1. 初心者でもわかるNISA入門。おすすめの口座も紹介! 今年こそNISAを始めてみよう。

初心者でもわかるNISA入門。おすすめの口座も紹介! 今年こそNISAを始めてみよう。

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 新しく銀行口座を開設するとき、NISAの口座も一緒に開設しないかと勧誘されるようになった昨今。NISA、NISAと世間が騒いでいるが、「ジュニアNISA」や「普通のNISA」など、これらはいったい何のことなのだろうか? 初心者でもわかりやすく説明したい。

初心者でも2分でわかる! NISAとは何か?

 そもそもNISAとは、ISA(アイサ。Individual Saving Account=個人貯蓄口座の略。)というイギリスの制度が手本となっている。ISAは、1999年より導入された制度で、2014年からはNew Individual Saiving Account(NISA)になり、偶然にも日本と同じ名前になった。今では、イギリス国民の約4割が利用しており、彼らの資産形成や貯蓄の手段として広く定着しているようである。

 イギリスにならってつくられた制度、NISA。NISAのNはイギリスの“New”と違い、日本の“N”だ。内容はまったく同じものではないものの、日本で平成25年末(2013年末)を機に証券優遇税制が終了したため、新たな証券優遇税制としてNISAがスタートした。

 通常の投資では、株式や投資信託などから得られた配当や譲渡益は、所得税や地方税の課税対象(本来は税率20%適用)となる。しかしNISAは、毎年100万円を上限とする新規購入分を対象に、その配当や譲渡益を最長5年間、非課税にすることができるのだ。

NISAの概要

制度対象者:20歳以上の日本国内居住者

非課税対象:上場株式・公募株式投資信託などの配当や譲渡益

非課税投資枠:新規投資額で年間100万円が上限(最大500万円)
※2016年から年間120万円が上限

非課税期間:最長5年間
※期間終了後、新たな非課税枠への移行による継続保有が可能

投資可能期間:平成26年~平成35年(10年間)

口座開設数:1人につき1口座

出典:政府広報オンライン

初心者のための〜NISAのメリット・デメリット〜

出典:visualhunt.com
 投資には、おいしいメリットがある反面、必ずリスクが伴う。初心者が安易に手を出すのはよろしくない。NISAを利用するメリットとデメリットをきちんと把握してから始めよう。

初心者のための〜NISAのメリット解説〜

 NISAのメリットはやはり、「非課税」にある。非課税期間は5年間で、正確には5年目の年末までだ。新規投資額100万円×5年間投資=500万円が非課税投資枠となる。2016年からは新規投資額が120万円になるため、600万円が最大の非課税投資枠だ。

 次のメリットは、少額から投資ができるため、投資の初心者が手を出しやすいということだ。株を買おうとすると、どうしても100株単位で購入しなければならない場合があるので、投資額が高くなってしまう。投資額を自分で決められる投資信託などを利用して上手に投資しよう。

 最後のメリットは、リスク分散ができるということだ。株をたくさん購入してリスクを分散することもできるが、少額から複数資産に簡単に投資できる投資信託はリスク分散にもってこいの案件である。リスク分散すれば、万が一損失があっても他の資産でカバーできるかもしれない。

初心者のための〜NISAのデメリット解説〜

 デメリットとしては、やはり、期間が限られているということだろう。最長5年間が非課税期間だ。生涯にわたってコツコツお金を増やすということはできないとしても、一定期間で少ない貯金を増やす程度なら見込めるだろう。

2016年からのNISA変更点

by David Paul Ohmer
 大きな変更はやはり、2015年を揺るがせたマイナンバー制度だろう。制度が始動する1月以降、新たに証券口座を開く場合はマイナンバーを証券会社に知らせる必要がある。その代わり、現在NISAの口座開設で必要な「住民票」は不要になる。

 また、今までNISAのデメリットの最大のテーマであった「損益通算ができない」という点が変更になる。株式と債券で損益通算可能になったのだ。これは投資家にとってプラスになる変更だ。

 現在、損益通算が認められるのは上場株式、株式投信などであるが、公社債、公社債投信も損益通算の対象として入ることになる。この変更によって、株式と債券の利益と損失を合計して、税負担を減らすことができる。

 さらに、前述の通り、2016年からNISAの非課税枠が拡大する。現在は、投資額年100万円を上限に5年間にわたって非課税にしているが、非課税枠が年120万円に引き上げられる。20万円分、投資できる額が増加するのだ。

 ジュニアNISAが4月に導入されることも大きな変更の1つだ。これは、0〜19歳の未成年者を対象とするNISAの事で、2016年の1月から専用の口座開設の受け付けが始まる。取引ができるようになるのは、4月からのため導入は4月と紹介されることが多い。非課税枠は年80万円で、口座を一度開くと証券会社を変更できない。その他、デメリットも少なくないため口座開設は注意したい。

さっそくNISAの口座を開設しよう!

 NISAを利用するには、口座開設をしなければならない。そこで、NISA開設におすすめな銀行を3つ紹介しよう。

SMBC日興証券

出典:www.smbcnikko.co.jp
 ジュニアNISAにも力を入れているSMBC日興証券。SMBC日興証券は、NISA口座の新規開設者を増やすために、キャンペーンもおこなっている。公募株式投資信託購入時の手数料が無料になるのだ。積極的にNISAの入門セミナーもひらいているので、足を運んでみてはいかがだろう。

カブドットコム証券

出典:kabu.com
 ネット証券会社のカブドットコム証券。実は、三菱UFJフィナンシャルグループなのだ。そんなカブドットコム証券でNISA口座を開設する魅力の1つに、「プチ株®」というものがある。プチ株®は最少で500円から投資ができてしまうという商品だ。軍資金が足りないという方はぜひカブドットコム証券を選んでほしい。

SBI証券

出典:www.sbisec.co.jp
 ネット証券最大手のSBI証券。外国株式の取扱数も多く、取引の手数料も無料だ。取引専用アプリも充実しており、どこからでも株式の詳しい情報をゲットできるのも魅力の1つだ。


 2016年から新たな変更が加わるNISA。少額投資なら、初心者でも気軽に始めることができるはず。きちんとメリット、デメリットを把握して賢い資産運用をしよう。

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