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コードレスイヤホンは本当に良いの? 知っておくべき3つのこと

粕谷満子

2016/09/13(最終更新日:2016/09/13)


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出典:www.trustedreviews.com
 最近、ほとんどの方はデジタルデバイスで音楽を聴くだろう。家にいてスピーカーに繋げて音楽を鑑賞するのも悪くないが、せっかくデバイスが軽量化しているので電車内とか家以外の場所で聞くことも多いはず。

 そういう所でイヤホンの出番になる。皆さんはどんなイヤホンを持っているだろうか。イヤホンには多くの種類があり、今回はコードレスイヤホンについて紹介していきたいと思う。

コードレスイヤホンの種類って?

 イヤホンには多くの種類があり、まず形から見て耳の中までずぼっと入れて固定する物と耳の上にひっかけて固定するもの、さらにヘッドホンというオーバーヘッド型もある。音質の面から見るとたくさんの価格帯に分かれていて、それを求め始めるときりがない。

 機能面でも多くのカテゴリーに分かれており、iPhone付随のマイク付き音量コントローラ付きの商品はなじみ深いだろう。ではコードレスイヤホンの存在は聞いたことはあるだろうか。

 コードレスイヤホンは一つの分野である。そのすべてがコードなしで音楽を聴くことができる。無線で音楽信号を受信するわけだが、その受信の仕方に複数の種類が存在する。まずは赤外線、これは受信距離が短くあまり見かけない。

 次にワイヤレスイヤホン、これはWi-Fiと同じ理論で、情報の転送にワイヤレスは非常に優れている。最後は一番人気のあるBluetooth方式のイヤホンで、端末と簡単なペアリングをするだけで音楽を流せる。ワイヤレスはBluetoothと周波数が異なり、消費電力が多い代わりに転送距離が長い。

コードレスイヤホンのメリットとは?

 コードレスイヤホンの受信方法には三種類あると伝えたが、無線にするメリットは果たしてあるのか。

 もちろんメリットはそれなりに大きい。使ってみると一番メリットだと感じるのは移動のしやすさと利便性だろう。有線のイヤホンだと常に端末の場所とコードの場所を確認して邪魔にならないように自分のポジションを調節するが、コードレスイヤホンの場合はそんなことをする必要がない。Bluetoothなら部屋中に電波が届くし、ワイヤレスは家全体に届く能力を持っている。電車の中で移動する場合も優先イヤホンが厄介だ。

 体験した人も多いと思うがイヤホンコードがあちこちひっかかるのだ。他人にとっても自分にとっても非常に迷惑だし、降車する時に無駄な手間をかける。さらに運が悪かったらポケットからミュージックプレーヤーが引きずり出されて落下し、壊れることもある。

 また、コードレスイヤホンのもう一つのメリットは壊れにくいことだ。イヤホンの一番もろい所はコードで、強く引っ張ったり無理にねじったりしたらとても断線しやすい。断線した箇所は外から見えないし修理も難しいのでそのイヤホンは使い物にならないだろう。

コードレスイヤホンの知っておくべき三つのこと

 イヤホンを購入する人、もしコードレスイヤホンに興味があったらまず今から書く三つのことを知ってほしい。

 まずコードレスイヤホンは端末と直接接続する必要がないが、送受信する受信機やバッテリーはあるため普通のイヤホンとは形が違う可能性がある。典型的なのは耳に入れる部分の後ろに突出があったり、コントローラと言って普通のよりも大きかったりするものだ。

 二つ目に音質の問題がある。無線なので音質は受信環境に影響されるかもしれない。周りで携帯を使用している人が多かったら電波の干渉を受け音楽がきれいに流れないかもしれない。電波は周波数によって分けられているがこれだけ多くの電波が飛んでいるので被るのも仕方ない。だから音質を追及する者はコードレスイヤホンをやめたほうが良いと思う。

 三つ目、コードレスイヤホン値段が幾分有線より高いのだ。値段の高い順に並べるとワイヤレス型、Bluetooth型、そして赤外線型である。赤外線型は一番音質が良いと言われるが受信できる距離が短く、向きも調整しないといけない。


 普通に使うだけならワイヤレスイヤホンは大いにお勧めである。有線から無線に切り替えたらその便利さにきっと驚くだろう。

 しかし、音質に非常にこだわりがある人は電波干渉やタイムラグにイライラするかもしれない。そして通信方式の中で一番お勧めなのはBluetoothである。三種類の中で一番バランスが良いからだ。


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