1. 「企業とのコラボなんて当たり前じゃん」 ホリエモンも呆れた“アイデア出しでの最悪な失敗”とは?

「企業とのコラボなんて当たり前じゃん」 ホリエモンも呆れた“アイデア出しでの最悪な失敗”とは?

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「ゲームは使い勝手!?」〜vol.700〜』では、ホリエモンがどうしようもない質問に珍しくさじを投げた。

 今回取り上げたのは、「主人公とユーザーがSNSの様な感覚でやりとりをして主人公の危機を救うアドベンチャーゲーム『Lifeline』が昨年、日本と中国の有料AppStoreで1位を獲得したそうです。この手のゲームで、タイアップ広告のような働きを持たせることができないか模索しています。

 そこで、北海道新幹線応援キャラの「ずーしーほっきー」をテーマにしたゲームを作ってみました。北斗市をPRする内容になっており、ユーザーは無料でゲームを楽しめ、広告主はPRでき、作者は広告主から収益を得るというWin-Win-Winの構図が描きたいと思っています。まずは利用が無料である役所・役場管轄のキャラを使って認知を広め、徐々に企業からの依頼を貰えるようになりたいです。マズイ点や改善点をご指南下さい」という質問。

北斗市のキモカワキャラ「ずーしーほっきー」が意外なが大人気!?

 ホリエモンは、「ゲームブック懐かしいね。それなりにバズれば効果もあるんじゃないかな。ずーしーほっきー系のゲームも結構あるんだね……。スマホで使いやすければ良いと思うよ」と回答。

 主人公とユーザーがやりとりすることで多様な物語が展開するスマホゲームの好評を受けて、北海道北斗市の公式キャラクター「ずーしーほっきー」を使ってゲームを作った質問者。ずーしーほっきーは北斗市名産のホッキのにぎり寿司をモチーフにした、何とも言い難いキモカワなキャラクターだ。
 どうやら質問者以外にも、ずーしーほっきーを使ったゲームはたくさん存在するらしい。横スクロールアクションゲームやカメラアプリなど、ホリエモンもびっくりするほどのラインナップだ。

 ずーしーほっきーの意外なヒットを知ることもでき、回答ではそれなりに好評価に見えたホリエモンだったが、実際は今回のゲストでコンサル経験も多く持つLiNK-UP株式会社代表取締役社長CEO 小田吉男氏と口を揃えて「だから何?」とほとんど興味を持てない様子。

ホリエモン「ゲームと企業のコラボなんて、既にたくさんあるじゃん」

 質問者が狙っているのは、無料ゲームに地方自治体のキャラクターを登場させることで自治体からPR費をもらうビジネスモデル。ユーザーも無料でゲームがプレイでき、制作側も開発費を確保でき、自治体の広報にもなるというのがこのモデルのメリットだ。

 とはいえ、「こういうゲームと企業(or 自治体)のコラボなんてどこでもやってるよね」とホリエモン。質問者がいうようなビジネスモデルも全く目新しいものではなく、有り体にいってしまえば「何を質問したいのか全く分からない」というのがホリエモンの正直な感想だ。
 ずーしーほっきーを扱った無料アプリが既にたくさん存在しているのが、こうしたコラボが当たり前になっている何よりの証拠だろう。同じような考えで行動している人はいくらでもいるし、既に成功例も無数にあるのだ。

 しかし、コンサルとして企業の相談を受ける機会も多い小田氏は、「こういう企画に呼ばれることもよくあるけど、ほとんどは外しているね」とぶっちゃけた意見。ホリエモンの回答にもあるようにゲームとしての質さえ良ければ成功することもあるのだろうが、儲け先行でエンタメに手を出したところで、ほとんどは微妙なクオリティにしかならないということだろう。

 ホリエモンと小田氏が「もう回答をパスしていいかな」というほど現場は微妙な空気に。特に目新しさもないので、助言することすら思いつかないのだ。今回の質問者のように、自分では新しいビジネスモデルを思いついたと思っていても、世間では既にそれが当たり前になっているというケースは少なくない。

 アイデアを閃いたら先行者や類似モデルの存在を調べるのはビジネスの鉄則。もしも先行者がいたとしても、決して諦める必要はない。それを基にブラッシュアップを繰り返すことで、まだ誰も試していない画期的なプランが生まれるのだ。

  ホリエモンがアイデア出しの基本を語った『堀江貴文のQ&A「ゲームは使い勝手!?」〜vol.700〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!

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