ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.620〜プログラミングは誰でも出来る!?〜」では、ホリエモンが大工などの職人技とテクノロジーの融合について語った。
今回取り上げた質問は、「23歳フリーターです。未経験でゼロからプログラミングを学び、一人前のプログラマとしてのスキルを身に付けたいと思ってます。その理由はIT系で起業したいと考えてるからです。
今は手探りで、スクーなどの動画授業を見たり、入門書を読んだりして勉強している段階です。お金はあまりかけられないのですが、もっと効率の良い学習方法があればアドバイス頂きたいです。また、堀江さんが未経験者だとしたら、ゼロからプログラミングを学ぶとすれば、どのような手段を取りますか?」という質問。
ホリエモン「自分が欲しいサービスを作ってみるといいよ!」
ホリエモンは、「何でもいいから、自分があればいいと思うウェブサービスを作ると、実践的で早いよ。金もかからないし、作り方はネットに書いてあるし」と回答。
ホリエモンが勧めるのは、単に講座や教則本に沿って勉強するのではなく、とりあえず自分が作りたいものを決めて、それを作る過程で学習すること。実践の中で学んでいくというのは、なんともホリエモンらしい勉強法だ。
ホリエモンがプログラミングを勉強していた頃にまず試したのは、PC購入時に付属していた本に書いてあるプログラムをその通りに入力し、少しだけいじって遊んでいたという。
当時彼が学んでいた「BASIC」は、今では勉強する人もほとんどおらず、プログラミング学習サービスや教則本もほとんど存在しなかった。そんな中でも、ホリエモンは自身の興味を糧に学習を止めなかった。
勉強を続けることができれば、技術はきっと手に入る。そう考えれば、効率的なやり方ではなくやる気を継続できるやり方で勉強するのがベストなのかもしれない。
ホリエモン「プログラミングって、ぶっちゃけ難しくないよ!」
さらにホリエモンは、「そもそもプログラミングって、ぶっちゃけそんなに難しいものじゃないよ」と初心者を元気づける一言。とはいえ、それはホリエモンだからこその感想なのでは、と勘ぐってしまう人もいるだろう。
しかし、そう考えるのはホリエモンだけではない。今回のゲストで、オンラインプログラミング学習サービスProgate(プロゲート)を運営する株式会社Progate CEO 加藤將倫氏も、「プログラミングの学習はちゃんとした手順通りにやれば決して難しいものではない」という。
では、なぜプログラミング学習につまずく人が多いのだろうか? その原因は、多くのプログラミング学習が古くて分かりにくい言語から始められているからだと加藤氏は考える。
加藤氏は大学の情報系学部でプログラミングを学び始めたが、そこで最初に取り組んだのはC言語だったという。これはもちろん重要な言語ではあるのだが、簡単な言語ではなかったこともあって「イマイチ楽しさを感じることができなかった」と加藤氏は話す。
ホリエモンも、「最初にC言語をやらせるのはおかしいよね」とこれに同意。大学のカリキュラムは最新の言語に対応していないため、結果的に難しいものから学習を始めることになってしまうのだ。
「ロジック自体は難しくないので、正しいステップで学ぶのが大切」と話す加藤氏。きちんとロジックを学びながら、やる気を持続できるやり方で続けるのがプログラミングを学ぶ鉄則。挫折したことがある人は、方法を変えてみれば案外すんなり頭に入るかもしれない。
ホリエモンがプログラミングの勉強方法を語った「堀江貴文のQ&A vol.620〜プログラミングは誰でも出来る!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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