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ここからスタートダッシュ!自分に合った手帳の選び方を知ろう!

粕谷満子

2016/09/13(最終更新日:2016/09/13)


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出典:www.cultofmac.com
 予定の把握というのは、社会人にとってはもちろん、学生にも基本として求められることであり、それができない人は信用を得ることはできない。そうとはいえども、全てを頭の中に記憶しておくは至難の業であり、多くの人にとってそれは不可能なことであろう。

 そのために重要な役割を果たすのは手帳であり、今回はその手帳の場面と使い方に応じた、失敗しない選び方を詳しく解説していきたいと思う。

まずは自分の行動パターンを振り返ってみよう!

 手帳を選ぶ際、まずは自分の日頃の行動パターンを把握することが大切である。自分の行動パターンに合わない手帳を選んでしまっては、いざというときに使いにくく、予定を忘れたり、間違ったりしてしまう危険性がある。

 そのうえ、普段使っていて不便と感じてしまえば、いずれ手帳を使うことが面倒くさくなってしまい、その癖もつかず、付きかけていてもそれがなくなってしまうだろう。

 そのためまずは、自分が普段どのような行動をしているか細かく分析することが大切である。週のうち、毎日予定が詰まっている人もいれば、平日が忙しい人もいるし、逆に土日が忙しいという人もいる。

 また週ごと、もしくは月ごとなど、長期にわたった予定が立つことも時々あるという人もいるかもしれない。また普段鞄にスペースがあるひとは大きめのサイズの手帳を、鞄にスペースがない人、スーツの内ポケットなどに身につけて運びたいという人には小さめのサイズなど、シーンに合わせた様々な選択肢があるので、しっかりと自分の行動パターンにあった手帳を選べるように、まずは自分の行動パターンをしっかりと把握しよう。

手帳を使う目的を考えよう!

 手帳を使う主な場面は、やはり日程や予定の把握が一番だろう。しかし、その中でも、家族や友人などと過ごす予定といったプライベートな予定を多く書き込む場合、あるいは仕事で他人と会う予定などビジネスの予定を多く書き込む場合、日記帳としても併用する場合、連絡先を多く書き込む場合、アイディアなどを書くメモ帳としても併用する場合。

 このほかにも、それぞれ求める要素はたくさんあることだろう。こういったよく使う場面にあった手帳を選択しないと、先ほどの行動パターンの把握と同じように、使う機会がなくなったり、使うのが面倒になったり、結果として使わなくなってしまうことにつながってしまう。使う場面をしっかりと考えたうえで、手帳を選ぶのが良いだろう。

自分に合ったフォーマットとサイズを決めよう!

 近年の手帳には様々なフォーマットの物、サイズのものがあり、バリエーションは実に様々である。

 サイズは大きいものはB5程度から、小さいものはそのB5を2回半分に折ったサイズのB7程度まで実に様々な規格やサイズがある。

 書き込む量が多い場合、あるいは大きめのカバンに入れて持ち運ぶことができる場合は、文庫本サイズからB6程度の物、または家や職場などに常に置いておいて特に持ち運ぶことがない場合は、ゆったりとスペースをとって見やすく書けるA5,B5など大きいサイズの物がおすすめである。逆に常にどこに行くときも持ち運ぶ必要性がある場合は小さいものを選ぶと良いだろう。

 フォーマットに関しても多くの種類がある。ほとんどの手帳は2つの部分に分かれていて、月間予定表とその後にその月の週間予定表がある、という形になっている。月間予定表のほうに関しては、多くの手帳においてそれほど変わりはなく、種類があるのは週間予定表のほうであり、その種類は主に3つである。

 一つ目は、バーティカル式である。これは、曜日ごとに縦の時間軸が書いてあるものであり、何時から予定が入っているのかなどがわかりやすくなっている。一日に多くの予定が入る人にはこのタイプが良いだろう。

 次は、セパレート式である。これは、1日ごとにスペースが広く設けられていて、その日に関することをたくさん書き込めるのが特徴である。このタイプは、時間の縛りはそこまでないが、その日のうちにやらなければならないことを記すことが多い人に向いている。最後はレフト式である。

 これは左側に簡易な時間軸が書かれていて、右側にはセパレート式のように曜日ごとのフリースペースが設けられており、前の2種類のものを融合したようなタイプのものである。


 新たなスタートには欠かせない道具である手帳。その選び方は行動パターン、使用目的によって大きく異なり、手帳をしっかりと使う癖をつけるためには、それらにしっかりと合わせて選ぶということがとても重要である。

 様々な種類の手帳の中から、自分に最も合った、新生活のよき相棒となるような、そんな手帳を見つける手助けができれば幸いである。


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