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怠ると腕時計が大変なことに? 意外と知らない「腕時計の掃除方法」とは

近野珠央

2016/07/21(最終更新日:2016/07/21)


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怠ると腕時計が大変なことに? 意外と知らない「腕時計の掃除方法」とは 1番目の画像
出典:watchitticktalk.com
 普段から腕時計をしている方も多いと思う。その腕時計、皆さんは普段どのような掃除をしているだろう。特に掃除することもないので、何もしていないという方がほとんどだろう。

 しかし、腕時計の掃除を怠ると腕時計の寿命を縮めかねない。そこで今回は、腕時計の掃除の仕方について紹介していこうと思う。

時計の掃除はしている?

 日常的に腕時計をつけている方も多いと思うが、時計の掃除というのは日常的にはしていない方がほとんどであろう。日常的ではなくそもそも時計の掃除など考えたこともなかったという方がほとんどなのではないか。

 例えばベルトが、なんとなくよれて汚くなっても、しょうがないと気にしなかったり、ベルトだけ変えてもらったりという程度で、自分で何かしている方は少ないだろう。実は時計は思った以上に簡単に掃除ができる。腕時計は自分以外の人にも見られることが多いものなので、ぜひ日常的にきれいにしておきたいものである。次で具体的な掃除の仕方について、紹介していこう。

時計の掃除の仕方って?

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出典:www.bestfixwatch.biz
 社会人の方がしていることが多いステンレス素材の時計の掃除の仕方について、まず具体的に見ていこうと思う。まずバンド部分だが、ステンレススチールバンドの水や汗をそのままにして置くとサビの原因となる。そこでバンドを綺麗に保つために、吸湿性の良い柔らかい乾いた布で拭いていく。バンドの間の汚れが木になる場合は、乾いた柔らかな歯ブラシなどで取り除いていく。

 次に革ベルトの場合。革ベルトの腕時計はメタルバンドの腕時計と異なり、水気で色が変わってしまうことや形状に変化がある場合があるので、革用クリーナーを使って掃除をしていく。

 最後にウレタンバンドの場合。ウレタンバンドは加水分解という現象を起こしやすいので、溶剤などを使って掃除してはいけない。食器用洗剤を歯ブラシに少しつけて磨いて掃除するのが良い。よく磨いたら、タオルでしっかり水気を拭き取り乾かそう。またベルトの素材によって掃除の仕方が変わってくるので、自分が持っているベルトの素材が何か確認してから掃除を始めてほしい。

時計の掃除で気をつけなければいけないことって?

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出典:coolmaterial.com
 腕時計の掃除はとにかく慎重にやることが大切。時計は細かい部品でできているため非常に精密で、壊れやすいものなので、あまり無理して掃除をしすぎないように注意しよう。汚れていて掃除したいけど、掃除できそうにないものはお店へ持って行って掃除してもらおう。

 もし腕時計を直接ぬるま湯につけて洗いたいときは、本体を取り外すか取り外しができなければ、本体を台所用のラップに包んで洗うようにする。くれぐれも本体が水につかないように注意。革ベルトの掃除に関しては、革ベルトは乾かすときに強い日差しに当てないようにしよう。干すときは、日陰や直射日光の当たらないところで干すように。そうしないと革が弱ってきてしまう。

 日常的に掃除しておけば、汚れがたまることもなく、腕時計の寿命をより長くすることができる。汗をかいたときや水に触れたときなどは、特に気を使ってすぐ拭くように心がけると良いだろう。そして、特に汚れがたまってきたなと思うときには、お店などに持って行って洗ってもらうと良いだろう。


 腕時計の掃除について紹介してきたが、なにも大げさなものではなく、誰でもとても簡単にできるものばかりである。自分が使っている腕時計を綺麗に保ち、相手にも良い印象を与えられるように、日ごろから注意して掃除をすると良いだろう。また、掃除しすぎて大切な時計を傷めないように注意しよう。

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