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お手入れの頻度やタイミングは? コーヒーメーカーの洗浄方法を紹介!

粕谷満子

2016/12/21(最終更新日:2016/12/21)


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出典:www.veg-table.net
 使う人は毎日使うコーヒーメーカー。いつでもおいしいコーヒーが飲めて非常に便利な代物だ。しかし、毎回使い終わったあとに洗うようにしても、小さな汚れはコーヒーメーカーの各所に溜まってしまうもの。かといって、使うたびに分解して洗浄するのはなかなか現実的ではない。では、コーヒーメーカーを洗浄する頻度やタイミングは、どのようなときがベストなのだろうか。

コーヒーメーカーの洗浄の頻度やタイミングについて

 コーヒーメーカーを毎日使う人なら気になるだろう洗浄頻度。おそらく月に一回程度が現実的かつ効果的だろう。パーツを分解しなければならなかったり、本格的に洗浄しようとすると手順が複雑であったりなど、なかなか煩雑であるから、時間がある休日に行うのがいいかもしれない。

 また、タイミングについてだが、お湯の出が悪くなったり、注ぎ口に水垢やかすなどの汚れが目立ち始めたりしたときが「洗浄するように」というサイン。前回の洗浄からそこまで時間が経っていなくても、今挙げたような汚れが目に付いたら、積極的にお手入れをしよう。

酢を使った簡単洗浄!

 構造上、水をいれるタンクが大体のコーヒーメーカーに設置されている。水をいれるということは水垢が溜まる、ということ。水垢付きのコーヒーメーカーは使っていても気持ちよくないもの。しかし取り外して洗浄することは不可なことが多く、また、内部にスポンジも届きにくい。洗剤を使うのも憚られる……。

 そんなときに用いるのが、家にあるお酢。やり方は簡単。水で薄めた酢を、フィルターをセットしたコーヒーメーカーに注いで、いつもと同じようにドリップをさせるだけ。これで、コーヒーメーカーのタンク内の汚れはおおかた落ちる。水と酢の割合だが、酢:水=1:2を目安に混ぜると丁度よい。買って来て使い始めてから数年、一度も洗浄したことない……などという人は、酢:水の割合を半々にするなどして、少しだけ酢を多めにすると良いだろう。

なかなか落ちないコーヒーメーカーの汚れを落とすには?

 酢でも落ちないコーヒーメーカーの汚れの場合はどうすればよいか。ここでは、そのようなときの対処法を紹介する。

 たとえば、コーヒーメーカーの溝などの細かい部分に挟まったコーヒー油。コーヒーメーカーに溜まったコーヒー油は、淹れたコーヒーに油が浮く原因になってしまう。元は豆に含まれる油分であるから飲んでもまずいものではないのだが、見た目という点で気になってしまう。ましてや人様に出す場合のコーヒーに、油は浮かせたくないもの。

 そこで用いるのが重層。重層には油を浮かせて落とす効果があるため、非常に便利である。水で溶いてペースト状にした重層を、汚れの気になる部分に塗って擦れば、簡単に落ちる。他に、コーヒーポット等に付いた茶渋も落としてくれる、というすぐれものだ。

 機械のなかのパイプやタンクにたまった水垢には、クエン酸を使うのが効果的だ。クエン酸はその名の通り酸で、水垢の原因になるカルシウムと中和して、綺麗すっきり落としてくれる。お気づきの人もいるかもしれないが、先ほど紹介した酢の役割をクエン酸は果たしているのだ。つまり、酢水の代わりにクエン酸をお湯で溶かして、タンク内を洗浄することも可能、というわけだ。

 コーヒーメーカーを洗浄する際には、必ず説明書を読むこと。種類によっては食器用洗剤を使うと壊れてしまう場合もあるので、慎重におこなうことを心掛けるように。


 汚れの溜まったコーヒーメーカーよりも、ぴかぴかで綺麗なコーヒーメーカーで淹れたコーヒーのほうがおいしく感じるのは気のせいではないだろう。定期的にコーヒーメーカーを洗浄して、おいしいコーヒーを楽しんでほしい。

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