1. エアコンが効かない? ひょっとしたらガス漏れかも?

エアコンが効かない? ひょっとしたらガス漏れかも?

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出典:superiorinsulationco.com
 先シーズンから久々にエアコンの電源を入れてみたが効きが悪くなってしまった……。その原因は一体なんだろうか。もし原因がガス漏れだった場合どうすればいいのだろうか。そのような悩みを解決したい読者は必見だ。

エアコンが効かない……その原因は?

 エアコンが効かない原因はいくつか考えられる。お手入れひとつで簡単に改善できるものから、もう手の打ちようがない場合も考えられるので、その原因についてしっかり調べてみることが大事である。

 根本的な原因だが、エアコンの能力と部屋のサイズが合っていない場合が考えられる。エアコンには対応畳数という指標でその能力を示すが、対応畳数が6~8畳となっている場合、「鉄筋住宅なら8畳まで、木造住宅なら6畳まで対応可能」という意味である。また同じエアコンでも冷房と暖房で対応畳数が違う場合もあるため、部屋のサイズと対応畳数が本当にマッチしているか確認してみよう。
 
 次に室外機の周りに色々とものが置いてあるとエアコンの効きに影響する。室外機は熱を排出する役割を持つため、空気の流れが悪くなったり、室外機に熱がこもってしまったりしてエアコンが効かなくなってしまう可能性がある。そのため、室外機の周りに色々ものを置いている場合はそれらを少し離れた場所に置いてみるとよいだろう。また、室外機に直接日光があたっている場合も同じ理由からエアコンの効きが悪くなってしまうため、日陰に移動させたり、すだれや植木などを使って日陰を作ってあげたりすると良い。

 埃やゴミによるフィルターの目詰りだ。エアコンは室内の空気を取り込んで、それを温めたり冷やしたりして吐き戻すという仕組みになっている。そのため、部屋の空気が埃っぽい場合、エアコンを使用しているだけでどんどん埃が溜まっていってしまう。また、エアコンをずっと使用しない場合も、埃が溜まってしまうので、結局定期的な掃除が必要になってくる。ずっと放置していると埃だけでなくカビなども繁殖してしまうため、自分で掃除ができない場合はエアコンのクリーニング業者に頼むと良いだろう。

 最後に、エアコンのガス漏れが原因で効きが悪くなってしまう場合も考えられる。これについては次項で詳しく説明する。

エアコンのガス漏れとは?

 エアコンのガス漏れとは、冷媒ガスという空気を冷やす際に用いるガスが漏れてしまうことである。ガス漏れについて解説する前に、その仕組について簡単に説明する。

 エアコンは、取り込んだ空気を冷却したり加熱したりするヒートポンプ技術が用いられており、その際に冷媒ガスが大きな役割を果たす。冷媒はエアコンの室内機と室外機の間をぐるぐると循環し、空気の熱を運び出している。具体的には、冷媒ガスの気化熱を利用している。冷媒ガスに圧力をかけると液体になり、圧力を戻すと気体に戻る。一般的に、液体が気体になる過程で熱を奪い、気体から液体になる過程では熱を放出する。その仕組を用いて熱のやり取りを行っているのだ。

 そのため、エアコンの冷媒ガスは室内機にも室外機にもある。どちらにおいてもガス漏れが起きてしまえばエアコンの機能は低下してしまう。室内機の冷媒ガスが漏れている状態でエアコンを起動させると熱交換器に霜がつく。(熱交換器とはエアコン内部にある鉄製のギザギザした部分)一方、室外機の冷媒ガスが漏れている場合は、室外機から出ているパイプに霜がつく。

 いずれの場合においても自分で修理することは不可能なので、ガス漏れの兆候が見られたらエアコンの専門業者に連絡して点検してもらうと良いだろう。ガス漏れの原因は劣化によるものもあるが、取り付けミスも考えられる。前者の場合は買い替えを検討するしかないが、後者の場合は直してもらえば改善する。

エアコンを長持ちさせるためのコツ

 エアコンを長持ちさせるコツは上に挙げたエアコンの効かない原因を潰すことである。まずエアコンの購入の際に、その能力が自分の部屋に対して十分なのかしっかり把握することが必要だ。特に冷房と暖房では対応畳数が異なる場合があるので気をつけよう。

次に、意外と知られていない室外機周りの工夫は取り入れると、エアコンに無駄な負荷がかからないため長持ちしやすくなる。室外機に熱がこもってしまうようなものが周りにおいてないか、日光が直接当たっていないか気をつけるだけでよい。節電にも役に立つので一石二鳥だ。

 一番重要な定期的なメンテナンスである。埃やゴミが溜まってしまうとエアコンの不具合の原因にもなり、カビ臭さの原因にもなってしまう。また、エアコン内部にカビが発生すると、それをエサにゴキブリなどの虫がよってくることもあるので気をつけなければならない。月に一回程度の掃除を行っていれば、エアコンはだいぶ長持ちするだろう。


 エアコンが効かない場合はこの記事に書いてある原因を検討してみると良いだろう。冷媒ガスが漏れてしまったり、対応畳数が適切でなかったりした場合は買い換える必要があるが、そうでない場合はひと工夫するだけでエアコンの能力が復活するかもしれない。

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