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ビジネススーツのマナー! スーツと靴の色の合わせ方を知ろう!

粕谷満子

2016/12/22(最終更新日:2016/12/22)


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出典:cityofrainandcoffee.wordpress.com
 ビジネスで信頼を得るために必要なのが清潔感とその場にふさわしいビジネススーツの着こなしである。そのためにビジネススーツの最低限のマナーを知っておくのが良いだろう。今回の記事ではそんなマナーと、スーツと靴の色の合わせ方についてまとめていく。

知っておきたいビジネススーツのマナーの基本

 ビジネススーツのマナーの基本として押さえておくべき点は大きく分けて五つある。まず一つ目にジャケットのボタンは一番下のボタンは留めないということである。一番下を留めてしまうと、座った際にジャケットにシワが寄ってしまうのを防ぐためである。

 次にポケットの蓋であるフラップについてである。ジャケットによってついているものと無いものがあるが、ついているものについてはポケットの中にしまっておくのが吉である。出していても良しとされる場面もあるが、そのときはすべてのポケットを統一することを忘れないでほしい。

 ビジネススーツの色については濃いネイビーかグレーが望ましい。黒いスイーツは冠婚葬祭などの場面で使う印象であり、ビジネスシーンにはそぐわないと言えるだろう。また夏場の暑い時期の外回りの際に注意すべきはジャケットを持ち歩くことである。場面に応じて着脱することを意識しよう。

 最後にスーツの下のシャツは半袖NGである。ビジネススーツはそもそも長袖のシャツと合わせる想定で作られているため、半袖では違和感が残ってしまう。

スーツの色に合わせた正しい靴と靴下の選び方! 

 それでは次にスーツの色に合わせた靴と靴下の選び方を紹介したい。まずスーツがネイビーの場合、濃い色の靴と靴下を選ぼう。ネイビーのスーツは全体的に落ち着いた印象のため、足元が明るすぎると全体から浮いた印象を持たれてしまう。そのため定番のブラックや濃いブラウンの靴が良いだろう。靴下についてはスーツの色と合わせることが基本であるが、ネイビーの場合は靴との中間色として濃紺やブラウンが全体の印象を邪魔しないチョイスである。

 グレーのスーツの場合、靴はブラックよりもブラウンの方がまとまった印象が出る。ブラックの靴を選ぶ場合にはネクタイやビジネスバッグの色を黒で統一することでまとまり感を出すのが良い。靴下についてはネイビーの場合と同様、スーツと靴の中間色を選ぶのがよい。ブラウンの靴の場合はダークブラウンやチャコールブラウンの靴下、ブラックの場合はチャコールグレーの靴下が良い相性である。

 またスーツが柄物の場合はシンプルな靴、無地の靴下を合わせるのが良いだろう。基本的にビジネスシーンではなるべく柄物を減らすのが鉄則。反対に柄物の靴下を使いたい場合には無地のスーツ、といったように全体の印象で決めよう。

シチュエーションに合わせてスーツと靴を選ぼう! 

 様々な種類があるスーツとビジネスシューズであるが、シチュエーションに合わせて用途を分けるのがオススメである。まずスーツについては大きく分けてボタンが一列のシングルと二列あるダブルに二種類がある。シングルがビジネスでオーソドックスに使われるタイプであるが、ダブルはよりフォーマルな場面で利用しよう。

 革靴は主に靴紐とつま先のその特徴があり、もっともシンプルなプレーントゥがビジネスフォーマルで一番使いやすいだろう。カジュアルなシーンでオススメなのがウィングチップであり、場面を選べばビジネスにも利用できるのが特徴である。


 今回様々な種類のスーツや靴について紹介してきたが、これらの合わせ方は実際に身につけてみて考えるのが一番である。革靴についても紹介したもの以外にも様々なタイプがあるため、自分が好きなタイプを是非探してほしい。

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