1. “マイクロソフト最高峰”のプレゼン方法 子供・外国人の心も掴む話し方とは:『シンプルな伝え方』

“マイクロソフト最高峰”のプレゼン方法 子供・外国人の心も掴む話し方とは:『シンプルな伝え方』

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 ビジネスマンにとって、新たな仕事を勝ち取ることは会社への最大の貢献である。仕事を勝ち取るためには、競合とのコンペティションでクライアントの心を掴むプレゼンをすることが重要だ。もしもコンペティションで負けてしまえば、それまでプレゼンにかけた時間・手間が全て無駄になってしまう。だからこそ、こうした重要なプレゼンは何としても勝ち取りたいものだ。

 それでは、どのような話し方・方法を用いたプレゼンをすれば、競合に負けずに聞き手の心を掴むことができるのだろうか。また、聞き手は必ずしも同じ日本人の大人とは限らない。案件によっては、聞き手は外国人になることもあるし、子供にだってなることもゼロとは言えない。多種多様な聞き手の心を掴む話し方・プレゼン方法とは、一体何なのだろうか。

 そこで今回は、澤 円氏の『外資系エリートのシンプルな伝え方』から、外国人・子供問わず心を掴むことができるプレゼン方法・話し方を学んでいきたいと思う。著者はビル・ゲイツにも表彰された、日本マイクロソフト社の名物マネジャーである。日本マイクロソフト社が誇る最高峰のプレゼン方法を身につけ、エリートプレゼンターを目指そう。

“聞き手の心を掴む” プレゼン仕込みの心得

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 私たちがプレゼンの準備をする際に、最大の敵となるのが主観である。つまり、聞き手が評価をするにも関わらず、プレゼンター自身が満足してしまい、結局心を掴むことができないのだ。また、頭の中でプレゼン本番をイメージするだけに終始してしまい、いざ本番でイメージとは違った状態になると、自分のリズムを狂わせてしまうこともある。そこで、本書が紹介するプレゼン準備の方法を見ていこう。

プレゼンの内容において、全知全能の存在となれ

 プレゼンターは、聞き手がプレゼンを魅力的だと思うようなプレゼンをしなければならない。しかし、聞き手によってプレゼンに期待していることは様々だ。そのため、プレゼン準備において重要なのは、聞き手が魅力的と感じる引き出しをなるべく多く揃えることが有効な方法だ。引き出しを多く揃えるため、プレゼンの内容に関しては他の誰よりも知っている存在となることが大前提なのだ。

聞き手の心を掴む、プレゼンに核を搭載せよ

 聞き手の心を掴むことに終始すると、私たちは話し方やプレゼンの方法を模索しがちだが、実は答えはシンプルだ。「誰かに伝えたくなる」情報をプレゼンの核として落とし込み、その核を強調するプレゼンをすればいいのだ。これは一つのプレゼン方法とも感じるかもしれないが、実際はプレゼンの本質と言える基礎中の基礎だろう。

プレゼン本番を意識する、終日プレゼンモードになれ

 プレゼンにおけるイメージトレーニングは確かに重要な準備方法だ。しかし、そのイメージも実際に体を動かしながらやったほうが、より実践的な準備方法となるのだ。例えば、ビデオカメラの前で実際にプレゼンをしてみると、客観的に見て違和感に感じた部分や無駄だと思う部分に気付くことができる。他にも、スーパーの店員などにも丁寧な話し方を意識するといった方法も有効だ。

“身振り手振りでごまかすな” 聞き手を楽しませる話し方とは

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 プレゼン本番になると、聞き手がまず気にするのは、プレゼンターの話し方だ。プレゼンターによって、話し方は異なるがおおよそ柔らかく明るく話すプレゼンターが多い。確かにプレゼンターの話し方の雰囲気も重要ではあるが、そこでは差はつかない。では、一体どのような話し方が聞き手の心を掴むのだろうか。

綺麗な話し方は無意味! シンプルに聞き手を魅了せよ

 プレゼンで綺麗な話し方をするために、アナウンサーを参考にする人もいるようだが、プレゼンの本質は内容であることを忘れてはならない。また、なるべく多く情報を伝えようとするのも、情報過多になってしまい、理解しにくいプレゼンになってしまう。シンプルにプレゼン内容の魅力を伝える話し方を重視するべきだ。

聞き手の理解を確保するために、たとえ話を活用せよ

 プレゼンは具体性の高い内容であればあるほど、聞き手に魅力を伝えやすくなる。一つでも聞き手の思考を停止させる話し方があれば、一気に聞き手はプレゼンを理解できなくなってしまう。そのため、たとえ話を用いて聞き手にイメージさせることは有効な話し方だ。プレゼンターは自分の話を聞き手目線で考え、少しでも分かりにくい内容にたとえ話を添える。これが魅力的なプレゼンターになるための心得だ。

プレゼンの成功を決定づける4つの方法とは

プレゼン必勝方法①:アイスブレイクで距離感を測る

 通常、プレゼンではアイスブレイクと自己紹介を別でやることが多いのだが、著者はアイスブレイクと自己紹介を同時に行うことを勧めている。この方法を実践することで、聞き手が自分に興味を持ったかどうか測ることができるのだ。聞き手の反応次第で、プレゼンの話し方を変えるという方法をとることは有効だ。

プレゼン必勝方法②:ホームポジションを決めておく

 プレゼンを行うスタイルは人それぞれ異なるが、プレゼンにおいて動きは重要だ。プレゼンは目と耳の両方に楽しさを与えることが有効だ。そのため、話し方だけでなく、動き方も意識すべきだ。しかし、動きすぎても自分のリズムが乱れてしまうので、必ず戻ってくる立ち位置を決めた方がいい。また、自分の手の位置も決めておくと、確固たる自分のリズムを維持することができるだろう。

プレゼン必勝方法③:2つの自己暗示をかける

 私たちはプレゼン前には、たいてい緊張してしまう。それは、失敗を恐れているからだ。そこで、「聞き手は、みんな自分の味方」「大成功するにはどうしたらいいか」という2つの暗示をかける。まず、聞き手を味方だと思うことで、アウェイではないという気持ちに自分を落ち着かせる。そして、大成功が目標であって、成功することは約束されていると思い込むのだ。

プレゼン必勝方法④:後悔や遺恨を残さない発言を心掛ける

 プレゼンは多くの人の前でするものだ。その場で、失言を一つでもすれば、プレゼンを魅力的だと感じてくれた聞き手の気持ちも一変してしまいかねない。プレゼンに限らず、大衆の前で話す場というものは大きな責任が伴う。特にプレゼンはそれまでの準備期間や勝ち取る仕事など、過去にも未来にも財産があるため要注意だ。


 プレゼンには様々な方法があるが、人によって合うものと合わないものがある。まずは、こうした実在する方法を模倣してみて、自分自身が最適だと思うプレゼン方法とは何か徹底的に追求してみてほしい。あなたの個性を活かし、聞き手に魅力を伝える方法を身に着けられれば、トップエリート層のプレゼンターになるのも夢ではない。

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