1. 貯金にも税金がかかる? 貯金を効率的に増やす上で知っておきたい「国と銀行の仕組みと制度」

貯金にも税金がかかる? 貯金を効率的に増やす上で知っておきたい「国と銀行の仕組みと制度」

出典:visualhunt.com
 銀行にお金を預けて貯金すれば、利子がついてお金がどんどん貯まるのでは? 単純に考えれば間違いない。しかし、この貯金の利子にも、実は税金がかかっているのだ。それも利子の20パーセントが税金だ。この税金が利子を受け取る前からもともと引かれている。

 「残りの8割がもともと利子として得られるお金だと解釈すれば良い」という考え方もあるだろう。しかし、実は税金を払う必要がない場合がある。税金を払う必要がない場合があるとは、どういうことだろうか。そもそも、貯金にかかる税金とはどのような仕組みになっているのだろうか?

知っておきたい日本の税金のしくみ

by Japanexperterna.se
 税金とは、国や地方公共団体が活動するためのお金を、私たちが負担しているものだ。税金は大きく2つに分けられる。直接税と間接税だ。

 払っているという実感が強い税として、前者には働いて得られたお金にかかる所得税や、住んでいるところに対してかかる住民税などがある。後者は、買ったものに対してかかる消費税などがその例だ。

 先ほどお話しした貯金の利子にかかる税金は、15パーセントが所得税、5パーセントが住民税という仕組みになっている。他にもさまざまな税金があるが、これらのお金によって私たちの暮らしが支えられているのだ。

貯金する上で注意したい非課税のチャンス

 しかしそうはいっても、やはり負担は減らしたいもの。少しでも税金の課税を免れる方法はないのか……ということで、貯金する上での注意点を考えていきたい。

 まずは、収入をいかに減らすことなく貯金にまわせるかについて説明する。先ほど、働いて得られたお金には所得税がかかると述べたが、所得と収入の違いをご存知だろうか。

 収入とは、いわゆる税や保険料などが差し引かれる前の純粋な額面のお金だ。自営業の人だと、売上金額と考えていただけば分かりやすいだろう。一方の所得は、収入から経費や控除といったものを差し引いたお金だ。つまり「収入-(経費+控除)=所得」ということになる。先ほども述べたように、課税の対象はこの「所得」に対してだ。

 つまり、控除を増やせば所得税は減らすことが出来るということになる。控除には医療費控除や住宅ローン控除、寄付金控除など、様々な種類があり、財務省のホームページでも確認することが出来るので、是非一度適用できるものがないか調べてみるとよいだろう。

 次に貯金についてだが、貯める目的別に一般財形貯蓄(自由に使える貯金)、財形住宅貯蓄(家をたてるための貯金)、財形年金貯蓄(老後の資金目的の貯金)の三つがある。

 このうち財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、貯蓄残高550万円までは申請すれば非課税の対象とすることができる。もちろん、目的に応じた使い方が成されているかはチェックされているが、どちらも人生の中で貯める機会のあるお金であるだろう。

 これらを知ったうえで貯金するのと知らないのとでは、浮かすことの出来るお金も変わってくるので注意が必要だ。

貯金を効率的に増やせる定期預金のお話

by 401(K) 2013
 控除や非課税の貯蓄制度をフルに使ったところで、貯金をする際に利用する定期預金のポイントも知っておこう。定期預金は、預ける期間を選ぶことで利子がつく。ついた利子を利子として受け取るのが単利、受け取らずに元のお金に組み込むのが複利だ。

 複利の場合、利子を組み込んだお金に対しまた利子がついていくため、最終的に単利の場合よりも多くの利子が得られる。また、元のお金に利子を組み込んでいくタイミングも銀行によって変わってくる。このスパンは短い方が当然お得になってくるので、預ける前によく調べてみることが必要だ。

 この複利という制度は、3年以上預ける場合に使うことが出来るので効率よくお金を増やしたい方にはお勧めだ。また、利子にかかる税金についても、単利の場合は利子がつくごとに毎回引かれるのに対し、3年以上の定期預金などは満期一括で引かれるため得だ。


  このように、国や銀行の仕組みや制度を知っていると、いろいろな出費をおさえ効率的に貯金していくことができる。少しのお金とはいえ、長い目で見ると大きな違いになりかねない。利用できるものは利用して、楽しくお金を貯めていこう。

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