1. 株式市場の営業時間って? 初心者が知っておきたい株入門

株式市場の営業時間って? 初心者が知っておきたい株入門

by Dick Thomas Johnson
 株は年中無休で取引できるもの、と考えられている人もいるかもしれないが、もちろんそんなことはない。注文は24時間できるがそれが実行されるのは取引時間内である。今回は実際に株を買うという段になって、必要になる基礎的な株式市場についての説明をしたいと思う。

株式市場ってなに?

 株式市場とは、その名の通り株式の発行と売買が行われる市場である。東京、大阪、名古屋、福岡、札幌に各証券取引所があり、東証(東京証券取引所)、大証(大阪証券取引所)、名証(名古屋証券取引所)はさらに1部と2部に分かれている。

 また、ベンチャー企業や中小企業などを中心とした新興市場と呼ばれるものがあり、東証ジャスダックや東証マザーズ、大証ヘラクレスなどがある。株券を発行している企業は各証券取引所に登録する必要があり、このことを上場と呼ぶ。

 上場するためにはある一定の基準をクリアしなければならず、東証一部などはその審査基準が厳しいために、「東証一部上場」というのが企業のステータスになっているのである。第一部や第二部に上場している企業は一定の基準を満たした「優良企業」ということになるが、新興市場に上場される企業は将来成長の見込みがある企業であり、株券の大幅な値上がりが期待できることから、投資家にとっては注目の市場である。

 ただその分、株価の変動も激しいので初心者はまず東証一部の中から銘柄を選ぶ方が良いだろう。実際に株を売り買いする際には、各証券会社を通して行うことになる。証券会社には大手の総合証券と、手数料が安く口座管理料がかからないネット証券がある。

株式市場の営業時間は?

 株式市場の営業時間は平日の朝9時から午前11時半までの前場と、午後12時半から15時までの後場に分かれている。上記の時間以外や土・日・祝日・年末年始などは取引所が営業しておらず、よって株の取引ができないということになる。営業時間外に出した売買の注文は次の営業時間の最初に回されることになる。例えば水曜日の22時に買い注文を出したとする。するとこの注文は木曜日の朝9時に回され、ここで他の投資家が出した売り注文とぶつかることにより株の売買が成立する仕組みである。

初心者は取引時間外に注文するのがいいって本当?

 証券取引所の営業時間を知って、その時間帯は忙しくて手が出せない……と考える人もいるかもしれないがそんなことはない。既に述べた通り、取引の時間は決まっているが売買の注文を出すことは24時間可能なのである。

 さらに、初心者にとっては取引時間外に注文することが利点となる場合がある。通常取引時間内では、「いくらの価格の株にどの程度の注文が入っているか」を表示する情報板が常に変動しているのである。投資家はこの情報板を参考に、どの株が値上がりしそうかを判断して売買の注文を出すのだが、初心者の場合はこの情報板に翻弄されることが少なくないのである。結果、判断ミスをするリスクが高まるのだ。しかし証券取引所の営業時間外だと、そんな情報に左右されず、終値を見て冷静に判断ができるので失敗するリスクを軽減することができるのだ。以上から初心者は営業時間外に売買の注文を出すのをおススメする。


 以上のように株式市場について、その営業時間などを見てきたわけだが、こういう知識は自分で実際に株を買ってみて初めて生きた体験となって身につくものである。よって、とにもかくにも株を買ってみることをおススメする。証券会社の窓口に赴けば、株取引の専門家である担当者と相談しながら、銘柄選びをすることが出来るので初心者にも安全であると思う。是非株で資産運用を行い、今後の人生設計を行ってもらいたい。

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