1. “貯蓄”はダイエットと同じである! FPが教える、「100万円」を確実に貯める方法とは?

“貯蓄”はダイエットと同じである! FPが教える、「100万円」を確実に貯める方法とは?

by Images_of_Money
 ――貯蓄は、しばしばダイエットに例えられる。どちらもコツコツと毎日の努力が結果に反映される点と、リバウンドに注意が必要な点が似ている。ダイエットのリバウンドは、運動や食事制限を止めてカロリー過多になることで体重が戻ってしまうことを指すが、貯蓄の場合はどうなるのだろうか?

 貯蓄のリバウンドとは、日々の努力(節約)に疲れて、貯まったお金を無駄遣いしてしまうことだ。貯蓄もダイエットも継続することが重要だ。貯蓄もダイエットも成功するために最初にするべきことは、目標値(貯蓄額)を決めることだ。

 目標となる貯蓄額はいくらでもかまわないが、現在あまり貯蓄が出来ていないという方には、まずは、キリのいい「100万円」を目標額とするといいだろう。今回は、100万円を確実に準備する方法について書いていきたい。

貯蓄の仕組みを構築する

by Tax Credits
 しっかり貯蓄をするための唯一の方法は、「貯蓄の仕組み」を構築することだ。この仕組みさえ構築できれば、後は時間が解決してくれる。貯蓄の仕組みを構築するうえで具体的にすべきことは、通常の生活口座とは別の口座で積み立てを始めるということだ。

 ただ積み立てをするのではなく、日々使う生活口座とは別の口座を使う点がポイントだ。生活口座とは別の口座移すことにより日々の収支と切り離した状態で、管理することできるからだ。

「収入」-「支出」=「貯蓄」 
 
 この数式自体は誰でも知っている式だ。この式を少しいじって、「貯蓄」と「支出」を入れ替えてみよう。

「収入」-「貯蓄」=「支出」となる。

 数学的には、どちらの式も数字が変わることはない。ところが、お金の話になると話が異なる。「気がついたら、月末にお金が残っていなかった」こんな経験をしたことはないだろうか? そうならないように貯蓄をしたいのであれば、最初に貯蓄を引いておくことが重要なのだ。

 金額としては、手取り収入の20%程度を目安に始めるといいだろう。手取りが20万円の方であれば、4万円を毎月貯めていくということだ。2年強で、100万円を貯めることが出来る。

貯蓄ペースを加速するには

by Iain Farrell
 もっとペースを上げて貯蓄をしたい! そんな場合は、ボーナスも上記の強制積み立てに組み込むことを検討しよう。

 ボーナスまで強制積み立てに回しても大丈夫なのか?と心配になる方もいるだろう。毎月の給料で、日々の生活が回っているのであれば、ボーナスは日々の生活費には充当されない。ではボーナスは、どんな用途の支出に回ることが多いのだろうか?

 ボーナスは、冠婚葬祭や帰省代といった、必要な支出に充当される一方、家電や家具の買い替え等、緊急度の低い支出にも回されることになる。金額は、手取り支給額の半額は貯蓄に回したい。

 仮に手取りが40万円だった場合、最低20万円ということになる。これが出来ると、1年強で100万円用意できる。


 冒頭で貯蓄とダイエットの話をしたが、貯蓄もダイエット同様、気の緩みで今までの努力が水の泡になってしまう。

 折角100万円貯めても、数十万円単位の買い物をいくつかすると手元資金はあっという間に減ってしまう。貯める仕組みを構築したら、きちんとそれを続けて行くことをお忘れなく。


執筆者:平原  直樹
ブロードマインド株式会社のファイナンシャルプランナー。
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!  難しいお金の話を分かりやすく解説します。 

  くらしとお金の相談メディア「Sodan(ソダン)」でも、役立つ多数のマネー情報を発信中。その他の記事はこちら

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