1. 通貨革命を起こす“仮想通貨”の種類と特徴とは? ビットコインだけじゃない「仮想通貨の世界」へ

通貨革命を起こす“仮想通貨”の種類と特徴とは? ビットコインだけじゃない「仮想通貨の世界」へ

by antanacoins
  2014年2月末、ビットコイン(Bitcoin)の私設両替所であったマウントゴックスが取引を停止した事件が大きなきっかけとなり、「仮想通貨」という概念が日本全国に広く浸透した。しかし、この事件が強く影響し、仮想通貨全体に対して不信感が生まれ、国民が良いイメージを持っているとは言いがたい。

 ビットコインばかりがよく知られる仮想通貨であるが、実はその種類は約300種類をも数える。それだけに、中には信頼できるとは言い難い怪しい仮想通貨の種類が存在するのも事実。しかし、多くの人々が仮想通貨を利用し始め、銀行に取って代わるとも言われている現状には必ず理由がある。

 そこで本記事では、数ある仮想通貨の中でも信頼性がある代表的な仮想通貨の種類を紹介していく。仮想通貨に対しての“正しい認識”が、未来の正しい仮想通貨の使い方に繋がるということを肝に銘じていただきたい。

最も有名な仮想通貨の種類:ビットコイン

by PerfectHue
  2016年1月末時点で時価総額約60億米ドルにも上るビットコインは、名実ともに最も有名な仮想通貨の種類である。多くの種類の仮想通貨で用いられているブロックチェーン技術を確立したことでも知られ、仮想通貨業界の火付け役の役割を果たした。

 ちなみにこの仮想通貨を語るに欠かせないブロックチェーンという技術は、ざっくり一言でいうと「絶対に書き換えることができない履歴」である。第三者機関を持たず、取引を担保できることから、管理コストの大幅な削減などを可能とし、中央集権的な様々システムを大きく変えると期待されている。

 話が逸れてしまったが、ビットコインが注目された最大のポイントは、送金コストの低さである。通常の国の通貨や電子マネーとは異なり、管理主体を持たないビットコインはその圧倒的な送金コストの低さから、国際送金手段の最有力候補として注目を浴び、一躍仮想通貨の代表的な種類となった。

 アメリカをはじめ、他の先進国では圧倒的な知名度を誇るビットコインだが、日本での取引は活発とは言い難い。日本のマスメディアによるマウントゴックス事件の誤った解釈を促すような報道が尾を引いているからだ。自ら正しい知識を身につけようとする姿勢がないと、一介のメディアの報道に踊らされることになる。

送金スピードが速い仮想通貨の種類:ライトコイン

by portalgda
 送金スピードが速い仮想通貨の種類であるライトコインは、基本構造はほとんどビットコインと同じと言っても良い。しかし、ビットコインの送金確認には10分程度かかるのに対し、この仮想通貨は2.5分程度で済む。

 また2016年2月時点で、1ビットコイン(BTC)は約4.5〜5万円で取引されているのに対し、1ライトコインは約300円で取引されている。ここで誤解してはいけないのが、ライトコインは決してビットコインと競合している訳ではないということだ。

 ライトコインは、その取引スピードを活かし比較的簡単な送金に、ビットコインは、その圧倒的流通量から多額の国際送金に。このように互いの利点を活かした取引が可能なのだ。

 仮想通貨全体に言えることだが、1種類の仮想通貨が別の種類の仮想通貨と必ずしも競合する訳ではない。お互いの利点を活かし、補完しあう関係を築き多様な取引を可能にすることができるのも、仮想通貨の大きなメリットの一つである。

グーグルが出資をした大注目の仮想通貨の種類:リップル

出典:ripple.com
  リップルはできたばかりでまだ歴史は浅いが、グーグルが出資をしたことで多くの注目を集めた。リップルの最大の特徴は、他の仮想通貨の多くがコインを直接送って取引をするのとは異なり、IOU(借用証書)をネット上で移転させて取引を行う。

 小切手に近いこの手法をとっているリップルは、他の種類の仮想通貨と形式がかなり異なるため、同じ仮想通貨と呼んでいいいのかという声も上がっている。

 リップル最大のメリットは、円・ドル・金・ビットコイン、その他のいかなる通貨や資産でも送金できることだ。例えば「円で残高を持った状態で、ドルで送金する」といったような取引が可能である。しかも瞬時に、コストがほぼゼロで、だ。

 できてからまだ日が浅い故、知名度や使用頻度はまだ高くないが、これから取引手段としてさらに注目を浴びることは間違いないだろう。

仮想通貨の多様性を教示してくれる種類:モナーコイン 

by ray.k
 仮想通貨の種類の多様性には目を見張るものがあり、その中でも個性的な種類の一つに、モナーコインというものがある。モナーコインは日本発の仮想通貨であり、銀行振込等を使わない非常に手軽な送金手段として注目を集めている。

 口座開設にかかる時間はたったの3分だけであり、個人情報は不要。メールアドレスまで不要という手軽さである。その特異さから信頼性を疑問視する声があがるときもあるが、実際に利用している人は決して少なくなく、Amazonギフト券への交換やビットコインへの交換が可能なほどの価値を有している。

 モナーコインの興味深い利用のされ方として、いわゆる「投げ銭」のような使われ方がある。人の創作物を評価して賞賛したいときに、その創作者にモナーコインを送金するのだ。このような利用のされ方は他の仮想通貨と比較して非常に珍しい。


 本記事では、数ある仮想通貨の種類の中から4種をピックアップし紹介した。これだけでも、仮想通貨には種類毎に違ったメリットがあり、違った可能性を秘めていることが理解できたと思う。

 ますます利用が進んでいくであろう仮想通貨。情報に惑わされずに“正しい知識”を自ら学んでいく姿勢が、仮想通貨の正しく便利な利用に繋がっていく。

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