1. ノート術を知らぬは、武器を持たぬに同じ。ノートは仕事の“理解度を示す鏡”だと心得よ

ノート術を知らぬは、武器を持たぬに同じ。ノートは仕事の“理解度を示す鏡”だと心得よ

 デジタル化が急速に進んでいく現代でも、まだまだ紙のノートの出番は多い。その際、正しいノート術を知らないばかりに、仕事の効率が悪くなっていることに気付かない場合がしばしばある。

 ノート術を学ぶときに、真っ先に我流のノート術に突き進もうとする人を稀に見かけることがあるが、ノート術の基本をしっかり学んでおくことが非常に重要である。仕事でも勉強でも、学び方の基本を習得してから、我流の学び方を見つけていくものであり、順序を間違えてはいけない。

 そこで本記事では、仕事の中で活用することで、仕事効率をグッと高めるノート術を、ポイントを絞って解説していきたいと思う。仕事で使うノートは、その仕事の理解度をはっきりと示す指標であることを、再認識していただきたい。

仕事におけるノート術の大前提。ノート冊数は可能な限り抑えよ

出典: Amazon.co.jp
 俗に言う「ノート一冊方式」が、仕事におけるノート術を模索する人々の間で流行ったことがまだ記憶に新しいが、ノート術を学ぶにあたって悩む人がまだまだ多いところではあると思う。

 結論から言うと、仕事に使うノートの冊数は“可能な限り”少なくした方が良い。必ず一冊に絞ってまとめた方が良いとまでは言わないが、ノート冊数を抑えることにより情報整理がシンプルになり、仕事の中で手軽に、そして素早くメモすることが可能になる。

 “手軽に”ノート作成が出来るという事は思いの外重要なことであり、仕事中のノート作成に伴う億劫さが軽減され、長続きすることを可能にする要因となる。

これぞ仕事ノート“術”。グルーピングとマインドマップの有効性

グルーピング

 先に紹介する仕事で役立つノート術は、一般的にグルーピングと呼ばれている手法。しばしばブレインストーミング後の整理方法として用いられるこの手法は、体系的・多角的に論題に対して考えることができるため、ビジネスを始め仕事の実際の現場で非常に重宝されている。

 このグルーピングの軌跡を、自分のノートに記述しておくことで、自分がどのような思考回路で一つひとつをグループ分けしたのかが、いつでも鮮明にすることができ、新しい発見に繋がることもよくあるので、非常におすすめのノート術である。

マインドマップ

 次に紹介する仕事で役立つノート術は、一般的にマインドマップと呼ばれている手法。この手法の最大の利点は、無駄な時間を節約できるということ。必要な関連語だけを連想して書いていくことにより、キーワード同士のつながりが明確になり、目にも分かりやすい。

 プレゼンをするときなど、一貫性を持った主張を求められるときのアイディアに詰まったとき等に、このマインドマップは非常に力を発揮する。視覚的にも分かりやすいよう、色使いにも気を遣うことでさらに有効性が増す、おすすめの仕事ノート術だ。

仕事ノート術最後の補足。良い意味で“崩して”ノートを作成せよ

 誤解を生じさせそうな見出しであるが、ここで言いたいことはノート術をおざなりにするということではなく、“長続きする”仕事ノート術を身につけて欲しい、ということである。

 具体的に例を挙げれば、字は丁寧さよりも素早さ、図は綺麗さよりも分かりやすさを重視して作成するべきということだ。自分のノートを他人に見せびらかすような機会はそうないだろうし、その必要もない。ノートは、誰でも無い自分を助ける武器である。

 丁寧さ・綺麗さにこだわりすぎると、必要以上の時間を要する上に、精神的にもノートをとることへの億劫さが生まれるため、仕事におけるノート術は手軽さ・素早さを重視するべきである。


 最後の“崩し”ノート術は若干、我流のノート術に繋がる部分でもあるが、本記事では仕事で使うノート術の基盤となる部分を解説した。

 記事中でも何度か主張したことではあるが、仕事ノート術では、手軽さと長続き出来るか、が重要となってくる。作成に時間を割き過ぎるのではなく、何度も読み込み知識を定着させることに多くの時間を割きたい。

 今回学んだ仕事ノート術を活用し、仕事効率の底上げへと繋げていただきたい。ノートは仕事の理解度を示す鏡。もはやその意味を再確認する必要はないだろう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する