1. 最強スマホ比較 4番勝負:Galaxy S6 edge/Xperia Z5/iPhone 6s

最強スマホ比較 4番勝負:Galaxy S6 edge/Xperia Z5/iPhone 6s

 「徹底比較インフォグラフィック」と題して、「Galaxy S6 edge」を中心に「Xperia Z4」「AQUOS SERIE」「iPhone 6」などの主要スマートフォンのスペックを視覚的に比較してから、早4ヶ月。その後、各社から新たなフラッグシップモデルが発売され、スマートフォンはまた一歩、その進化のほどを顕(あらわ)した。

  そんななか、我々U-NOTE編集部の役儀としては、それらの新たなスマートフォンの細かなスペックを、最もわかりやすい比較インフォグラフィックとして世に出していくに他ならない。テーマは前回のスマホ比較に引き続き、「最強スマホ決定戦」。今回、その最強スマホ決定戦の比較の場に相応しいハイエンドスマートフォンはこいつらだ。


 世界トップシェアを誇り、洗練されたデザインを持つ唯一のAndroidスマートフォンとの呼び声高いハイエンドスマホ「Galaxy S6 edge」。

 新たに指紋認証を採用し、通常のスマホカメラとは一線を画す高画質カメラを持つハイパフォーマンスモデル「Xperia Z5」。

 3D TouchやLive Photosなど、細部に至るまで革新を目指し続けるApple(アップル)の誇るスマートフォン「iPhone 6s」。


 これら最強スマホ候補の3機種を「ディスプレイ」「パフォーマンス」「カメラ画素数」「バッテリー」の主要項目において、インフォグラフィックを用い、視覚的に比較していこう。

#最強スマホ比較 第1戦  最も美しい画を描写するディスプレイはどのスマホだ?

  ニールセンが2015年5月に発表したインターネット利用状況の調査によると、1日あたりのインターネット利用時間はPCからが54分、スマートフォンからが1時間48分という結果になっているのをご存知だろうか。既に現代人は、PCと比較して、スマートフォンのディスプレイを長く見つめているのだ。そのディスプレイは、当然美しいものである必要がある。

  最強スマホ決定戦、第一戦は、ディスプレイ比較だ。Galaxy S6 edge、Xperia Z5、iPhone 6s、それぞれのディスプレイ解像度を比較していこう。比較して、最も高解像度なディスプレイを持っていたのは、Galaxy S6 edge。ディスプレイ解像度2560×1440というクアッドHD高解像度を具(そな)えている。

  ちなみにクアッドHDというのは、1280×720の所謂HD(High Definition)画素数の縦横を2倍(画素数・面積は4倍)に広げたものであり、HDの4倍という意味でクアッドHDと呼ばれている。またディスプレイサイズは5.1インチであり、1インチ四方(2.54cm×2.54cm)のなかに577ピクセルが詰まっていることになる。これがインフォグラフィック内の577PPI(Pixel Per Inch)という数値の意味だ。その目でもハッキリとわかるほどシャープな画面が湾曲したデュアルエッジスクリーンで飛び込んでくるのだから、その没入感たるや、唯一無二のディスプレイだろう。
  Galaxy S6 edgeに次ぎ、高解像度なディスプレイを持っていたのは、Xperia Z5。5.2インチのフルHDスクリーンを持ち、ディスプレイ解像度は1920×1080、すなわち428PPIとなる。そしてiPhone 6sのディスプレイは、iPhone 6と同じ4.7インチの解像度1334×750、326PPIであった。しかし、iPhone 6sには感圧タッチセンサーが搭載されており、軽いプレスとやや強いプレスを区別することができ、ディスプレイによるユーザー体験としては、解像度だけでは計れないものがあることは確かだ。とは言っても、その機能を使うにはスマホアプリ側でも対応されている必要があり、まだまだ日常的なスマホ体験として浸透はしていないだろう。

#最強スマホ比較 第2戦  最も高い戦闘力を誇るモンスタースマホはどれだ?

  スマートフォンにおけるCPUは、パワー&パフォーマンスに影響する。それはすなわち戦闘力であり、最強スマホになるためには必須な性能だろう。今回も前回のスマホ比較に引き続き、スマートフォンの総合的な性能を測ることができるベンチマークアプリAnTuTu Benchmarkを使用し、Galaxy S6 edge、Xperia Z5、iPhone 6sの戦闘力を測定し、比較した。
  比較して、最も高い戦闘力を持っていたスマホは、Galaxy S6 edge だ。Galaxy S6 edge は、2.1GHz(クアッド)+1.5GHz(クアッド)のオクタコアを採用しているスマホであり、モンスターマシンの名を欲しいままにしている。ちなみにオクタコアとは、1つのCPUパッケージに8個のCPUコアを持つCPUのことである。CPUコアが1つのものはシングルコア、CPUコアが2つのものはデュアルコア、4つのものはクアッドコアと呼ばれているのだ。

 Galaxy S6 edge に次ぎ、戦闘力が高かったのは、一世代前のものと比べてCPU全体のパフォーマンスが最大70パーセント向上したというApple A9チップを採用するiPhone 6sだ。iPhone 6sは、iPhone 6と比べ、メモリが1GBから2GBへ、そしてプロセッサも「A8」から「A9」へと進化を遂げている。実際にiPhone 6で以前行なった同比較テストの数値は48438であり、今回の65033という数値は、その大きな進化のほどを物語っている。

 そして最後が、Xperia Z4での発熱問題が騒がれた「クアルコム Snapdragon 810」を引き続き搭載するXperia Z5だ。前モデルXperia Z4での数値50234と比較すると、こちらも大きな進化を遂げていることには変わりないが、Xperia Z5のみ起動時間もかなり遅く、戦闘力が少しばかり物足りないことは認めざるをえないだろう。

#最強スマホ比較 第3戦  最も色褪せない思い出を残すカメラスマホはどれだ?

  Instagramに、Facebookに、Twitterと、思い出は画像となって、各ソーシャルメディアを駆け巡るようになった。色褪せない思い出を残すためには、瞬間的な出来事を切り取れるフォーカススピードや手ぶれ補正、高画素が求められている。もう、スマホについているカメラ機能程度では、人は満足できなくなったのだ。ソーシャルメディア全盛期の現代人を満足させられるのは、「スマホカメラ」ではなく、「カメラスマホ」なのである。第3戦では、Galaxy S6 edge、Xperia Z5、iPhone 6sのリアカメラ(背面)・フロントカメラの画素数と、F値という簡単に言えば「レンズの光を通す量」を表している数値を比較した。
  最強の「カメラスマホ」に輝いたのは、優れたカメラをシリーズ通して特長に持つXperia Z5。2300万画素の高画質カメラだけでなく、一眼カメラ並みの世界最速0.03秒オートフォーカスを実現。全てのスマートフォンの中で、最も優れたカメラ性能を持つと言っても過言ではない。著名なスマートフォンレビューサイトGSMArenaが行ったブラインドテストに比較によると、Xperia Z5は明るい屋外撮影において圧倒的な高評価を集めていた。

  そして、Xperia Z5に次ぎ、高画質カメラを搭載しているのがGalaxy S6 edge 。Galaxy S6 edge は、F値が低く、多くの光量を取り込めるため、暗い場所での撮影に優れている。F値は、レンズの明るさを示す指標として使われており、F値が小さいほどレンズが明るく(=レンズを通る光量が多い)、シャッター速度を速くできるのだ。またGalaxy S6 edgeは「高速AF」を搭載しており、体感的なフォーカススピードは比較して最も早かった。

  そしてiPhone 6sは、長い間変わっていなかった800万画素から1200万画素へと向上。フロントカメラ(FaceTimeカメラ)も、iPhone6/6 Plusの120万画素から500万画素へと向上している。他にはiPhone 6sは、カメラの新機能Live Photo を搭載し、静止画と同時に前後の数秒を動画撮影して「動き出す写真」を撮れるようになった。その瞬間を切り取るという意味だと、高画素に代わる、ユーザーにとっての大きなベネフィットかもしれない。

#最強スマホ比較 第4戦  最もスタミナがあるバッテリーを持つスマホはどれだ?

  ハイエンドスマホを使っていて不安なのが、そのスタミナ。高い戦闘力を持つモンスターマシンたちは、それだけ体力を使いそうなことは、想像に難くないだろう。第4戦は、Galaxy S6 edge、Xperia Z5、iPhone 6sでの3Gによる連続通話時間でスタミナの比較を行なった。
  スタミナ対決の比較結果は、Galaxy S6 edgeが15時間、iPhone 6sが14時間、Xperia Z5が12時間となり、Galaxy S6 edgeに軍配が上がった。バッテリーは、単にバッテリー容量が大きいだけでなく、消費電力をどう抑えているかも重要であり、もっと言えば、バッテリー0%から給電し、何分で起動が可能になり、何分で充電が完了するのかも気になるところである。

 急速充電には、Galaxy S6 edgeとXperia Z5が対応しており、Galaxy S6 edgeは10分間の充電で4時間の使用が可能になるのだから驚きだ。


  Galaxy S6 edge、Xperia Z5、iPhone 6sの3端末を「ディスプレイ」「パワー&パフォーマンス」「カメラ画素数」「バッテリー」の主要項目において第4戦に渡って比較してきたが、結果はGalaxy S6 edgeが3勝、Xperia Z5が1勝、iPhone 6sが0勝となり、最強スマホに相応しいスペックを持っていたのはGalaxy S6 edgeとなった。

 もちろん、今回の比較項目以外の面において優れたスペック・機能はあり、特に1勝もできなかったiPhone 6sは数値化できない体験を持ち味にしているであろうことは、忘れてはいけない。しかし、今回の比較結果からわかる総合力を考えれば、Galaxy S6 edgeが最強スマホの一つであることは間違いないだろう。

今回のデータ測定方法:
全てのスマートフォンを初期の状態で起動させ、ベンチマーク測定アプリAnTuTu Benchmarkによる計測を連続して3回行い、そのパフォーマンス平均値をインフォグラフィックのデータとして用いた。その他比較用の数値は、ドコモ公式サイトのスペックを参考に比較した。また、Xperia Z5のF値については、ソニーモバイル公式サイトより。

Infographics by Matsuoka Yuzuru(@naniaji)

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