HOMEビジネス 喧嘩をしない、共働き夫婦の家事の役割分担の決め方は?

喧嘩をしない、共働き夫婦の家事の役割分担の決め方は?

粕谷満子

2016/11/29(最終更新日:2016/11/29)


このエントリーをはてなブックマークに追加

喧嘩をしない、共働き夫婦の家事の役割分担の決め方は? 1番目の画像
出典:visualhunt.com
 せっかく夫婦となって同じ屋根の下で暮らすことになったのに、家事分担で喧嘩になってしまう夫婦も多い。それも家事に専念している専業主婦家庭ではなく、共働き夫婦に多いようだ。世間的には共働き夫婦の夫は、9割が家事に参加していると言われているものの実際のところはその参加の仕方にはやはり差が多くあるのであろう。夫からすれば家事に参加しているつもりでも、妻としては不満を感じているといった場合など、正しく喧嘩の元になりそうだ。

 そこで今回は、共働き夫婦が幸せに暮らせるよう重要な、家事の役割分担についてどうするのが良いのか、検討してみよう。

一番多い家事役割の分担方法は?

 世間的聞いてみると、共働き夫婦に一番多い家事役割の分担方法は、明確な役割分担はなく、夫婦で協力する……というのが、約60%を占める。家事分担は決めていなくても一緒にやるようにする、というのもよく聞かれたため、どうやら家事分担をキッチリと完全に決めているのは少数派であるようだ。

 もちろん完全に分担する派の意見としては「分担をした方が喧嘩にならない」「お互いの仕事が忙しい時、家事を溜め込まないようにするため」という納得の意見が並んだのでこれも間違いではない。

 そして、夫婦で協力するタイプでは、結局のところは家事の負担はだいたい半分ずつと決めている場合が多い。例えば平日の家事はほぼ妻が、週末は夫も一緒にという感じであったり、食事全般は妻が担当な分、平日はゴミ出しとお風呂掃除を夫がやり、週末は各部屋の掃除を2人で行うという感じで一緒に家事をしたり……といったスタイルなどが多い。

 こうしてみると、基本妻の方が早く帰宅する場合が多く、料理は任されることが多いため、平日の家事は妻の負担が大きくなりがちといえるであろう。しかし、お互いが協力しようという気持ちがあれば、完全に役割分担はしていなくとも、自然に週末は夫がフォローしていくと上手くいくことが多くなるため、まずはその気持ちを忘れないことが一番大切である。

共働きの夫が分担する家事で最も多いのは?

 共働きの夫が分担する家事で最も多いのはいったいどんな家事なのだろう?

 実は「ゴミ出し」こそが夫の担当している家事としてはナンバーワンのようだ。実際に共働き夫婦の家庭に聞いてみたところ、3位は44.0%で洗い物、2位は52.0%でお風呂掃除、そして1位は67.7%でゴミ出しという結果になったのである。

 これをみると圧倒的に多いのは、朝などの出社するタイミングで、手軽に行えるゴミ出しであった。やはり簡単かつあまり時間をとらないことなので、妻からしてもお願いしやすいのがゴミ出しなのであろう。

 また他には、近年は子供と出かけ、遊び相手になることや、子供をお風呂にいれるなどのいわゆる楽しい育児だけでなく、仕事のスケジュール調整なども必要となるような大変な育児にも夫の方が積極的に参加する傾向がみえてきている。これも育児をしてくれれば、その分家事をする時間ができるということで、まわりまわって家事の手伝いにもなっているであろう。

 しかし前述のランキングをみても、やはり料理や裁縫などはなかなかハードルが高く、妻からダメ出しされながらも、何とかもっと妻を手伝いたいと思っている世の中の夫たちの様子がうかがい知れる。

共働きの夫にやってもらいたい家事とは?

 共働きの夫婦の奥さんに、夫にやってもらいたい家事は何かと聞いてみたところ、3位は17.8%で食事の後片付け、2位は27.8%で風呂掃除、そして1位は45.8%でなんとゴミ出しという結果に。これをみるとおそらく頭を使わなくてもできる家事こそ、やってもらいたいのが本音なのだろうが、前述の内容と合わせると意外と世の中の夫は希望には応えているのかもしれない。

 共働きともなれば、働きながら家事をするのはお互い様のこと。近年若くして結婚するカップルのほとんどが共働きのようであるが、家事の分担は小さなことのようだが、不満は積り重なりがち。けれども、それは逆にいえば思いやりの気持ちを持ってお互い助け合えば、幸せも積り重なるということ。お互いに過度に完璧を求めることはせず、むしろ協力して心地良い生活空間が作れれば、自然と喧嘩も少ない幸せな結婚生活を送れるであろう。


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード