1. 世界トップクラスの通勤ラッシュ区間ランキング:混雑率180%を誇る日本の通勤ラッシュを目撃せよ

世界トップクラスの通勤ラッシュ区間ランキング:混雑率180%を誇る日本の通勤ラッシュを目撃せよ

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出典:www.blogto.com
 ラッシュアワーとも呼ばれる「通勤ラッシュ」。ビジネスマンや学生などが集中する朝や、帰宅時などの道路や駅の時間帯を事を指す言葉だが、日本に限らず世界各地でビジネスマンの頭を悩ませている。

 日本の駅の乗降客数ランキングは、世界トップ50のほとんどを占めているという調査結果もある。通勤ラッシュと一言にいっても、バスや地下鉄、電車など様々だが、ここでは電車(地下鉄やJR、民鉄)の通勤ラッシュランキングについて調べてみる。通勤ラッシュの時間帯や路線を把握することは、少しでも快適な通勤時間を実現するための手段と言える。

 世界一とも言われる日本の「通勤ラッシュ区間ランキング」を紹介する。

通勤ラッシュ区間ランキングとは

通勤ラッシュの目安

 通勤ラッシュ区間ランキングとは、電車内の混み具合をランキングに表す指標だが、通勤ラッシュの目安というものをご存じだろうか。国土交通省鉄道局によると、下記のように混雑率と称して、通勤ラッシュの度合いを数値で表現している。

通勤ラッシュの目安

  • 100%:定員乗車(座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることが可能)
  • 150%:広げて新聞を楽に読める。
  • 180%:折りたたむなど無理をすれば新聞を読める。
  • 200%:体がふれあい圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。
  • 250%:電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない。
 ここでは、混雑率が180%を越える路線の区間を通勤ラッシュの目安とし、行き先エリアのランキングを調査する。

日本の通勤ラッシュ、混雑率180%以上ランキング!

 国土交通省が一年に一度更新する「東京圏における主要区間の混雑率」平成26年度版をもとに通勤ラッシュランキングを作成。

通勤ラッシュ区間ランキング第1位:東京地下鉄 東西線 木場→門前仲町

出典:ja.wikipedia.org
 日本各地の電車の中でも、唯一の混雑率200%の大台エリア。東京都中野区の中野駅から千葉県船橋市の西船橋駅を結ぶ、東京メトロが運営する鉄道路線。鉄道要覧における名称は5号線東西線。

東京地下鉄 東西線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率200%
  • 時間帯:7:50~8:50
  • 輸送人数:77,037人
  • 本数:10両×27本
  • エリア:木場→門前中町

通勤ラッシュ区間ランキング第2位:JR東日本 山手線(外回り)上野→御徒町

出典:ja.wikipedia.org
 JR山手線が、通勤ラッシュ混雑率199%の僅差で2位だが、輸送人数は1位を上回っている。東京都区内で環状運転を行う近距離電車の運転系統。

JR東日本 山手線(外回り)通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:199%
  • 時間帯:7:49~8:49
  • 輸送人数:77,750人
  • 本数:11両×24本
  • エリア:上野→御徒町

通勤ラッシュ区間ランキング第2位:JR東日本 総武線緩行 錦糸町→両国

出典:ja.wikipedia.org
 混雑率が199%の同率2位の総武線緩行は、千葉県千葉市中央区の千葉駅から、東京都千代田区の御茶ノ水駅を経由して同都三鷹市の三鷹駅までを各駅停車で結ぶ、JR東日本の運転系統。

JR東日本 総武線緩行 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:199%
  • 時間帯: 7:34~8:34
  • 輸送人数:76,730人
  • 本数:10両×26本
  • エリア:錦糸町→両国

通勤ラッシュ区間ランキング第3位:JR東日本 京浜東北線 上野→御徒町

出典:ja.wikipedia.org
 埼玉県大宮駅から、東京駅を経由して横浜駅を結ぶJR東日本が運行する京浜東北線。東京駅から横浜駅間は東海道本線の一部。

JR東日本 京浜東北線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:197%
  • 時間帯:7:50~8:50
  • 輸送人数:75,780
  • 本数:10両×26本
  • エリア:上野→御徒町

通勤ラッシュ区間ランキング第4位:JR東日本 南武線 武蔵中原→武蔵小杉

出典:ja.wikipedia.org
 川崎駅と立川駅を結ぶJR東日本の鉄道路線であり、尻手駅と浜川崎駅を結ぶ支線(通称「浜川崎支線」、旅客案内上は「南武支線」)と、尻手駅から新鶴見信号場を経由して鶴見駅を結ぶ支線(通称「尻手短絡線」・旅客営業なし)を持つ。

JR東日本 南武線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:195%
  • 時間帯:7:30~8:30
  • 輸送人数:40,980人
  • 本数:6両×25本
  • エリア:武蔵中原→武蔵小杉

通勤ラッシュ区間ランキング第5位:JR東日本 横須賀線 武蔵小杉→西大井

出典:ja.wikipedia.org
 横須賀線は、鎌倉市の大船駅から横須賀市の久里浜駅を結ぶJR東日本の鉄道路線。東京都心と鎌倉市や逗子市、横須賀市などの三浦半島内の各都市とを結ぶ路線。

JR東日本 横須賀線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:192%
  • 時間帯:7:34~8:34
  • 輸送人数:35,860人
  • 本数:13両×10本
  • エリア:武蔵小杉→西大井

通勤ラッシュ区間ランキング第6位:JR東日本 中央線快速 中野 →新宿

出典:ja.wikipedia.org
 新宿駅は一日平均乗降者数が約335万人(2013年)で世界一利用者数が多い駅(ギネス世界記録認定)。一方、中野駅は、JR東日本とJR貨物、東京メトロの共同使用駅である。

 輸送人数自体は、ダントツの1位。近い距離ながら本数も多いのが特徴。

JR東日本 中央線快速 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:191%
  • 時間帯:7:54~8:54
  • 輸送人数:84,930人
  • 本数:10両×30本
  • エリア:中野→新宿

通勤ラッシュ区間ランキング第7位:小田急電鉄 小田原線 世田谷代田→下北沢

出典:ja.wikipedia.org
 新宿駅から小田原駅を結ぶ小田急電鉄の鉄道路線。以前は208%の混雑率を記録していたが複々線化事業のため、かなり通勤ラッシュの混雑率も落ち着きを見せている。

小田急電鉄 小田原線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:189%
  • 時間帯:7:46~8:48
  • 輸送人数:72,529人
  • 本数:9.4両 × 29本
  • エリア:世田谷代田→下北沢

通勤ラッシュ区間ランキング第8位:JR東日本 埼京線 板橋→池袋

出典:ja.wikipedia.org
 大崎駅から池袋駅・赤羽駅・武蔵浦和駅を経由して大宮駅までを結ぶ、JR東日本が運行する運転系統。

JR東日本 埼京線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:188%
  • 時間帯:7:50~8:50
  • 輸送人数:52,400人
  • 本数:10両×19本
  • エリア:板橋→池袋

通勤ラッシュ区間ランキング第8位:東京急行電鉄 田園都市線 池袋大橋→渋谷

出典:ja.wikipedia.org
 渋谷駅から中央林間駅までを結ぶ、東京急行電鉄(東急)が運営する鉄道路線。東京都心の繁華街で大ターミナル駅である渋谷駅から郊外の住宅地域を経由する通学路線、東横線と同じ東急の基軸路線。

東京急行電鉄 田園都市 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:185%
  • 時間帯:7:50~8:50
  • 輸送人数:78,971 人
  • 本数:10両×29本
  • エリア:池尻大橋→渋谷

通勤ラッシュ区間ランキング第9位:JR東日本 東海道線 川崎→品川

出典:ja.wikipedia.org
 通勤ラッシュランキング混雑率182%は3駅ある。その一つ東海道線は、東京駅から静岡県熱海市の熱海駅までの区間で運行される、中距離旅客列車でいわゆる湘南電車。

JR東日本 東海道線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:182%
  • 時間帯:7:39~8:39
  • 輸送人数:63,660人
  • 本数:13両×19本
  • エリア:川崎→品川

通勤ラッシュ区間ランキング9位:JR東日本 京浜東北線 大井町→品川

 3位に入った上野→御徒町間に続き、京浜東北線からは2つの区間が混雑率180%以上ランキングに入った。京浜東北線の混雑の多さが伝わる結果と言えよう。

JR東日本 京浜東北線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:182%
  • 時間帯:7:37~8:37
  • 輸送人数:70,000人
  • 本数:10両×26本
  • エリア:大井町→品川

通勤ラッシュ区間ランキング第9位:JR東日本 武蔵野線 東浦和→南浦和

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 神奈川県鶴見駅から千葉県の西船橋駅を結ぶJR東日本の鉄道路線。ラインカラーのオレンジバーミリオンは、旅客案内や車体色に使用されている。

JR東日本 武蔵野線 通勤ラッシュランキング詳細

  • 混雑率:182%
  • 時間帯:7:21~8:21
  • 輸送人数:30,560人
  • 本数:8両×15本
  • エリア:東浦和→南浦和


 以上が混雑率180%以上の通勤ラッシュランキングにランクインした路線と時間帯、エリアなどである。

 国土交通省の混雑率データは1年に1回更新され、日本全体のJR、民鉄、地下鉄等の混雑度を計測し、数値が導かれているが、やはり180%以上にポイントを絞ると関東周辺地域に混雑が集中するようだ。

 例えわずかな数字でも、少ない混雑率の時間帯や路線を狙って、少しでも快適な通勤ができるよう、役立ててほしい。

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