1. オワハラは他人事ではない? 内定辞退をする電話の正しい方法

オワハラは他人事ではない? 内定辞退をする電話の正しい方法

出典:gunnercooke.com
  “就活終われハラスメント”、略してオワハラ。

  企業からみれば、優秀な学生を見つけ、内定を出したにもかかわらず、内定辞退され他社にとられてしまうという事態は避けたい。それによって起こるのがオワハラである。オワハラには様々なパターンがあるが、今回はオワハラされた際の対処法や内定辞退の際の電話連絡のポイントを紹介する。

内定辞退は電話がベスト?

  メールを送れば、内定辞退ということが証拠として残るので確実だ。しかし、企業は通知を送った時点から採用の話で方向を進めてしまう。なので、内定辞退の連絡は早いに越したことはない。つまり、電話で連絡をするべきだ。これは、就活だけでなくて、社会人になってからも電話連絡というのは重要なことだ。

  また、メールだと一方通行なので企業側にとっての印象はよくない。なぜ内定辞退したいのかも企業側は気になるだろう。そういった会話をするということも前提にして、電話で連絡しよう。その際にはしっかりと内定への感謝の気持ちと内定辞退に対する謝罪の気持ちをしっかり伝えよう。そしてメールや手紙は電話で連絡した後に送ろう。

内定辞退の電話連絡のポイント

  内定辞退をするのは、こちら側としても申し訳なさが残る。そのため、電話する際は緊張してしまうかもしれない。そして、意志が弱いと思われてしまうと内定辞退をしないように説得されてしまう可能性がある。そうならないためにも内定辞退の電話連絡の際のポイントをいくつか紹介する。また、マナーにも気を付けよう。

・相手の都合を確認する

  相手は、社会人だ。忙しいところに電話をしているのだから、相手の都合を確認することが大事だ。相手が電話に出た際、一番はじめに「ただいまお時間よろしいでしょうか?」などと聞くといい。

・まず結論を述べる

  前置きが長くなると何を話したいのか相手に伝わらなくなってしまうことがある。内定辞退したいという理由を、相手が電話に出たらまず最初に、簡潔に、述べることが大切だ。その際には、内定に対する感謝の気持ちと内定辞退への謝罪の気持ちも伝わるよう話そう。

・内定辞退の理由を考えておく

  電話で連絡する場合、必ず相手からの返答がある。せっかく貰った内定を辞退するのだから、電話をかける前に相手が納得できる理由を考えておかなければならないし、内定辞退をしないように電話口で説得されてしまう可能性を考慮する必要がある。しかし、内定辞退理由を聞かれない場合は自分から言う必要はない。また、内定辞退理由を答えることは義務ではないので、差し支えない程度で答えるようにしよう。

オワハラ対策のためにやるべきこと

  企業は様々な手を使ってオワハラをしてくる。オワハラに負けないための対策を紹介する。

・その場で辞退を要求するパターン

  選考中に自社以外の志望中の企業と選考状況を聞きだし、「他の会社を内定辞退すればこちらの内定を出す」と脅す企業がある。このようなことを言い出す企業は入社しないほうが賢明だ。そもそも採用基準がおかしいのであまり信頼できる企業ではないだろう。どうしても内定をもらいたい場合の対処法として、もし選考中の企業名を伝えていないのなら、志望度の比較的低い企業に電話をすることで、内定辞退したところを見せ、納得してもらうという手もある。

・遠回しながら辞退を迫ってくるパターン

  他社の選考を内定辞退するようにと直接的にいわれることはないが、「内定辞退するよね?」などと言って同意を求めてくるパターンだ。遠回しだが、実質的に他社の内定辞退を強要する行為。就活生にも選ぶ権利があるのでこの言葉には従わなくていい。言葉で「就活をやめて入社する」とだけ伝えよう。もちろんそう言っておいて就活は続けて良い。

・内定者向けイベントで引き留めようとするパターン

  内定後、懇親会や社員から食事へと誘われたりすることがあるだろう。親睦を深めると内定辞退をしづらくなってしまう。また、就活生が就活できないように毎日呼び出すことさえある。親睦を深めるうちに改めて入社したくなったのなら入社していいがそうでないなら断固とした態度で拒否するべきだ。拒否する場合も「用事がある」などと言ってかわそう。

  就活生には選ぶ権利がある。会社側が入社しろといったからといって入社しなければならない義理はないし、職業選択の自由も憲法で保障されている。就活は人生におけるとても大事な時期だ。内定辞退したいという自分の意志を尊重し、オワハラに負けずに戦ってほしい。


  以上で、オワハラ対策と内定辞退の方法についてはわかってもらえただろう。一生に一度の大切な就職活動を傲慢な企業に台無しにされないように立ち向かっていってほしい。あなたが本当に入りたい企業への入社を心から祈っている。

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