1. 知ってそうで知らない“日本のお金持ち”トップ10!:2016年日本人資産家ランキング

知ってそうで知らない“日本のお金持ち”トップ10!:2016年日本人資産家ランキング

出典:www.economist.com
 世界的なお金持ちといえば誰を思い浮かべるだろう。マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ、世界的な投資家ウォーレン・バフェット、確かに彼らは大金持ちである。その資産は数兆円後半に上り、小さな国の国家予算程度なら軽く超えてしまう。

 では、日本に目を向けてみよう。日本で活躍するお金持ちのことを私たちは意外に知らないのではないか。言えて、2〜3人だろうか。そこで今回は、経済誌フォーブスが発表している「世界長者番付」にランクインした日本人上位10名を紹介していく。いずれも日本を代表するお金持ち達である。なお本記事で登場する金額については、2016/3/7時点のドル円相場で換算している。

2016年 日本のお金持ちに選ばれた上位10名

日本のお金持ち 第1位:柳井正(67歳・ファーストリテイリング)1兆6,600億円

by U.S.-Japan Council
 まずは、ユニクロなどを展開するアパレル企業、ファーストリテイリングの代表取締役社長である柳井正氏が日本一のお金持ちの称号を手にした。その総資産は、実に1兆6,600億円にまでのぼり、2位以下にランクインしたお金持ちたちに3,000億以上の圧倒的な差をつけている。

 柳井氏は、父・柳井等が経営していたファーストリテイリングの前身となる会社「メンズショップ小郡商事」を引き継ぐと、中国地方を中心に次々と事業を拡大し、2013年に初めて日本で一番のお金持ちとなった。その後、一度はお金持ち日本一の座から転落するものの、近年は再びお金持ち日本一が定位置となっている。

日本のお金持ち 第2位:孫正義(58歳・ソフトバンク)1兆3,300億円

by nobihaya
 日本のお金持ち2位にランクインしたのは、ソフトバンクグループ代表取締役社長を務める孫正義氏。2006年にボーダフォン株式会社を買収し、日本で初めてiPhoneを発売するなど、その敏腕ぶりはまさに日本を代表するお金持ちといえる。

 日本のお金持ち1位の柳井氏が躍進するまで、お金持ち日本人は孫氏の定位置であった。近年は2位に甘んじることが多いが、それでも総資産1兆3,300億円は日本有数のお金持ちだ。

日本のお金持ち 第3位:滝崎武光(70歳・キーエンス)8,200億円

出典:www.alux.com
 従業員の平均年収ランキングなどで、常に上位を占める企業の創業者が日本のお金持ちランキングの第3位にランクインした。滝崎氏は電子顕微鏡などの研究・開発を行う株式会社キーエンスの創業者であり、現在は同社の会長職についている人物。

 キーエンスといえば、従業員の平均年収が非常に高いことで知られ、その額は1,200万円ともいわれている。お金持ち・小金持ちの従業員を多く抱える会長は、桁違いのお金持ちということだ。

日本のお金持ち 第4位:三木谷浩史(50歳・楽天)6,370億円

出典:www.lejdd.fr
 日本のお金持ち第4位にはECサイトなど、日本で様々なサービスを展開する楽天株式会社の創業者であり、代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏が入った。

 楽天ではECサイトをはじめ、旅行や金融など多種多様なサービスを展開しているが、三木谷氏はスポーツ好きのお金持ちとしても知られ、国内にサッカーとプロ野球のチームを1チームずつ保有しており、チーム強化に取り組んでいる。

日本のお金持ち 第5位:森章(79歳・森トラストホールディングス)5,570億円

出典:adala-news.fr
 丸の内トラストシティなどを保有する、森トラスト・ホールディングスの代表取締役社長の森章氏が日本のお金持ち第5位に選ばれた。森氏もかつては日本一のお金持ちだったことがある。

 個人では5位という結果だったが、父・森泰吉郎も著名な経営者であり、総資産2兆7,000億円で世界一のお金持ちのなったことがあるほどの人物。まさに森一族は、日本一のお金持ち一家といっても過言ではないかもしれない

日本のお金持ち 第6位:韓昌祐(85歳・マルハン)4,550億円

出典:photozou.jp
 日本のお金持ち第7位には、パチンコ店やボウリング店などの運営をするアミューズメント企業・マルハンの創業者で、同社の代表取締役会長を務める韓氏がランクインした。

 韓氏は韓国で生まれ、後に日本に帰化。法政大学を卒業後、現在のマルハンの前身となる会社を創業し、一代で日本を代表するお金持ちの地位を築き上げた。

日本のお金持ち 第7位:伊藤雅俊(91歳・イトーヨーカ堂)4,090億円

出典:www.forbes.com
 セブン&アイホールディングスの中核企業であり、大手小売メーカーのイトーヨーカ堂の創業者である伊藤雅俊氏が日本のお金持ち 第8位にランクインした。イトーヨーカ堂を創業後、次々と事業を拡大し、セブンイレブンジャパン、デニーズジャパンなどの経営にも携わる。

 平成8年にイトーヨーカ堂取締役名誉会長、現セブン&アイ・ホールディングス名誉会長に就任。現在は非常に高齢だが、現役の経営者として活躍している。

日本のお金持ち 第8位:三木正浩(61歳・ABCマート)3,980億円

出典:www.asianranking.com
 日本のお金持ち第8位には、靴小売業の株式会社エービーシー・マートの元代表取締役会長で同社の創業者である三木正浩氏が入った。三木氏は大学を卒業後、新卒としてある企業に入社するが、3年ほどで退社し、エービーシー・マートの前身の会社を立ち上げた。

 その後、ロンドンでたまたま目についたブーツに注目し、日本で販売したところ、これが大ヒットし、ABCマートは爆発的な店舗拡大を続け、日本を代表するお金持ちになる。

日本のお金持ち 第8位:高原慶一郎(84歳・ユニ・チャーム)3,980億円

出典:www.asianranking.com
 同じく日本のお金持ち第8位にランクインしたのは、ベビー用・大人用紙おむつ、生理用品でシェアNo.1を快走するユニ・チャーム株式会社代表取締役会長である高原慶一郎氏。

 同氏も高齢ではあるが、持ち前の手腕で同社を時価総額1兆円にまで成長させた。今後は、さらなるシルバーケア分野への注力など含め、売上高4,000億円を目指し、新戦略を展開中だ。

日本のお金持ち 第10位:毒島邦雄(90歳・三共)3,300億円

出典:www.asianranking.com
 大手パチンコ機製造メーカーの創業者にして、現名誉会長の毒島邦雄氏が日本のお金持ち第10位にランクイン。

 毒島氏も90歳と非常に高齢なことから、最近はメディアへの露出はほとんどない。しかし、それでも総資産は破格の3,300億円を誇っており、日本を代表するお金持ちであることに変わりはない。


 以上、フォーブスが発表した10人の日本を代表する日本人のお金持ち達を、ランキング形式でそれぞれの説明と共に紹介してきた。いずれのお金持ちの資産額も、もはや筆者にはどれほどの金額なのか想像もつかない。今回の10人は日本を代表するお金持ちであると同時に、日本を代表する企業の経営者や創業者たちである。筆者には手の届かない世界ではあるが、日本に留まらず世界を代表するお金持ちになってもらいたい。

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