1. なぜ“独創的なアイデア”はイケてないのか? オリジナルワインボトルアプリにホリエモンが喝ッ!!

なぜ“独創的なアイデア”はイケてないのか? オリジナルワインボトルアプリにホリエモンが喝ッ!!

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「お客さん目線が大事!?」〜vol.692〜』では、独創的な施策を試す酒販業の質問者にホリエモンが厳しくアドバイス。

 今回取り上げたのは、「岡山の業務用酒販業の2代目です。家業に入ってはじめて、酒販業は在庫リスクが高いが利益率が低く、非常にリスキーな商売だと気づきました。利益率の高い新規事業をと考え、堀江さんの教えに習いHTML、CSS、PHPを学び、『スナップワイン』というオリジナルワインラベルがスマホでサクッと作れるアプリを作りました。

 最近は検索エンジンの評価も徐々に上がり、少しづつ注文も増えてきましたがさらに売り上げを伸ばしたいと考えています。堀江さんの教えに倣うと、著名人に利用してもらうのが近道とのことですが、こちらのサービスにもそのような手法が有効でしょうか?」という質問。

ワインラベルの世界は奥が深い!

 ホリエモンは、「例えば、ドンペリのラベルをオリジナル風に作り変えて誕生日プレゼントとかにできたら拡がりそうだね。ただ、そのサービスははっきりいって誰にでもすぐ作ることが出来ると思うので、あまり競争力はないよね。もっと他のことを考えておいた方がいいかな」と回答。
  
 酒販業の店主をやりながら、新規事業としてオリジナルのワインラベルが作成できるスマホアプリを開発した質問者。ホリエモンチャンネルアシスタントの寺田有希氏は「面白そう」と好感触だが、ホリエモンは「全くピンとこないな」と微妙な反応。
 ちょっとオシャレで遊び心もあるアプリなのは確かだが、そもそも既製品のワインにも、ラベルをアートと呼べるほど凝った作りのものはたくさんある。例えば、「ムートン」のラベルは毎年異なるアーティストが担当しており、ラベルコレクターからも高い人気を誇っている。

 このように、既に熱心な愛好家も多く存在するほどのワインラベル界に参入するのなら、単にオリジナルラベル作りをウリにするだけなら詰めが甘いというのがホリエモンの意見。また、回答でも示しているように技術的な独自性は恐らく皆無なため、大企業が本格参入してきたら一気にシェアを奪われる可能性もある。独創性がないわけではないのだが、ホリエモンはいまいちパッとしない印象を受けてしまったようだ。

ホリエモン「『蔵人』が参考になるかもよ?」

 また、ホリエモンはつい最近「SUPERWAGYUSUMMIT SG 2015」という最高級の和牛と日本酒を楽しむイベントをシンガポールで開催し、大好評だったそうだ。そこからホリエモンが言いたいのは、あまりに当たり前のことではあるが、みんなが行きたいと思うようなイベント内容だったから成功したということ。

 ワインラベルもオシャレだが、現実にウケているのは美味しい日本酒を飲むイベント。もちろん単純に比較はできないが、ホリエモンからすれば質問者のプランはユーザーの楽しみを考えていない独りよがりなアイデアに見えてしまうのだそう。

 今回のゲストでクラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を運営する株式会社CAMPFIRE代表 家入一真氏も、「せっかく家業を継いだのだからもっと面白いことが出来そう」と前向きにアドバイス。ホリエモンが回答で示したオリジナルドンペリもその1つだ。
 また、ホリエモンは最近『蔵人』という酒販業のキャラクターが登場するマンガにハマっているのだという。そこでは日本酒に特化し、試飲や意外なまめ知識の披露で次々にファンを増やしていくのだ。

 ホリエモンが「『蔵人』は面白いマンガだよ」と勧めるように、そこには酒販業として型にはまらないスケールのヒントがたくさん詰まっている。質問者も独創的な施策を展開したが、そこに欠けるのはユーザー目線。利用者にもっとお酒を楽しんでもらうにはどうすればいいかを念頭に置いてみれば、いままでとは違ったアイデアが浮かんでくるかもしれない。

 ホリエモンが独創的なアイデアにアドバイスを送った『堀江貴文のQ&A「お客さん目線が大事!?」〜vol.692〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!

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