1. なぜ仕事ができない人に「肥満」が多いのか? 肥満がビジネスに及ぼす大きな影響

なぜ仕事ができない人に「肥満」が多いのか? 肥満がビジネスに及ぼす大きな影響

出典:www.bu.edu
 最近巷で取り沙汰されている“健康志向”。肥満とは無縁だったはずの10代を過ぎ、まだ大丈夫と思っていたら、最近お腹周りが気になり始めた……。そんな人に向けて、肥満について言及したいと思う。よくよく考えてみると、あなたの周りにいる「仕事ができない人」は、肥満である場合がないだろうか?

肥満の定義とは?

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 肥満の定義とは一般的に、「標準体重に比べて体重が多いこと」だと思われがちだ。しかし実際には、単に見た目が太っていることが肥満というわけでなく、体に脂肪が過剰に蓄積された状態のことを指す。目安としては、一般的に成人男性ならば体重の15~20%が脂肪で、25%以上なら肥満とされる。

 なので、筋肉量が多く標準体重を超えている人は肥満とは言わない。過体重イコール肥満とは一概には言えないのだ。医学的に、治療が必要とされる肥満は、ウエストサイズで、へそ上から計って男性は85㎝以上とされている。

加齢と基礎代謝

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加齢と肥満の関係

 加齢によって、細胞の生まれ変わるサイクルが遅くなり、エネルギーを消費してくれる筋肉量が低下する。さらに、基礎代謝が落ち体内の脂肪燃焼効果が下がることが原因で、肥満になっていく。加齢によって、脂肪が皮下脂肪と内臓脂肪という形で蓄積されていくのだ。

 男性の場合、余分なエネルギーが、特に内臓脂肪の形で体内に蓄積されやすい。内臓脂肪は体脂肪の中でも、最も悪影響を及ぼしやすく、生活習慣病と密接な関係にある。

基礎代謝のピーク

 一般的に、基礎代謝のピークは男性の場合、18歳頃をピークに、20歳以降は徐々に落ちていく。18歳頃のピーク時の基礎代謝で平均1600kcalほどだ。30代に入る頃には、平均1500kcalほどにまで落ちる。しかし基礎代謝は筋肉量を増やすことによって、維持することが可能だ。

 一般的に太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、消費しきれなかったカロリーが脂肪として蓄積されてしまうことにより起こる。肥満のことを考えると、基礎代謝がいかに重要かわかる。

日常生活からビジネスまで:肥満の及ぼす影響

日常生活に及ぼす肥満の影響

 ここでは、肥満であることによって起こる影響について以下にまとめる。

肥満が及ぼす日常生活への影響

  • 肥満によって体の体積が増えることによって、血管、心臓への負担が増す。
  • 体重の増加によって、膝や腰への負担が増す。
  • 生活習慣病(脂質異常症、高血圧、糖尿病など)へのリスクを高める。
 日本人は、元来インスリンの分泌能力が低いため、少し太るだけでも糖尿病をはじめとした生活習慣病になりやすくなる。アメリカなどの欧米諸国ではBMIが30を超えると、生活習慣病になるリスクが二倍になるのが、日本人は25を越えると生活習慣病になるリスクが二倍になる。
出典:articles.mercola.com

ビジネスに及ぼす肥満の影響

 ニューヨーク州立大学とバージニア工科大学の合同の研究によると、肥満の人は、そうでない人に比べて、生産性が低く、不健康な割合が高い。そして、肥満の人はそうでない人に比べ、40%耐久時間が低く、回復する時間も多く要した。肥満は集中力の欠如だけではなく、仕事の効率を著しく下げてしまうことがわかる。

 そして、肥満の及ぼす影響をもう一つ紹介する。肥満であるが故に、ネガティブハロー効果(他者が人を判断する際にネガティブな判断をしてしまうこと)を与えてしまうことがある。本来優秀であっても、印象として自己管理能力が低いと、心理的に受け取られてしまうのだ。

 また科学的にもボストン大学の研究から、肥満男性はそうでない人に比べて、IQが低いという結果も出ている。


 今回は健康志向が高い人へ向けて肥満を紹介してきた。20代を過ぎ、基礎代謝がどんどん落ち、肥満になるリスクが高まっていく。そんな危機を感じた人には、ぜひ健康に気を遣ってほしい。肥満であることで、健康面だけでなく、ビジネス面でも、ビハインドを抱えてしまうこともわかったはずだ。この記事が読者の肥満に対する意識のきっかけになれば嬉しく思う。

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