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就活生必見! 保険会社の志望動機を考えよう

粕谷満子

2016/11/29(最終更新日:2016/11/29)


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出典:visualhunt.com
 就活の時期は毎年やってくる。数多くの業界の中でも金融業の人気は昔から一向に衰えない。お金を扱う業界なので高給というイメージは間違ってないと思う。銀行と保険会社の平均年収が高いのは事実だ。今回は、金融業の中でも初任給から高額である保険会社の就活について記事にした。少しでもこの業界に興味ある人は読んで欲しい。

保険会社とはどんな会社?

 保険会社は金融系の領域にあるものの、銀行と違いお金の融資と預金業務は扱わない。主な取り扱い業務は保険商品といった金融商品の提供だ。保険と聞いたら生命保険に加入している人も多いと思う。しかし、生命保険はほんの一部でしかない、それ以外にも車保険や災害保険等がある。人々や企業の日常において起こりうる問題、急にお金が必要になるケースを予め想定して、普段から定額を払っていれば保障を受けられるサービスである。大事故や災害が起こらなければ保障することもなく、徴収したお金が丸々儲けになる美味しいビジネスだ(もちろんいざという時に備えてある程度のお金は儲けに入れない)。また、保険会社の多くは基本給を最初の何年間受け取り、その後は歩合給の割合が急増する。

 その為、保険会社に勤めると自分の努力した分だけ給料が上がる為非常高い年収を得られる可能性がある。しかしその反面激務になることを覚悟したほうがいい。それでも体力に自信があり高給を狙いたいという人は狙ってみるとよいだろう。

志望動機のポイントは?

 保険会社に限らずどんな会社への就職でも面接は避けて通れない道である。面接を通して社会人としての適性があるかどうか、言葉遣いや立ち振る舞いを見て能力を判定される。面接でのパフォーマンスによって会社の配属先も決まってしまうかもしれない。保険会社をめざしたいという人も例外なく面接対策をしっかりするだろう。

 では、面接においてウェイトの高い志望動機はなんとアピールすればいいのか。間違ってもあからさまに高給を目当てに志望しましたなんて言えない。保険業はどうやって人々の暮らしを支えているのかを理解し、そこで自分はそういう仕事に携わって貢献したいと言えば無難だろう。要は保険会社の業務をしっかり把握しているかどうか、仕事の意義がどこにあるのかが問われる場だと思う。今は様々な保険商品が出回っているが、志望する保険会社によって保険商品の方向が大きく異なる。自分の志望する保険会社の商品の志向を下調べしたほうがいい。また、志望動機では保険業に惚れたきっかけも盛り込んだほうがポイントは高いだろう。

保険会社の志望動機の例文まとめ

  志望動機のポイントについてザックリ言ったが、ここで志望動機の例文を幾つかまとめたいと思う。

「人を支える仕事をしたいと考え、お客様の生活に安心を提供し、これからの高齢化社会において、さらに必要とされる生命保険に興味を持ちました。○○社のどういう取り組みに感動し…」

出典:保険(生保/損保)業界の志望動機例文まとめ - NAVER まとめ

 こんな感じでまずは社会の需要について言及しながら自分もこの世に貢献したい意を伝える。そのあとは「ではうちの保険会社じゃなくてもいいだろ」と突っ込まれないように志望する会社の特色と取り上げて自分の興味をアピールする。

「私は、人とつながりのある仕事がしたいと考えています。保険業界の、大切な命を支える手助けができるという点に興味を持ちました。形のない商品であるからこそ自分自身の人間力が問われるし、ダイレクトに人との信頼関係の影響を受けるこの業界で、私が接客のアルバイトを…」

出典:保険(生保/損保)業界の志望動機例文まとめ - NAVER まとめ

 この人の場合は保険業の特徴から切り出し、自分の姿勢をアピールする所までは前と共通だが、途中で自らの経験談を盛り込んだのが違うポイントだ。経験談を盛り込むことでより説得力が増し、面接官の共感も得られやすい。重要なのは保険業界に関していくら知っているのかだと思う。知っていれば知っているほどか語れるし、突っ込まれても対応できるようになる。

 保険業界に限らず、どんな業種の就職でも志望動機の書き方はこの線に沿って良いと思う。一つ忘れないでほしいのは、会社側の魅力的な部分ばっかり語っても結局働くのは自分なので、この会社でやっていけるという自己アピールもすること。



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