1. 「一人暮らしで貯金」ってできるの? “一人暮らし”こそできる貯金術

「一人暮らしで貯金」ってできるの? “一人暮らし”こそできる貯金術

出典:visualhunt.com
 高校や大学を卒業し、親元を離れ、新たな土地で一人暮らしの新生活がはじまったという方も多いだろう。

 そんな時に気になるのが、周りがどの程度貯金をしているのか、結婚までにいくら貯めればいいのかといったお金の問題だ。学生時代とはお金の感覚も変わってくるので、いまいち貯金の感覚が掴めない……。今回は、そんな一人暮らしをする若い方々の貯金に関する悩みを一緒に考えていきたい。

20代の貯金事情

 まず20代の貯金の実態についてだが、All Aboutによると貯金額の平均値は183万円、中央値は30万円となっている。ずいぶんと貯金額に差があるが、平均値は単純に貯金額の合計を人数で割っているため、上の方の層が貯金額の平均を引き上げている可能性が高い。また、この数字は一人暮らしに限らないため、実家暮らしの20代が数字を押し上げていることも考えられる。

 一方、中央値は、例えば100人に調査をしたとすると、上位50番目の人の値という考え方になる。よって中央値の貯金額の方が実感に合うだろう。

 しかし、このような値が資料として存在するとはいえ、20代の貯金額は本当にピンキリである。一人暮らしのため、全く貯金がないという人もいれば、一人暮らしか実家か関わらず、1000万以上あるという人だって中には存在する。20代は体力もあり、稼いだお金を自分のために使える大切な時期でもあるため、そこのところをよく考えたうえで貯金と使うお金のバランスを考えていきたいものである。

結婚までにいくら貯めればいいの?

by Takashi(aes256)
 結婚式の規模や新婚旅行の場所にもよるが、1人350万円ほど貯めておけば、とりあえず結婚後の新生活にもある程度お金を費やすことが出来ると考えられる。

 その内訳としては、結婚式に100〜200万円、新婚旅行で50万円、新生活の準備やその後の生活で100万円ほど、といったものだ。

 また、家を建てたいと考えている場合は、さらに家代の3割ほどは貯めておきたいところだ。すべてをローンに組み込むこともできるが、返済のことなどを考えるとリスクが高いので頭金の2割と、その他かかる雑費も考えると3割貯めておくのが現実的だ。

 自分が何にお金をかけたいのかよく考え、節約できる費用は節約していくことが大切だろう。一生に一度の結婚式にはお金をかけたいという人も多いだろうが、パートナーとよく相談し身の丈に合ったプランを考えることが重要になってくる。夫婦で共通の口座をつくり、月○万円ずつ入れるといったルールをつくり費用を貯めるのもお勧めだ。

 一人暮らしをしながら、その貯金額を貯めていくのは大変なことだが、一人暮らしをすることで家計が見えてきて、貯金癖がかえってつくということも考えられるので、悲観的にならないで欲しい。

一人暮らしえも今すぐできる貯金のコツ

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 最後に、一人暮らしでもできる貯金のコツについて記述していく。周り人の貯金額を気にして、漠然とお金を貯めるのはまずお勧めしない。結婚という一つのイベントをとっても、式にお金をかけたい人もいれば、新婚旅行にお金をかけたい人もいる。あるいは結婚式はなるべく安く済ませ、その後の新生活に重きを置きたいという人も最近は増えている。

 このように、何にどれだけのお金を使うのか、何が自分の人生の中で大切なのか、というのは人によって全く違う。よって、周りのことは参考程度に、自分が何を目的に貯めているのかというのをまず明確にしておくとよいだろう。

 そして貯める際に、この○万円は○○のために使うお金、といった形で分けて貯めていけば、貯金へのモチベーションにつながる。

 また、目的をはっきりさせた上で、「○年後までに○万円貯める!」と決め、そこから逆算して月ごとにいくら貯めればいいか出しておくという方法もある。この場合、収入からその分を引いたお金は自由に使えるお金と考えることができる。単純明快で分かりやすいだろう。給料から貯めたい分だけもともと引いておくことの出来る自動積立や、会社の財政貯蓄制度を利用するのもお勧めだ。


 色々と話してきたが、一番大切なのは自分がいつどのタイミングでいくら使いたいか、ということだ。貯金すればするほど優越感や安心感はあるだろうが、使わなければ意味がない。また目的もなくダラダラと細かい出費を重ねていては、いつまでたってもお金は貯まらない。一人暮らしでも、意識して楽しく貯金し、楽しくお金を使おう。

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