1. 「最初の事業なんて、大抵うまくいかないよ!」 ホリエモンが語る“衝撃の起業論”

「最初の事業なんて、大抵うまくいかないよ!」 ホリエモンが語る“衝撃の起業論”

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「最初は上手くいかない!?」〜vol.665〜』では、起業を考える質問者にホリエモンが衝撃のアドバイス。

 今回取り上げたのは、「北陸で、不動産売買仲介の会社を開業しようと思っている­30歳男性です。ランチェスター戦略に関する書籍に感銘を受け、これから始める経営にも活かしていこうと思っ­ています。しかし、何も始めていない段階から色々考えすぎているように感じてきているので、最近は何も考えずとりあえずやってみて、そこから課題が出てきたら一つずつ処理していこうと思い始めました。それはそれでめ­ちゃくちゃ不安ですが……。まず、場当たり的にやってみるほうがいいのか、それとも戦略を練って計画的に進めるべきか。堀江さんならどちらの選択をしますか? 」という質問。

ホリエモン「考えすぎてもいいことないから、とりあえず開業しよう」

 ホリエモンは、「難しく考え過ぎだな。考えてもいいことないよ。時間がもったいないから、さっさと開業しよう」と回答。

 これから不動産仲介業を始めるつもりだが、とりあえず開業すべきか、経営戦略をじっくり練ってから始めるべきか迷っている質問者。ホリエモンの回答は、「とにかくいますぐ始めるべき!」と明確だ。
 ホリエモンがこう言い切る理由は、実際に始めてみる前からビジネスについてあれこれ考えても、全く意味がないからだ。というよりも、「会社を興して最初にやった事業って、大抵は上手くいかないよ」とさらに厳しい発言。現在成功を収めている事業家の中にも、何度も事業を畳んだ末に現在のビジネスに到達した人はかなり多い。

 今回のゲストでベンチャーに特化したオフィス移転パートナー「スイッチオフィス」を運営する株式会社ヒトカラメディアの代表取締役 高井淳一郎氏も、これには全く同意。かくいう彼も、創業1ヶ月半程度ですぐに事業を転換したという。

 高井氏が最初に手がけたのは、ビルオーナー向けのコンサルティング。ビルは、他の物件に比べて用途のバリエーションが幅広いので、使い方などの提案も取り入れることでバリューを出そうとしていたそうだが、すぐに方向転換。理論上では上手くいくと思っていても、実際に事業を始めてみたら、すぐさまそれが絵に描いた餅だと気付いてしまったということだろう。
 こうした話からも、あれこれ難しく考えずにとにかく早く事業を始めてしまうのが得策だということが分かるはずだ。優秀な経営者を数々見てきたホリエモンが、「最初の戦略は上手くいかないことの方が多い」というのだから、慎重に戦略を練って成功率をほんの少し上げるより、とにかく事業を始めてみて、一度失敗を味わった方が得るものはよほど大きそうだ。

とりあえずサービスを始めてみれば、自分の強みを活かせるサービスが分かる

 最初の計画で手痛い失敗をした高井氏も、最近ではベンチャー企業へのオフィスの居抜きを誘致する「スイッチオフィス」など、株式会社ヒトカラメディアで幾つも不動産サービスをリリースしている。ポイントは、最初に失敗したのと同じ不動産事業で成功を収めていること。

 ビルオーナーのコンサルティングは軌道に乗せることはできなかったが、それでも全てがダメなわけではなかったはず。サービスの失敗要因と、逆にその中でも上手くいった部分を検討・ブラッシュアップしたからこそ、より精度の高い不動産サービスをリリースできたのだ。
 不動産仲介サービスの強みは、モノを仕入れなくても開業できることだと高井氏は言う。「なのでとりあえずサービスを始めてみて、自分の強みをどうやったら活かせるかを考えてみるのがオススメ」とアドバイスする。ただ事業に見切りをつけるだけでなく、そこから自分に合った事業がどんなものかを絶えずイメージするのだ。

 当初の計画がダメだと察知し、そこからすぐにピボット(転換)できるのも経営者に欠かせない資質だとホリエモン。事業の中で自分の強みを見つけ、ピボットするにはとにかく事業をやってみるべきなのだ。

 実践の中でしか、自分に向いた事業は見出せない。はじめから成功する戦略を考えるより、失敗を恐れずに挑戦し続けることで、事業のクオリティは上がっていくのだ。

 ホリエモンが事業を開始する際の心がけについて語った『堀江貴文のQ&A「最初は上手くいかない!?」〜vol.665〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!

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