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カメラ男子になってみたい君へ。自信を持って「カメラ男子」を自称できる3つの“厳選撮影テクニック”

Yoshiko

2015/12/17(最終更新日:2015/12/17)


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カメラ男子になってみたい君へ。自信を持って「カメラ男子」を自称できる3つの“厳選撮影テクニック” 1番目の画像
by ThomChap archive
 そもそも「カメラ男子」って?

 街で、旅先で、カメラをパチリしている男子を見かけることがある。それも、スマホ内蔵のカメラではなく、一眼レフなどのちょっと本格的なカメラで撮影しているのだ。そんな男子を見かけると、「おっ」と一目置いてしまわないだろうか。

 「カメラ男子」とはまさにそういった男子たちのこと。ちょっと本格的なカメラを携え、カメラを自分の一部として、あくまで自然にカメラとの生活を楽しんでいる雰囲気に好感がもててしまう。カメラマンがアーティスティックな職業であるイメージもあいまって、なんだか知的でかっこよく見えるのだ。

 女子ウケがいい趣味のひとつとして、もはや定番になりつつある「カメラ」だが、肝心の撮影テクニックに自信がない……という人も多いのではないだろうか。難しそうに感じがちなカメラの撮影テクニックだが、ポイントさえ押さえれば実は簡単! 「これだけ押さえておけばOK」という厳選テクニックをお伝えするので、是非チェックして、あなたも堂々と「カメラ男子」と自称しようじゃないか。「カメラ男子」をアピールして、機械に弱い女子に教えてあげるのも、ポイントアップにつながるかもしれない。

「カメラ男子」と言うならスマホじゃダメ

カメラ男子になってみたい君へ。自信を持って「カメラ男子」を自称できる3つの“厳選撮影テクニック” 2番目の画像
by Joel Olives
 写真は好きだが、スマホ内蔵のカメラじゃダメなのか?という声が聞こえてきそうだが、はじめにハッキリさせておこう。スマホのカメラじゃ「カメラ男子」には物足りないのだ。「スマホカメラ+Instagram(インスタグラム)」で満足しているそこの君!

 もちろん、一眼レフなどの本格的なカメラの方が見た目がカッコイイという理由もあるが、それ以上に撮れる写真が違う。本当に違う。年々、スマホのカメラも進化しているが、マニュアル操作には限界がある。マニュアル操作ができないということは、つまり、自動でカメラ側が写真の設定を決めてしまっているということになる。要するに、オリジナリティの欠けた写真になってしまいがちなのだ。そこにInstagramの決められたフィルターをかけてしまうのだから、それはもう……。

 その点、一眼レフは露出調整や絞りの設定など、マニュアル操作が存分にできる。そのぶん他人と違った写真を撮りやすく、写真に「あなたらしさ」が加わってくれるのだ。「カメラ男子」と言うからには、この点にはこだわりたい。

難しく考えなくてOK! 厳選カメラテクニック

 「露出」や「絞り」など、専門用語が多いカメラだが、難しく考えすぎなくて大丈夫。これから紹介するたった3つのカメラテクニックさえ頭にいれておけば、じゅうぶん自分らしい写真が撮れるようになる。カメラ男子なら知っておきたい、カメラテクニックを早速見てみよう。

厳選カメラテクニック1:構図編《物でなく雰囲気を撮る》

 カメラ初心者の男子がやってしまいがちなこの構図。この構図を俗に「日の丸構図」という。
カメラ男子になってみたい君へ。自信を持って「カメラ男子」を自称できる3つの“厳選撮影テクニック” 3番目の画像
by sakura_chihaya+
 撮影中は最も撮りたい「物」に集中してしまいがちなので、被写体を中心に据える「日の丸構図」になりやすい。シンプルでストレートなぶん、最も早く飽きられてしまう構図だ。

 それでは、何を意識したらよいのだろう。一番簡単なのは、縦横の画面を三分割したグリッドをイメージし、その交点に被写体を配置する「三分割法」だ。
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出典:ecvphoto.weebly.com
 どうだろうか。途端に雰囲気のある写真になったのではないだろうか。カメラ男子が撮りそうな写真である。ポイントは「物」ではなく、「雰囲気」を撮るように心がけること。三分割法の構図を意識したことによって、夕暮れのビーチに目がいき、この時間帯の海辺の空気が心地よく伝わってくる写真になっている。

厳選カメラテクニック2:被写界深度《見せたいものをハッキリさせる》

 「被写界深度」とは、いわゆる写真のボケ具合のことだ。このカメラテクニックをマスターすると簡単にプロのカメラマンっぽい写真に仕上げることができるので、カメラ男子の諸君は是非覚えてほしい。
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出典:2-lip.com
 この写真のように背景がボケて、見せたいものがピンポイントで浮かびあがるような写真を「被写界深度が浅い」という。「被写界深度」を浅くするにはカメラの「絞り」という機能に注目しよう。

 「絞り」とはカメラに入ってくる光の量を調整する機能だ。カメラでは「F値」という数字で表される。「F値」の数字が小さければ小さいほど、カメラに入ってくる光の量が多くなり、明るい写真を撮ることができる。

 この「絞り」の数字を小さくすればするほど、背景がボケた写真を撮ることができる。難しいことは考えず、まず、「絞り」の数字を小さく設定した写真と大きく設定した写真を撮って比べてみよう。カメラテクニックを身につけるときは、体で覚えるのが有効なときもある。カメラ男子への道は実践あるのみだ。

厳選カメラテクニック3:露出《光をあやつる》

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出典:www.exposureguide.com
 カメラ男子の諸君に最後に紹介するカメラテクニックは「露出」だ。「露出」をマスターすれば、写真の明るさや暗さをコントロールすることができる。

 上の写真を見てほしい。三分割された写真のどれが一番かっこよく見えるだろうか。その答えは人それぞれ違うだろう。あなたが一番かっこいいと思える写真が正解なのだ。そのような写真を撮れるよう、カメラの設定方法を覚えておくといいだろう。

 「露出」の調整は、前項で取り上げた「絞り」と「シャッタースピード」の関係性で決まる。「絞り」はカメラに入る光の量を調節するということは説明した。それに対して「シャッタースピード」は、文字通りシャッターを切るスピードのことだ。シャッターを切るスピードが速ければ速いほど、動くものを撮るときに被写体がブレず撮ることができる。しかし、シャッタースピードが速いということは、カメラに入る光の量も少なくなってしまう。

 つまり、暗い写真を撮りたい場合は、絞りの数字を大きくするか、シャッタースピードを速くするとよい(もしくはその両方)。明るい写真を撮りたい場合は、絞りの数字を小さくするか、シャッタースピードを遅くするとよい(もしくはその両方)。

 これも実際にやってみるのが、一番の近道だ。実際にやってみると、シャッタースピードを遅くしすぎると、手ブレがおこってしまいやすかったり、絞りを小さくしすぎると、背景が必要以上にボケてしまうということがわかるだろう。それらの経験を経れば、自分が一番心地よいという写真を撮れるようになる。


 今回は、「カメラ男子」と自称するにふさわしい、写真を撮るためのカメラテクニックを厳選して紹介した。文字だけ読むと少し難しく感じたかもしれないが、実際にやってコツをつかんでみれば、どれも簡単なものだ。是非、マスターして、自信を持って「カメラ男子」をアピールしよう。

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