1. 「富士山を動かすにはどうする?」 Q&Aサービスから紐解く、“グーグルの採用面接を突破する方法”

「富士山を動かすにはどうする?」 Q&Aサービスから紐解く、“グーグルの採用面接を突破する方法”

by Alain Bachellier
世界各国の「働きたい企業ランキング」で、常に上位に名を連ねる超人気企業、Google(グーグル)。筆者の周りにも、Googleへの転職を希望する(あるいは妄想する)人がたくさんいる。かく言う私も、できるものなら働いてみたいものだ。Googleの採用競争倍率は公開されていないが、おそらく想像を絶する数字になっていることだろう。

面接内容は事前に探れるものなのか?

by Kompania Piwowarska
同社は独特な採用戦略でも有名だ。本社のあるアメリカでは、シリコンバレーの高速道路沿いに看板を立て、謎の数式“{first 10-digit prime found in consecutive degits of e}.com”を特に注釈もなく掲示した。

この難問を問いて解答にたどり着くと、やっとGoogleの採用試験に応募できるという、他の企業とは一線を画した独自の世界観で採用活動を行っている。

採用レベルそのものが非常に高く、かつ独自手法を持つGoogle。どうすれば受かるのかが全くイメージできない。今回は、キャリアQ&AサービスJobQに協力いただき、Googleの面接の実態を探ってみた。

調べて分かった、Googleの難解な質問の数々

by modernowl
転職会議に寄せられた、Google日本法人の面接クチコミをのぞいてみる

面接の雰囲気

  • 最初のアイスブレイクでは、会話がとても弾むくらい配慮していただいた。(男性/20-35歳/応募職種:法人営業)
  • とても頭を使ったが、厳しい雰囲気では全くなかったです。(男性/20-35歳/応募職種:法人営業)
  • ホワイトボードにいきなりコードを書けと言われた時は震えたが、面接は圧力なく、いい雰囲気でした。(男性/20-35歳/応募職種:Webディレクター)
  • とにかく面接が多いです。(男性/35-50歳/応募職種:通信インフラ設計・構築・設置)
  • フラットかつ優しい人たち。(男性/20-35歳/応募職種:経理)
  • 計10名とお会いしたが、全体的に面接官の感じはとても良く、高圧的な面接官は1人もいなかった。(男性/20-35歳/応募職種:法人営業)
非常に和やかであるようだ。俗にいう圧迫面接の心配はなく、面接担当の方がうまく雰囲気作りをしてくれているとのこと。また、面接回数が多いことも特徴の一つだ。

質問内容

  • 日本全体のストリートビューを完成させるためには、Googleカーは何km走らなければなりませんか。
  • このボールペンを私に売ってください。
  • 私にあなたの知っているTOPICSを何でもいいので話してください。
  • バスには何個のバスケットボールが入りますか。
  • 富士山を動かすにはどうすればいいですか。
  • 私があなたなら、あなたをどのようなプロセスで面接を行い、採用しますか。
  • あなたが社長になったとして、1年で1億円を作るためのアクションプランを教えてください。
「自己PRをしてください」などといったありがちな質問は少なく、論理的思考力と発想力を強く問われる質問ばかりであることがわかる。

なんとGoogle日本法人の現社員の方からアドバイスが!

続いてキャリアQ&AサービスJobQに、「Googleの中途面接ではどんな質問がされるのか? また、事前に対策できることはあるのか?」という質問を投げてみたところ、なんと幸運にも、Google日本法人の現社員の方からアドバイスをもらうことに成功!

以下、一部表現を修正した原文をお伝えする。

Google Japan の現社員です。

Apply をされるポジションによって面接の傾向は多少異なるため一概に言えませんが、投稿者さんが「WEB業界で働いている10年目の文系職」とのことですので、ビジネスサイドのポジションに Apply されることを前提でお話しますと、特に質問される内容について決まった定型文はありません。つまり、質問内容は面接するマネージャーに委ねられています。

しかし、「リーダーシップ(Leadership)」「職務に関連した知識(Role-related Knowledge)」「考え方(General Cognitive Ability)」「Googleらしさ(Googleyness)」の 4つに関連する質問が必ず含まれていなければならないようになっています。

この中でも「Googleらしさ(Googleyness)」というのは非常に分かりにくい指標だとは思いますが、実際に働いている経験から言えばウソが一切なく誠実か、様々な立場の人々を巻き込んで仕事を出来るか(その魅力があるか)、何かに取り組むにあたって「○○という条件があるから、■■が出来ない」等と思考の範囲を狭めるのではなく、「必ずこうすべきだ、こうあるべきだ」という信念を持った上で考えているかを非常によく見ているように感じます。

また、「よく面接が何十回もあるのか?」「フェルミ推定のような内容があるのか?」等と聞かれますが、現在は面接は最大で4回(5回を超えることは非常に稀)、かつフェルミ推定のような内容はありません。

余談ですが、直近だとかなり英語の能力を求められ、必ず最低1回は英語ネイティブのマネージャーによる面接があります。正直なところ、上記に挙げた4つの指標よりも厳しく見られているのではないかと思うくらいです。(あくまで現時点ではですし、英語に自信が無くても悲観するほどではありません。)確かに、入社後も英語を用いてディスカッションは勿論、自分の考えを述べ説得を出来なければ一定以上は昇進出来ないので、重要なことには間違いありません。

人材募集については、以下ページでも詳細に記載がありますので一読されることをお勧めします。(ありきたりなことしか書いていないだろうと読まない方が多いですが、隅々まで読むと重要な情報が含まれています。)

出典:採用プロセス - Google 人材募集

Googleの採用面接を受けるためにはこれをする!

今回の調査で得られた結論を踏まえ、“私ならこんな準備をする!”をまとめてみた。

私ならこんな準備をする!

  • 英語の面接があるので、面接に耐えうる英語力が身につくまでは選考に進まない。
  • 面接は穏やかな雰囲気。変に構える必要はない。
  • 採用HPを隅々まで確認する。
  • 念のため、論理的思考力の質問に備えて何冊か市販のドリルを解き、トレーニングする。
上記に取り組むだけでも、随分結果は変わるのではないだろうか? 今後も転職会議reportでは、各社の面接レポートを行っていく予定だ。

もし、調査希望の企業があれば、ぜひ転職会議report編集部までご連絡を!

記事提供:転職会議report

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