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「見た目は変わらないのに車内が広い」5つの“軽自動車”:アウトドアから車中泊までゆったりし放題

Taketo Watanabe

2016/04/23(最終更新日:2016/04/23)


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「見た目は変わらないのに車内が広い」5つの“軽自動車”:アウトドアから車中泊までゆったりし放題 1番目の画像
出典:inventorspot.com
 「軽自動車は狭い」というのは今は昔。現在販売されている軽自動車の車内は、とにかく中が広いのだ。もちろんすべての軽自動車が広いというわけではないが、それでも広い軽自動車が充実し、幅広い層で人気を得ていることは確かだ。

 そこで本記事では、車内が広いおすすめの軽自動車を紹介していきたい。広い軽自動車であれば、アウトドアやレジャー、今流行の車中泊など、様々なシーンで活用できるはずだ。

広い軽自動車を紹介する前に...軽自動車のサイズ・規格とは?

 軽自動車のイメージは、小さくて、黄色いナンバーの自動車といったことしか知らない方もいるかもしれない。そこで、広い軽自動車を紹介する前に、軽自動車のサイズ・規格について少し説明させていただく。

 軽自動車とは、総排気量660cc以下全長340cm以下幅148cm以下高さ200cm以下、定員大人4人以下(or大人2人+12才未満子供3人)の、法律で定められた規格の自動車のことをいう。

 そこで、最近の主流の広い軽自動車だ。上記のように軽自動車は全長、幅、高さが法律で定められているため、クルマ自体を大きくすることはできない。そのため各軽自動車メーカーは、車高ギリギリまでの高さを追求し、それによって車内の高さを得られる新車種の軽自動車の開発を進めた。

 例えば、後述する軽自動車のDAIHATSU(ダイハツ)の「WAKE(ウェイク)」などは、車高が183.5cmと、ほぼミニバンと同じサイズになっているのだ。車高が大きくなれば、その分、広い車内空間が作られ圧迫感もなくなる。軽自動車の規格は決まっているのに、広い車内に感じられるのはそのためだ。

 また最近の軽自動車は、広い窓を取り入れたり、運転していて肘が壁に当たらなかったりなど、様々な工夫もされている。「こんなに広いのに軽自動車?」と感じるのは、そんなメーカーによる努力の賜物なのだ。

 それでは改めて、車内が広いおすすめの軽自動車を紹介していこう。

車内が広い軽自動車#1 「広い軽自動車」といえばCMでおなじみのこの軽自動車

DAIHATSU(ダイハツ):WAKE(ウェイク)
発売時期:2014年11月~
新車価格:1,350,000円~
車内サイズ(前後の長さ×横幅×高さ):221.5×134.5×145.5cm
 まず最初に紹介したい車内が広い軽自動車は、DAIHATSUの「WAKE」だ。玉山鉄二演じる何事にも豪快すぎる兄と、WAKEで快適なカーライフを手に入れた弟とのコミカルなやりとりのCM、といえばおわかりいただけるのではないか。

 この軽自動車の車内は、軽自動車トップの145.5cmの車内高をほこる。また、車高が183.5cm、地上からドア開口高までを170cmと、乗り降りの際に子供はかがむことなく、成人やお年寄りは腰を曲げずに、ラクな姿勢で乗り込むことが可能だ。

 現在の広い軽自動車といえば、まずこのWAKEを一番におすすめしたい。

車内が広い軽自動車#2 前後に広い軽自動車

NISSAN(日産):DAYZ ROOX(デイズ・ルークス)
発売時期:2014年2月~
新車価格:1,337,040円~
車内サイズ(前後の長さ×横幅×高さ)223.5×132.0×140.0cm
「見た目は変わらないのに車内が広い」5つの“軽自動車”:アウトドアから車中泊までゆったりし放題 3番目の画像
 続いておすすめしたい広い軽自動車は、NISSANの「DAYZ ROOX」だ。車内高はWAKEにはやや劣るものの、それでも140cmと申し分ない高さだ。

 そしてこの広い軽自動車の最大のおすすめポイントは、車内の前後の長さが軽自動車トップの223.5cm。縦ではなく、前後に広い軽自動車といえるのだ。

 またこの広い軽自動車は、フロント、両サイド、リヤの4ヶ所にカメラを設置した「アラウンドビューモニター」を搭載。軽自動車を上から見下ろしているかのような視点でモニターに映し出すシステムだ。広い軽自動車ならではの計らいがあるのだ。

車内が広い軽自動車#3  広い軽自動車の中でも人気NO.1の軽自動車

HONDA(ホンダ):N-BOX(エヌ・ボックス)
発売時期:2011年11月~
新車価格:1,198,000円~
車内サイズ(前後の長さ×横幅×高さ):218.0×135.0×140.0cm
 続いての広い軽自動車は、HONDAの「N-BOX」をおすすめしたい。この広い軽自動車は、車内の横幅が軽自動車トップの広さの130.5cm。さらに、スライドドアの開口幅が軽自動車トップクラスの64cm。広い車内であるとともに、乗り降りもスムーズだ。

 そして、この広い軽自動車は、軽自動車の業界団体である「社団法人全国軽自動車協会連合会」の調べで、2015年度売上1位を記録。広さとともに人気No.1の軽自動車なのだ。

車内が広い軽自動車#4  広い軽自動車の先駆け的存在の軽自動車

DAIHATSU(ダイハツ):TanTo(タント)
発売時期:2003年11月~
新車価格:1,420,200円~
車内サイズ(前後の長さ×横幅×高さ):220.0×135.0×136.5cm
 最後の広い軽自動車は、DAIHATSUの「TanTo」を紹介したい。初期モデルの販売からすでに13年を数えるこの軽自動車は、広い軽自動車のハシリともいえる存在だ。

 車内横幅は前項のN-BOXと同じながらも、前後の長さはN-BOXよりも広い作りになっているのがポイント。また、前列ドアと後列スライドドアが観音開き式になっているため、大きな荷物なども楽に出し入れができる。


 以上のように最近の軽自動車は、普通車と同等かそれ以上の広さを持ち、さらに普通車以上の燃費のよさもあって、非常に売れ行きが好調だ。ということは、今の軽自動車には昔のようなマイナスのポイントは皆無といい切っても過言ではないだろう。

 もし広い軽自動車の購入を考えているのなら、是非、本記事を参考にしていただきたい。

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