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くさいマフラーはお洒落が台無し。マフラーこそ“こまめな洗濯”で、冬のコーディネートもぬかりなく!

Saki Tahara

2016/01/09(最終更新日:2016/01/09)


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くさいマフラーはお洒落が台無し。マフラーこそ“こまめな洗濯”で、冬のコーディネートもぬかりなく! 1番目の画像
出典:www.fashionbeans.com
 寒い冬を暖かくおしゃれに乗り切るためのマストアイテム、マフラー。寒さが特に厳しくなる1月~2月は、マフラーが手放せないという方も多いのでは?

 しかし一方でマフラーは、洗濯後の縮みや生地へのダメージを懸念するあまり、使用頻度に比べてお手入れの頻度が下がりがち。

 そこで本記事では、「ニオイや汚れが気になりつつ、クリーニングに出すのは時間やお金がもったいない……」という方に向けて、マフラーの洗濯方法について解説。直接肌に触れるアイテムだからこそ、清潔な状態をキープして気持ち良く使ってほしい。

マフラーの汚れって? 本当に洗濯は必要?

 冬は気温の低さ故、あまり汗をかかないと思われがち。しかし、防寒対策の重ね着や暖房の効いた場所に移動した際の温度差により、意外に汗をかいている。その上、寒さから身を守る冬の服装は汗の蒸発を妨げてしまうため、雑菌が繁殖しやすいという悪条件だ。
 
 衣服に雑菌が繁殖するとニオイ分子を放出するため、仮に自分が気が付いていなくても周囲から「くさい」と思われてしまうかもしれない。特にマフラーに用いられる繊維製品はニオイ分子を吸着しやすいので、余計に注意が必要だ。

 せっかくおしゃれなコーディネートをしたとしても、清潔感が欠けてしまえば台無し。おしゃれを最大限楽しむためには、汚れやニオイが気になり始める前にマフラーの洗濯をした方が良いだろう。

ポイントさえおさえれば失敗しない! マフラーの洗濯 -3STEP-

STEP1:マフラーの洗濯表示を確認する

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  まず始めに行うのは、手元のマフラーの洗濯表示の確認だ。「水洗いの可否」「ドライクリーニングマーク」を見てみよう。

  大切なマフラーの生地をダメにしてしまうことを避けるためには、この表示に記載されている内容に則ることが絶対条件なので必ず確認を。

STEP2:マフラーを洗う(洗濯機を使う場合)

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by moonux
 マフラーに洗濯機マークが表示されている場合、もしくは自宅の洗濯機に手洗い機能がついている場合は洗濯機の利用が可能。

 ただし、デリケートな生地を傷めないよう、洗濯ネットの利用がおすすめだ。ネットに入れる際はマフラーを折りたたみ、フリンジがあるデザインの場合は内側にフリンジをしまいこみ、フリンジがバラバラにないように注意しよう。

STEP2:マフラーを洗う(手洗いする場合)

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出典:www.thelaundress.com
 洗い桶(洗面器なども代用可)を用意して、マフラーが浸るほどの水と洗剤を入れる。このとき水温が高いと生地が傷みやすくなるため、水温は30度以下にすることがポイント。

 洗剤が均一に溶けたらマフラーをたたんで桶の中に入れ、15分~30分置く(洗剤の使用方法に基づき時間は調整を)。その後、丁寧に押し洗いをして汚れを落とし、洗剤が抜けるまで水ですすぐ。

 この際に強くこするなど、生地を摩擦させるとマフラーの痛みの原因になってしまうのでやさしく丁寧に行う。

STEP3:マフラーを干す

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出典:bungalowchronicles.com
 洗濯を終えたマフラーは、平干しかM字干しにし、日陰で乾かそう。ここで失敗すると、せっかく洗ったマフラーが伸縮したり日に焼けて変色してしまうので注意が必要。

<マフラーを洗濯する時の注意点>

1. 色物のマフラーを洗濯する場合は、色移りを避けるため色分けをして行う。
2. マフラーの絡まりや水分の浸透の妨げを防ぐため、一度に洗う枚数は1~2枚程度にする。
3. 水に浸かる時間が長くなるほど生地の縮みや型崩れを起こしやすくなるので、短時間で完了させる 

マフラーの洗濯に使いたい、ハイスペック洗剤

 マフラーを洗濯する際には、洗い方の工夫と同時に洗剤選びも大切。大事なマフラーをダメージ少なく洗濯したければ、普段の洗濯で使用する洗剤ではなくドライマーク専用の洗剤を使用した方が安心だ。

 ここでは、ドライマーク専用の洗剤の中でもその性能に定評のある“プロ仕様”の洗剤をご紹介。おしゃれ着洗いの最強の助っ人になること間違いなしだ。

衣類にも地球にも優しい洗濯洗剤/HI-BEC(ハイベック)

 「クリーニング店には負けない仕上がりを家庭で実現させる」というコンセプトで1981年に開発された洗濯洗剤。

 再生可能な植物由来の原料を用いており、洗浄力が高く環境にも優しいのが特徴だ。

 水溶性・油性・不溶性、その全ての汚れを一気に落とすことができるため、「シミは落ちたけどニオイが残る……」といったことを防げる

クリーニング店が開発した特別な洗濯洗剤/プロ・ウォッシュ

 “洗い”の技術を徹底的に追及することから生まれたメーカー「アスパイラル」が販売する洗濯洗剤。

 クリーニング店がおしゃれ着を水洗いできるようにと開発された製品で、その性能は「クリーニングに出すよりも仕上がりが良かった」という声も上がるほど。

 衣類をアミノシリコンで守ってくれるので、洗い上がりが滑らかになる上、洗濯後もコーティングが衣類を守り汚れにくくなるという、つわもの。


 マフラーなどのニット製品は自宅で洗濯するとなると少し身構えてしまうところもあるが、今回お伝えしたように、ポイントさえおさえておけば意外に簡単。この冬はセルフクリーニングで、清潔感のあるおしゃれに身を包んでみてはいかがだろう。


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