1. モノづくりの在り方を大きく変える!? ホリエモンが見据える、“クラウドファンディングの可能性”

モノづくりの在り方を大きく変える!? ホリエモンが見据える、“クラウドファンディングの可能性”

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「成功の秘訣はコンセプト!?」〜vol.668〜』では、モノづくりに新たなチャンスを与える可能性として、クラウドファンディングについてホリエモンが語った。

 今回取り上げたのは、「数年前まで木工家具制作やデザインに関わっており、最近再びシェア工房に入会しました。バイトをしながら、まずはアクセサリーや食­器といった小物の制作をはじめたところです。この工房ではいろいろな素材の加工ができる­ので、マネタイズ木工以外にも金属での制作にも挑戦しています。できた作品を『minne』や『i­ichi』などのECサイトで出品しているのですが、他に作品を売る手段、あるいはモノ­づくりを上手くマネタイズする面白いアイディアはないでしょうか?」という質問

クラウドファンディングがモノづくりに新たな可能性を与える!?

 ホリエモンは、「あとはクラウドファンディングとかかな。オウンドメディアで自分が作品を手掛ける理由とかを発信していけば、少しずつファンが増えるんじゃないかな」と回答。

 ECサイトでの販売以外に、自分の作品でマネタイズする方法を模索する質問者に対して、ホリエモンが勧めたのはクラウドファンディング。最近では実際に、自分の好きな作品を手がけるためにクラウドファンディングを利用している例も少なくない。

 では、ECサイトや小売店といった従来の販売方法と、クラウドファンディングの大きな違いはどこか? その一つは、クラウドファンディングなら必ずしも出来上がった作品の質だけで勝負する必要がないこと。ホリエモンが回答で示しているように、自分が制作する理由やこだわりを発信すれば、それに共感した人が出資してくれるのだ。
 これは小売と違い、完成品を販売する前からお金を手にできるということ。極論をいえば、これまで一度も作品を完成させたことがない素人でも、多くの人に共感されるコンセプトを発信できれば、プロに匹敵する制作費用を捻出することが可能だ。

 クラウドファンディングの登場は、スポンサーやパトロンを持たないクリエイターの制作を大きく変えるはず。これまでは、制作費用は全て自分が負担する上にどれくらいリターンが返ってくるも分からないので、小口のクリエイターは多額の資金を要する制作には、なかなか手が出せなかった。しかし、クラウドファンディングなら制作前から資金を集めることができ、しかもその作品がどの程度のニーズがあるのかも分かるので、制作費用の回収を心配することなくモノづくりに臨めるのだ。

ホリエモン「面白いコンセプトを形にしたい人にとって、クラウドファンディングはかなり良い仕組み!」

 モノづくりに限らず、「最近はクラウドファンディングを利用して作られた店が増えたよね」とクラウドファンディングの普及に感心するホリエモン。今回のゲストである株式会社428の代表 森俊介氏が運営している、業界初の24時間利用できるフィットネスジム「FIGHT CLUB 428」も、その一つ。FIGHT CLUB 428は、渋谷で時間を気にせず運動したい人たちの要望があったからこそ完成したサービスだといえるだろう。
 他にもホリエモンが注目するのは、「ローストホース」という馬肉専門店。こちらもクラウドファンディングを利用して作られた店だが、現在はクラウドファンディングで出資した人だけが利用できる完全会員制。逆にいえば、客を出資者だけに限定しても十分利益が出るほどに利用者からの評価が高いのだ。

 こうした事例から、「面白いコンセプトの店を作るなら、クラウドファンディングはちょうど良いよね」とホリエモン。前述のように、クラウドファンディングならサービス開始前から資金が集まる上にサービスに対してどの程度の需要があるのかが分かるので、馬肉専門店のようにニッチなサービスを始める際には協力な武器になるのだ。
 さらに詳説すれば、クラウドファンディングの登場によってサービスや作品の完成品をとりあえずこしらえるよりも、ニッチであっても実際に支持したくなるような「コンセプト」を作り上げることの重要性が増したともいえる。

 自分にとっては強烈に面白いけど、どの程度の人数が支持してくれるかは分からない……。こうした作品、サービスのアイデアがある人はあれこれ悩まずにクラウドファンディングで提案してみれば、意外とすんなり活路が見えてくるかもしれない。

 ホリエモンがクラウドファンディングの可能性について語った『堀江貴文のQ&A「成功の秘訣はコンセプト!?」〜vol.668〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!

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