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履歴書の免許・資格欄の書き方のコツ! 英語検定は何級からアピールになる?

粕谷満子

2016/09/13(最終更新日:2016/09/13)


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出典:money.usnews.com
 転職含め、就活する人は履歴書をこれから埋めていくだろう。そこで、やはり気になるのは免許や資格欄の書き方。何を書けばいいのか、どのように書けばいいのかわからない方も多いだろう。なので、本稿ではどのように注意して書けばいいか、これから紹介していきたい。

履歴書の資格欄に書いても困らないおすすめ資格は?

 やはり資格欄に書いても、絶対に間違いがないというものはある。それは車の免許や英検やTOEICといった語学の資格、そして専門性が少し低いIT関連の資格などである。それに加えて、秘書検定といったビジネス関連の資格なども書いといて困ることはないだろう。

 ではむしろ、何を書いたらあまりよろしくないのか。先ほど、「専門性の低いIT関連」といった資格を書くことを勧めたように、むしろ専門性の高い資格を書いてしまうと、自分の志望している業界・職種と合わなかったりする場合は、相手方に「なんでその資格を持っているのにこの業界を選んだの?」と疑問に思われてしまう場合が多いからだ。

 その質問を想定して、答えを用意できる場合ならまだしも、そうでないのならば専門性が高い資格はあまり書かないほうがいいと思われる。

英語検定は何級からアピールになる?

 先ほど述べた、書いといて困らない資格の内の代表的なものである「英検」だが、書く際にはできるだけ正式名称で書こう。英検の正式名称は「実用英語検定」なので、履歴書に書く際は「実用英語検定○級」のように書くことを絶対におすすめする。

 記載すると同時に、取得年を一緒に書いておくとより丁寧になるため、「平成○年 実用英語検定△級合格」のように書くと間違いはないだろう。

 そこで「英検は持っているけれども、何級から履歴書に書いてもいいの?」と疑問が出てくるだろう。目安では「英検2級以上」から履歴書に書いて評価される、ということを念頭に置いておこう。

 ちなみに、英検2級は高卒程度、準1級は大学中級程度、1級は大学上級程度という目安で評価される。そして気になる英検合格率だが、1級は11%、準1級が15%、そして2級が26%となっているそうだ。英検2級以上の取得を目指している方は是非参考にしていただきたい。

履歴書には「取りたい資格」も書ける!

 「免許も書いたし英検も書いた。けれどもまだスペースが空いていて、何か埋めたい気分だ…」という方もいるだろう。実はあまり知られていないが、履歴書の資格欄には、まだ取得していない状態でも資格の記入をしてもあまり問題にはされない。

 例えば、国家公務員資格を取るために、予備校に通っている場合とかに、「現在 国家公務員資格取得に向け勉強中」ということができる。そうはいっても、何でも取得予定にしていいわけではなく、実際に予備校や資格スクールに通っている場合や、本当に取得を目指している物だけを書いたほうがいいのは間違いない。

 また、難易度が高いものほど、評価される確率は高くなるが、一方、独学で取れるような資格の場合は逆効果になってしまうこともあるかもしれないので注意を!

また、人気とされている資格は以下の通り。

運転免許:第一種普通自動車免許

大型免許:第一種大型自動車免許

漢字検定:日本漢字能力検定

英検:実用英語技能検定

MOS:マイクロソフト オフィス スペシャリスト

秘書検定:秘書技能検定

日商簿記:日本商工会議所簿記検定試験



 履歴書の、特に資格の欄の書き方だけを取り上げてみたが、いかがだっただろうか。履歴書というと、やはり決まったことを書くだけのものと思われてしまうものだが、実は取得予定の資格を書くことができるなど、新たな発見があったに違いないだろう。

 いい資格を持っていたとしても、アピールの仕方によっては逆効果になってしまうこともあるため、しっかりと自分の志望業界・職種にあった資格を選んで、記入しよう!

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