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部屋の雰囲気が決まる、リビングの壁紙の選び方:目指すリビングをイメージして、頭の中で壁紙を貼れ!

Naoya Shishido

2016/04/17(最終更新日:2016/04/17)


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部屋の雰囲気が決まる、リビングの壁紙の選び方:目指すリビングをイメージして、頭の中で壁紙を貼れ! 1番目の画像
by Mica_R
 あなたの部屋のリビングはどのような壁紙だろうか。引っ越したままの状態であれば、大抵の場合は真っ白の味気ない壁紙だろう。そんな味気ない壁紙にうんざりして、暗い色のカーテンを選び、暗い家具を配置して、リビング全体の印象が重たくなってはいないだろうか。

 カーテンや家具を工夫するのもいいが、せっかくならリビングで一番広い面積を持っている壁紙を張り替えて、自分好みの部屋に変身させてみよう。今回は、壁紙がリビングに与える影響や、リビングの壁紙の選び方を紹介していく。

リビングの壁紙とは、どのようなものなのか?

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出典:newwallpaintcolors.com
 壁紙とは本来、建物を汚れや傷みから守る役割のものであり、それさえできればいいのであれば、今の状態通り味気ない壁紙でも十分に機能は果たしている。しかし、壁紙をリビングのインテリアとして考えた場合、この白一色の壁紙にはとてもガッカリしてしまう。

 しかし、この白い壁紙は無闇に選ばれているわけではない。白い壁紙は部屋を広く見せる効果があるため、意図的に選ばれている。そして、どんな家具とも相性が良いというのもリビングに白い壁紙が多い理由だ。しかしご存知の通り白の壁紙は汚れやすく、汚れるとそれが目立つ。住んでいるうちにリビングの壁紙を変えたいという気持ちになるのも当然である。

 また、リビングの壁紙というのはとても広い面積を占めている。どんな個性的な家具を置くよりも、壁紙を変えることで得られる印象の変化は大きい。例えば、リビングに白い壁紙とダークブラウンのカーテンを使っているとしよう。カーテンを閉めると一気に部屋の印象が重たくなり、開けたままではやはり味気ない。では、この配色を逆にしたところを想像してほしい。ダークブラウンの壁紙は重厚な雰囲気を与えてくれるだろう。カーテンを白くすることで、カーテンを開けた状態でも閉めた状態でも窓からは開放感を感じられる。

どんなリビングにしたいか、頭の中で壁紙を張る、

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出典:e2ua.com
 では実際に、リビングをどんな色の壁紙に変更したらいいのか、イメージしてみよう。もちろん、自分が好きな色を選べばいいのだが、リビングの壁紙は面積も広く躊躇しがちだ。壁紙の色の選び方には様々あると言われるが、まずはどの面の壁紙を張り替えるのか考える必要がある。もちろんリビングの壁紙全面を張り替えてもいいし、一面だけ変えるのも効果的だ。面によって違う色を選ぶことだってできる。組み合わせは無限だ。

 まず色を選ぶ際は、自分のリビングをどんな印象にさせたいか考える。そして、ビビットカラーにするのか、マットカラーにするのかを決めるといいだろう。ビビットカラーなら元気で活発的な雰囲気の、マッドカラーはシックで落ち着いた雰囲気のリビングに演出してくれるだろう。

 そして次は暖色、寒色のどちらにするかを選ぶ。暖色は暖かい雰囲気を演出するが、日当たりの良いリビングの場合、真夏はより一層暑く感じてしまうかもしれない。同様に寒色は、日当たりの悪いリビングには不向きだ。

 そして、リビングの広さにもよるが、どのような重厚感を演出したいかを考える。先ほど例に出したように、ダークブラウンの部屋はとても重い雰囲気になる。そして部屋を狭く見せてしまう。同じ系統の色でも、白を混ぜたベージュのような色に変えるだけで、リビングの雰囲気を軽くできる。

 リビングの壁紙として人気があるのが緑系の色だ。マッドカラーでもビビットカラーでもナチュラルな癒しの雰囲気があり、観葉植物を置いている場合は統一感が出る。床材は変更することが難しいが、緑系の色はどんな床材ともマッチしやすいことも人気の理由だ。リビングの壁紙を変えてみたいが具体的にイメージがわかないという場合は一考してみるのも良いのではないだろうか。


 リビングは、家の中で最も滞在時間が長い部屋でもある。人が訪れることもあるし、その際に部屋の印象で人となりを見られることもあるだろう。だからこそ、リビングの壁紙には悩むのである。

 そこで候補をいくつかに絞ったら可能な限りサンプルを請求するのが望ましい。そして昼夜ともに部屋の雰囲気に合うか確認してみよう。照明との兼ね合いで大きく差が出るものもある。そういったことも踏まえてよく考え、お気に入りの壁紙を見つけた時は、そのリビングに一層愛着を感じ、より快適に過ごすことができるだろう。

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