1. 幻冬舎の創業者・見城徹の名言から学ぶ「仕事に熱狂するための“仕事論”」

幻冬舎の創業者・見城徹の名言から学ぶ「仕事に熱狂するための“仕事論”」

出典:ja.wikipedia.org
 見城徹という男はご存知だろうか。慶應義塾大学法学部卒業後、廣済堂出版に入社し、自身で企画した『公文式算数の秘密』が38万部のベストセラーをたたきだす。その後、角川書店に入社し、『野生時代』の副編集長から、『月刊カドカワ』の編集長になる。

 編集長時代には400万部を超えた森村誠一の『人間の証明』や5本の直木賞作品をはじめ数々のヒット作を生み出す。さらに、部数を30倍にも伸ばし、雑誌界の伝説となった。1993年に角川書店を退社し、部下5人と株式会社幻冬舎を設立し、代表取締役に就任。

 その熱すぎる生き方から、熱狂と称され、サイバーエージェントの藤田晋氏、実業家の堀江貴文氏、秋元康氏など多くの経営者、実業家、起業家の心を動かした。

秋元氏が「心が震えました」とし、「大地に足を据えて踏ん張りながら、時代の風と対峙する編集者見城徹の姿は本当にカッコイイ。学生時代から僕が目撃していたものの向こう側に見城徹がいました。生きるとは何か?みなさん、是非、読んでください」

出典:見城氏の本 「755」を機に増刷 | R25
 多くの人の心を震わせ、圧倒的な努力で結果を出し、仕事に熱狂してきた見城徹の名言からは、生きるとはなにか、仕事とはなにか、本気で生きるとはなにかなど、人生の本質を考える上で非常に多くのヒントや考えるきっかけを得られだろう。

 というのも、見城徹の名言はただの根性論ではなく、死生観にもとづいた凄まじく重厚な生き様、仕事論、人間関係に根ざしたものだからだ。

僕が一番嫌いなのは、小手先とか、表面的とか、上辺とか、それが一番嫌なの。それでやってる限り、結局出てくる結果も、上辺や、表面的や、小手先でしかない。

出典:見城徹 名言
 小手先、表層的なものを嫌う、見城徹。巷のありふれた自己啓発書とは異なり、見城徹の名言は小手先ではなく、本気で人の心を深くえぐるような強烈なものが多い。そのため賛否両論となるが、少なくとも非常に濃い経験値から紡がれた言葉は必ず心に響くはずだ。

 「仕事で熱狂した経験があるだろうか?」――。この質問に即座に答えられなかったビジネスマンであれば、見城徹の名言は価値があるだろう。それでは、見城徹の名言を紹介しよう。

ビジネスマンに捧ぐ、見城徹の“心を震わす”名言7選

出典:sevensignatures.net

見城徹の名言#1「努力とは」

「努力」という言葉を、僕なりに定義し直すと、それは圧倒的なものになって、初めて「努力」と言える。

一般的に言う「努力」など、その名に値しない。

人が足元にもおよばないほど行った凄まじい努力が、僕の言う「努力」である。

出典:見城徹 名言
 あなたは努力をしたことがあるだろうか。その努力が報われないと思ったことはないだろうか。もしかすると、その努力は主観的なものなのかもしれない。見城徹の言う努力とは、人が足元に及ばないほどの凄まじい努力のことである。圧倒的でなければ努力じゃない。

 激しい競争社会のスポーツのプロの世界では、自分が凄まじい努力をしたと思っていても、結果がでなければ、井の中の蛙であり、それは努力とは認められない。

僕はよく女子プロゴルファーに言います。。

「その年、一番苦しい努力をした人が、その年の賞金女王になると考えた方がいい」と。「あなたが35位なら、あなたの苦しい努力は35番目だったんだ」と。

「結果が全ての世界なんだから、そう考えるしかないよね」と。

出典:見城徹 名言
 そう、35位なら、35番目に苦しい努力であり、それは圧倒的努力でないのだ。ゆえに、結果を出すことができていない。ビジネスにおいても、結果がでていないのであれば、それは、見城徹の言う努力ではないのだろう。数々のヒット作を世に送り出し、結果を残し続けてきた見城徹だからこそ、重みのある名言である。

見城徹の名言#2「突き抜けるために必要なこと」

基礎と格闘せず、早道を行こうとする奴は、たいてい失敗する。表面だけで、根本がないからだ。

突き抜けたことをしたいなら、基礎を徹底的に学ぶことだ。

基本を超えるには、格闘しながら基本を極めるしかない。

出典:見城徹 名言
 ビジネスマンであれば、誰しもが大きな成果を出し、昇進したいと思うだろう。そのために結果を急ぐ人が多い。だが、突き抜けるには、基礎を極める必要がある。基礎と格闘し、基礎を徹底的に学ぶことが重要だと見城徹は名言の中で語る。

見城徹の名言#3「覚悟」

圧倒的努力というのは、人が寝ているときに寝ないことなのである。人が休んで寛いでいるときに、自分は仕事や勉強に取り組む。

さらに言えば、人が諦めてしまうものを諦めないということだ。それをやるかやらないか。

しかも決然と決意できるかどうか。仕事にしろ、勉強にしろ、結局は覚悟の問題だ。

出典:見城徹 名言
 見城徹の言う、努力を多くの読者は無理、難しいと感じるだろう。だが、それでは圧倒的な成果は出せない。圧倒的な努力をする覚悟を持つ、人が諦めることをやる、その選択と行動の積み重ねが結果に繋がり、圧倒的努力へと昇華するのだ。

何かがうまくいってるときに、人はみんな「運がいいよね、うまくいっちゃって」って言うけれども、冗談じゃないよ。

俺はあなたの100倍血のにじむような努力をしてるんだっていうふうに言いたい気持ちを抑えて、飲み込むわけですよ。

それを言っちゃったら馬鹿だから。

「運がいいよね」って言われてないときは、うまくいってないときだから、「運がいいよね」って言われなきゃ駄目なんですよ。

そのときに自分で、これほどの努力を人は運というか、っていうふうに苦笑しているというのが、一番いい時だと思うんですよね。

だから「これほどの努力を人は運と言う」っていう言葉が僕はとっても好きなんです。

出典:見城徹 名言
 そして、その圧倒的努力により生み出した成果は、人からは運が良いと言われる。でもそれでいい。運が良いだけと人から言われる時こそが最高の瞬間だと見城徹は名言の中で語る。人から素直に求められない努力は、人が認めたくない努力、つまりは人が足元にも及ばない圧倒的努力だと感じているからのなのだろう。

見城徹の名言#4「金が全て」

金だけじゃない、というのは自分への言い訳です。

金が全てだということは僕が仕事を始める時の前提でした。それを無理にでも呑み込んで、僕はこの世界での闘いに飛び込んだのです。

汚れているのは言わずもがなです。いまも金が全てだと言い切っています。そう言い聞かせています。

出典:見城徹 名言
 金が全てじゃない。確かに、非常に良い言葉のように聞こえる。しかし、仕事は理想論だけではすまない。本気で生きるためには、金を稼ぐ必要がある。理想主義と現実主義、この両者を兼ね備えることが重要であり、本気で生きるとは金が全てだと思い込まなければ生きていけない。どんなに社会を変えたい、社会貢献をしたいと思っても、想いだけでは限界がある。金を稼げる力がなければただのビッグマウスで終わってしまうのだ。

 そう、金だけじゃないは言い訳に過ぎない。自分が思うような成果が出せなかった時、自分が圧倒的な努力がしきれず、結果を残せなかった時の言い訳にすぎない。

見城徹の名言#5「生きていくのはきれい事ではない」

自分の境遇を呪って僻み、金持ちをうらやむ人は、一度でも命がけで仕事をしてみて欲しい。生きていくのはきれい事ではない。

利益を出さなければ社会貢献なんてできないし、愛する人を幸せにするためにも金は必要なのだ。

出典:見城徹 名言
 命がけで本気で仕事をするというのはきれい事じゃすまされない。汗水かいても、泥臭くても、愛する人を幸せにするために、社会貢献するために金は必要だ。

見城徹の名言#6「憂鬱じゃなきゃ仕事じゃない」

憂欝になる方へなる方へ体を向けていけば、仕事はうまくいくんですよ。憂欝じゃないもので、うまくいくものなんて、大きな成果を得るものなんて、無いと思わなければダメですよ。

憂欝になるってことはいいことだという風に思えば、ポジティブイに捉えればいいということですよ。

出典:見城徹 名言
 大きな成果を出す仕事は、必ず尋常じゃない量のタスクが存在する。ゆえに、大きな成果を出す仕事であればあるほど、憂鬱であり、憂鬱な仕事を取りにいくことで大きな成果につながるのだと見城徹は名言の中で語る。

見城徹の名言#7「生き方」

仕事は辛く苦しい。しかし、労働によって社会と世界に新しい価値創造をせず、対社会、対世界の関わりを失った生き方のほうがよっぽど苦しいに決まってる。

少なくとも、そんな上っ面の虚しい生き方は絶対にしたくない。

スリリングでエキサイティングで、気分がワクワクする仕事をしていたい。

労働によって誰も見たことのない価値を創造する。そんな仕事を常にやっていなければ、僕は気が済まない。

出典:見城徹 名言
 この言葉は、角川を辞め、起業するか、海外で悠々自適に暮らすか悩んでいる時に見城徹が出した答えだ。労働によって誰も見たことのない価値を創造する。そんな仕事を常にやることこそが見城徹の生き方なのだろう。


 多くのヒット作を生み出し、伝説の編集長と呼ばれる見城徹の生き様を感じ取っただろうか。彼の熱狂的な本気の生き方は、今も多くの人を魅了してやまない。

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