1. 保険証は3種類ある? 保険証の種類について

保険証は3種類ある? 保険証の種類について

保険証は3種類ある? 保険証の種類について 1番目の画像

 健康保険への加入を証明する「保険証」「健康保険被保険者証」。不測の事態に備え、常に保険証を持ち歩く健康保険加入者も多いのでは?

 保険証の所有者は医療費の自己負担額が3割になることは常識だが、保険証にはいくつかの種類があることは意外にも知られていない。

 そんな保険証の種類や番号について、今回は解説していきたい。

保険証の種類は「3種類」ある

 保険証には、大きく分けて3種類ある。この種類の違いは、加入している保険の違いにより生じるものである。

保険証の種類①:国民健康保険

 1つ目に紹介する保険証の種類は「国民健康保険」

 主に都道府県の各市町村が運営しており、保険料は世帯単位で加入者数、年齢、収入などのよって算出される。

 職に就いていなかったり、また自営業であったりする場合は原則的にこれに加入することとなっている。

保険証の種類②:社会保険

 2つ目に紹介する保険証の種類は「社会保険」と呼ばれることの多い保険だ。会社員や教職員、公務員、そしてその家族が加入しているものである。

 社会保険は、勤務先によってさらに種類が分かれている。

 1つ目は「共済組合」。これは公務員や、私立学校の教職員を対象としている保険のことを指している。2つ目の「健康保険組合」は、ひとつの企業もしくは同種の事業などで組織されたものだ。

 3つ目は「協会けんぽ」というもので、健康保険組合を自らのみで設立することが困難な中小企業が加入しているものである。

 これは都道府県ごとに支部がある。

保険証の種類③:後期高齢者医療制度

 最後に紹介する保険証の種類が「後期高齢者医療制度」である。

 これは2008年からスタートした制度で、75歳以上、また65歳~75歳のなかで一定の障害などを持つ人が加入する医療制度になっている。

「保険証の種類」と「番号の関係性」について

「保険者番号」は保険証の種類によって番号のふられ方が異なる

 保険証には、必ず「保険者番号」という数字が記載されている。

 これらの保険者番号、保険証の種類によって番号のふられ方が異なるということはご存知だろうか?

 「国民健康保険」では上2桁が都道府県、次の3桁が市町村を表しており、最後の1桁は「チェックデジット」と呼ばれる検証番号がふられている

 これに対して、全国健康保険協会保険証」では、保険証の発行元(保険者)ごとに数字がふられている。保険証の発行元が同じ人とは数字が同じなのだ。「協会けんぽ」では、都道府県ごとに異なる数字が割りふられている。

 「健康保険組合」の場合は、全国健康保険協会保険証と同じく“発行元”に対して番号がふられている

 これに対して、ひとつの企業が組織している「健康保険組合」では、部署や、支社ごとにわけて番号がつけられている

 加入している保険によって、記載される番号の意味合いも変わってくるのだ。

保険証の種類と番号以外の記載事項の関係性について

 保険証には、番号以外にも、「記号」というものが記載されている。番号と同じく、この記号も保険証の種類によって意味合いが変わってくる。

保険証の種類によって異なる「記号」

 保険証に記載されている「記号」は、「事業所を整理する記号」のことを指している。

 国民健康保険証では、保険者が世帯主の場合、被保険者である家族は全員同じ記号になる。保険者が各市町村になっている場合は、市町村ごとにつけらている数字が記載されるようだ。

 これに対して全国健康保険協会の健康保険証では、番号と同じく会社に対してつけられている。

 健康保険組合の健康保険証では、同種の事業などで組織されている健康保険組合の場合は、会社に対して付けられており、ひとつの企業が設立している健康保険組合の記号は部署や支社ごとに分けてつけられているのだ。

 番号と記号、それと保険証の種類の関係は、国民健康保険においては異なる意味合いを持つが、全国健康保険協会や企業が組織している健康保険組合においては同様の意味合いを持つということだ


 一口に「保険証」と言ってもその種類はさまざまである。今まであまり保険証について気にしたことがなかったという人もいるかもしれない。

 これを機に、自分がどのような保険に加入しているのか、またその違いが生活にどのように影響するのかなど考えてみると、役に立つかもしれない。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する