1. ホリエモン「クレカも既にローン機能以外いらないよね」 仮想通貨の登場で既存の貨幣制度はどうなる?

ホリエモン「クレカも既にローン機能以外いらないよね」 仮想通貨の登場で既存の貨幣制度はどうなる?

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「クレジットカードはなくなる!?」〜vol.656〜』では、仮想通貨の発展によって既存の銀行やクレジットカードがどうなるかをホリエモンが解説。

 今回取り上げた質問は、「ビットコインのような仮想通貨が普及すると現金の重要性­が下がるのは分かりますが、VISAやJCBといったクレジットカード会社も淘汰されるのでしょうか?」という質問。

ホリエモン「取引コストの削減が大きなポイント!」

 ホリエモンは、「そうなるだろうね。ちょっと先かもしれないけど」と回答。

 2016年2月にはDMM.comでのビットコイン決済も始まり、ますます盛り上がりを見せる仮想通貨市場。ホリエモンは、仮想通貨の発展はトランザクションコストをいかに下げるかにかかっていると考える。トランザクションコストとは、取引(=二者間でお金をやり取り)する際の費用のことだ。
 例えば、銀行振込などの手数料が高いのは、お金を動かすシステムの処理にコストがかかっているのが大きな原因。システム処理にお金がかかる理由をホリエモンは、「銀行が使っているのは古いシステムだからなんだよね」とバッサリ切り捨てる。数十年前のシステムをベースにしているから、未だに銀行のシステムは一度のトランザクションでのコストが割高だという。

 一方で、私たちが毎日のように使っているメールやLINEなどのメッセージは、ユーザーがほとんど送受信料を払わずに済んでいることからも分かるように、トランザクションコストは限りなくゼロに近い。「二者間で何かをやり取りする」という意味では、メール送信も送金も全く同じ。ホリエモンが言うように、「(銀行の)古いテクノロジーを新しいものに置き換えてしまう」のがビットコインに期待された価値の一つなのだ。

ホリエモン「クレジットカードも、ローン以外はいらないよね」

 既に技術上は、二者間での送金コストは無料になっている。LINEの友達に無料で送金できる「LINE Pay(ライン ペイ)」がその身近な例だ。ホリエモンも言うように、メッセージも無料で送ることができ、手渡しであれば当然お金の受け渡しに手数料がかかることはない。冷静に考えれば、そんな状況で送金に手数料がかかる方がおかしいともいえるのだ。
 これを大規模なレベルで可能にしているのが、ビットコインを始めとした仮想通貨。送金自体が無料になるのなら、「クレジットカードだって、ローン以外はもう必要ないよね」とホリエモンは言う。

 クレジットカードが現在「便利な」システムなのは、銀行のトランザクションコストが割高だから。銀行に預けたお金を引き出せる場所が限られており、しかも多額のコストがかかるからこそ、お金を持ち歩かずに済むクレジットカードはその優位性を保つことができている。逆にいえば、ビットコインやLINE Payが普及すれば、クレジットカードのメリットはほとんどなくなってしまうはずだ。
 クレジットカードが現役なのも、「古いシステムが幅を利かせているからだよね」と結論づけるホリエモン。現在は金利の低さに加え、トランザクションコストが高いこともあって、銀行にお金を預けても損しかしない状況だともいえる。そんな中で、仮想通貨がトランザクションコストをゼロにして安全面でも信頼されるようになれば、通貨管理のスタンダードは一気に仮想通貨にシフトするかもしれない。

 このとき、現状のサービスではクレジットカードが新しい市場で価値を発揮できるとは考えにくい。クレジットカード会社が新たな価値を提供できるのか、それとも古いシステムとして淘汰されるのか。私たちの「お金との付き合い方」はそう遠くない未来に、ガラッと変わるのかもしれない。
 
 ホリエモンが仮想通貨の未来について語った『堀江貴文のQ&A「クレジットカードはなくなる!?」〜vol.656〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!

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