1. 毎年届いている? ねんきん定期便が届かない場合にチェックすべきこと

毎年届いている? ねんきん定期便が届かない場合にチェックすべきこと

by ljcybergal
 実は便利なねんきん定期便。馴染みがないとどうしてもわかりにくいのは仕方がない。今回は、その基本ともしも届かなかった時の対応策をご紹介する。

ねんきん定期便とは?

出典:www.nenkin.go.jp
 ねんきん定期便とは旧社会保険庁時代に年金記録漏れなど問題が多数発覚したことを受け平成21年度以降、年に1度、国民年金と厚生年金に加入している全員に届く、葉書または封筒のことを指す。

 ねんきん定期便の内容は50歳未満の方で「これまでの年金加入期間」「これまでの加入実績に応じた年金額」「これまでの保険料納付額」「厚生年金保険または国民年金における最近の月別納付状況」が記載され、50歳以上の方に「老齢年金の見込額」が前述のほかに記載されている。また、「老齢年金の見込額」以外にも「遺族年金」「障害年金」などの対象となった場合に、いくらくらいの年金が受給できるのかもわかるようになっている。

 日本年金機構が節目と考える35歳、45歳、59歳の方には、年金についてとても詳しい記述を記載したパンフレットや年金加入記録に漏れや誤りがあった場合に提出する年金加入記録回答票を同封した、封筒のねんきん定期便が届く。

 封筒には水色とオレンジ色の2色あり、オレンジ色が届いた場合は要注意。何か記入漏れや間違いがある可能性が高い場合はオレンジ色が届くようになっており、隅々まで間違いがないか精査してほしい。もちろん通常の水色が届いた人も、やはり過去のデータがすべて記載されている節目年のねんきん定期便はしっかりとチェックをしておきたいところだ。

届かない場合は? 正しい住所が登録されているか確認する方法

by Billy Wilson Photography
 ねんきん定期便が届かない場合はまず元々登録している住所と現住所が変わってしまっているケースがほとんどと言われている。また結婚による引っ越しや名前の変更を届け出ていないことも多い。届かないな、おかしいな、と思った時はすぐに最寄りの年金事務所に問い合わせてみること。住所や氏名の漏れなど、現状を把握することが可能だ。

 一方で何も変更をしてもいないのにねんきん定期便が届かない場合もすぐ最寄りの年金事務所に相談をすること。なにかの間違いで情報が流出し、改ざんをされた可能性があるためだ。もしも情報が悪用されてしまった場合、自分の知らないうちに年金が失われるなどの大きな損失が生まれる可能性がある。自分の老後の為にも、いち早く対応をしておきたいところだ。

 またねんきん定期便は日本国内在住の人が対象になるため、海外に移住している人には原則として届かないことを覚えておきたい。現在、日本年金機構のWebサイトから申し込みをした人に限り海外でも届くようになっているが、あくまでも例外的であると考えた方がよいだろう。

ねんきん定期便を受け取ろう! 住所の変更手続きの方法

 ねんきん定期便を確実に受け取るためには、日本年金機構に正確な住所が登録されていることが必要である。引っ越しや婚姻に伴う名前の変更など、すみやかに申請をしておきたいところだ。

 国民年金の場合は住んでいる市区町村役場の国民年金担当窓口で変更の手続きを行うこと。厚生年金の場合は所属する会社から機構に届け出るので、まずは会社に確認を行い変更があれば変更を届け出ること。その際は年金手帳を持って行くことが肝心だ。
また年金制度にはサラリーマンや公務員の配偶者で年間所得が130万円以内の20歳以上60歳未満の人を「第3号被保険者」と指定し、年金保険料を直接負担する必要が無いことからも、無駄を無くし自分の家計をしっかりと管理するためにも届け出をしておかなければいけない内容と言えるだろう。


 わかっているようでわかりにくいのがこのねんきん定期便という制度。もしも手元に届かなかったり、少しでもわかりにくいことがあったりした場合は早い段階で最寄りの日本年金機構に相談をしてほしい。自分の老後を守るためにも、しっかりと把握しておくことが必要と言えるだろう。

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