1. 電気ケトルの臭いが気になる? 電気ケトルのにおい消し方法

電気ケトルの臭いが気になる? 電気ケトルのにおい消し方法

出典:uk.businessinsider.com
 電気ケトルといえば、電気ポットよりも手軽に沸かせて、しかもあまりスペースを取らないため収納にも優れている、とても便利なものだ。しかし洗わないで使い続けると臭いの原因にもなる。電気ケトルの臭いを消す方法や、臭いにくい電気ケトルはどういったものなのかを、紹介していこう。

電気ケトルの臭いの原因は?

 体感したことのある方も多いと思うが、電気ケトルから思わず顔をしかめるような臭いが発せられることが、多々ある。せっかくティータイムなどでくつろごうと思っても、お湯を沸かす電気ケトルから異臭がしてくるのでは、気分が台無しだ。

 原因は、大きく分けて二つある。ひとつは、電気ケトルの内壁に使われているプラスチックだ。プラスチックは主に熱可塑性樹脂(ポリプロピレンなどが代表的)からできていて、それらが熱により溶けると、プラスチックの中に入っていた添加剤が溶けだし、臭いが発生する。これらのプラスチックは不燃物を燃やすと出てきたりするダイオキシンなどは含まれていないため、健康面的にはそこまで問題はない。しかも原材料費が安いので、材料として使用している製品が多いのだ。

 もうひとつの原因は、容器の底に付着する湯垢だ。湯垢は水にもともと含まれているミネラル類がこびりついたもの。カルシウムやマグネシウムなどの化合物である場合がほとんどのようだ。これは汚れといいかえてもよく、放置したままでいると雑菌が繁殖し、それにより臭いが生じてしまうのだ。

電気ケトルのにおい消し方法

 それでは、臭いを消すためには、どうしたらよいのだろうか。まず、プラスチックが熱で溶けることにより出てくる臭いへの対策だが、これは臭いが薄まるまで使い続けるのが最善というしかない。素材自体が原因である以上こちらではどうすることもできないからだ。幸い健康への害はなく、何回か数回使えば臭いはなくなることがほとんどなので、最初の何回かだけは我慢しよう。

 湯垢による臭いは素材からくるものではないので、手を打つことができる。一番効果的な対策といえるのが、クエン酸洗浄法だ。具体的には、水で容器を満杯にした後クエン酸を大さじ2杯ほど入れ、沸騰させる。沸騰し終わったら電源を切り、約1時間放置する。そして最後に中のお湯を捨て、水で容器をすすぐ、といったものだ。湯垢の原因は大抵、水に含まれるカルシウムや鉄分というミネラル成分なので、クエン酸を加えて中和反応を起こすことで、水に溶ける物質が生成し、水ですすぎ落とすことができるのだ。

臭いにくい電気ケトルはコレ!

 容器に含まれるプラスチックを原因とする臭いについては、最初の2,3回我慢するほかないと述べたが、一度でもそのような臭いを嗅ぎたくないという場合はどうしたらよいのか。そのようなときは、ステンレス製の電気ケトルを買うことをお勧めする。ステンレスは名前の通り金属でできた容器で、プラスチック等熱可塑性樹脂はあまり含まれていない。そのため、熱を受けても溶けだしにくく、臭うことがないのだ。

 しかし、こういった種類の電気ケトルは高価であることが多く、それに、使用するにつれて内部に赤いサビ状のものが付いてきて見た目的にも目立つので、一長一短ではある。ただ、見た目はあまり気にしないが臭うのは嫌だという方にとっては、多少高くともステンレス製の電気ケトルが適していると言えるだろう。
 

 以上電気ケトルの臭いの正体と、その対処法について述べた。電気ケトルの嫌な臭いが生じたからといって、特段健康被害にあうわけでもないのだが、対処したほうが紅茶もコーヒーもおいしくなるだろう。この記事が皆さんにとって少しでも役に立てば幸いである。

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