォーマンスに人気を集めようとする渾身のアイデアをホリエモンが厳しく評価。

 今回取り上げたのは、「ストリートパフォーマンス特化型のメディアサービスを立ち上げようと思っています。個人で活動するパフォーマーのレベルは高いことが多く、知名度は低くてもコンテンツとして魅力的なものが多いと感じてます。一方で、パフォーマンス場所が少ないことが彼らの大きな課題です。

 この問題を解決するために、場所を求めているパフォーマーとスペースのある店や施設をマッチングするサービスを考えました。両社無償でマッチングするケースに加えて、どちらかがプライシングの上でマッチングするケースも発生すると考えています。仲介手数料でのマネタイズを検討してますが、1件あたりの単価は低いと思うので数をとにかく増やすことが重要ですが、堀江さんから見てこのマッチングビジネスの見込みはありそうでしょうか」という質問。

ホリエモン「ニッチだけど、ニーズはありそうだね」

 ホリエモンは、「ニッチだけど、ニーズはあるかも。フリーの芸人をマッチングする『芸人市場』というサイトに近いかもね。こちらは一方通行的だけど」と回答。

 レベルが高いストリートパフォーマーが埋もれてしまっていることを憂い、パフォーマーと彼らを起用したい施設をマッチングするサービスを考えた質問者。これに対するホリエモンの意見は、一言にまとめれば「儲からないけど、ニーズはありそう」だ。

 まず、ホリエモンは質問者のアイデア自体はそこそこ評価しているが、類似のサービスは既に存在している。「芸人市場」というサイトは、パントマイムや音楽、お笑いなど様々な芸人がプロフィールや得意分野を登録しておき、イベントを開催する施設がサイトを通じて希望の芸人にオファーできるサービス。

 こちらのサービスでは、芸人側からのオファーができないのが大きな特徴。オファーを出すのはあくまで企業側のみに限られており、芸人側のメリットは宣伝媒体が1つ増える程度なのだ。

ホリエモン「儲からないけど、それでもいいならやってみれば?」

 一方、質問者が提案するサービスの特徴はパフォーマー、企業の双方が情報を登録しておくこと。企業側の情報も掲載されているため、パフォーマー側からも自分を売り込んだり、場合によってはやりたい企画を提案したりすることができるわけだ。

 こうした点から、既存サービスより芸人側のメリットが強いサービスなので、ホリエモンは「芸人には喜ばれるからやってほしくはある」と語る。とはいえ、最大の欠点はホリエモンも言うように、サービスがニッチでなかなかスケールの可能性が見えないこと。

 質問者は、マッチングが成立した際の仲介手数料を収益の要に考えているが、サービスの性質上、手数料を高く設定するのはかなり難しい。登録するパフォーマーも、彼らにオファーしようと考える店や施設も、ほとんどの場合はお金を持っているとは言い難いからだ。
 「1件あたり数百円しか手数料をとれないんじゃないかな」とかなり厳しい現実を突きつけるホリエモン。そうなると成約件数自体を増やすしかないが、こちらもターゲットがニッチなため、簡単にはいかなさそう。なので、ホリエモンも言うように「ニーズはあるけど、儲からなさそう」というのが現実的なところ。

 とはいえ、こうしたサービスがあれば芸人側としてはかなり救われるはず。質問者の文章からはパフォーマーを助けたいという思いがひしひしと伝わってくるが、どうやらこの目標を達成することはできそうだ。ホリエモンは、「儲からなくてもそれでもやる気があるなら、ぜひやってほしいね」とポジティブな言葉で締めくくった。

 ホリエモンがビジネスプランを徹底評価した『堀江貴文のQ&A「儲からないけどニーズあり!?」〜vol.710〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!

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