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ジーンズ最大の魅力「色落ち」こそファッショニスタの真骨頂。大人にこそ知ってほしい色落ちのすゝめ

A.Sekine

2015/11/29(最終更新日:2015/11/29)


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ジーンズ最大の魅力「色落ち」こそファッショニスタの真骨頂。大人にこそ知ってほしい色落ちのすゝめ 1番目の画像
出典:dustfactoryvintage.com
 日頃多くの方が履いているであろうジーンズ。もちろんジーンズのシルエットやデザイン、着こなしを各々楽しまれていることだろう。

 しかしながら、それだけでは真にジーンズの魅力を謳歌しているとは言い難い。なぜなら、ジーンズ最大の魅力は「色落ち」にあるからだ。ジーンズの色落ちを気にして、色落ちしにくい洗濯方法を探されている方もいるだろう。

 ジーンズは、色落ちすると表情が変わると言われている。色落ちさせないなんてもったいない努力はやめて、ジーンズの変わりゆく表情を楽しんでみてほしい。

ジーンズの色落ちは、ココが楽しい。

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出典:howa-net.co.jp
 ジーンズの色落ちは、自分の理想とする色落ち具合をイメージしながら進めていく。何度も履いて、適度に洗濯して......自分なりのジーンズを一本作り上げていくその課程がなんとも愉しい。色落ちジーンズの品格を決める重要な3つのポイントがあるので、以下に紹介していこう。

ジーンズの色落ちポイント1:ヒゲ

 色落ちを楽しむポイントとして、ちょうど腿の上部から腰あたりにできる線状の色落ち:ヒゲと呼ばれる部分がある。座ったり、足を上げることによってジーンズが擦れて作られる色落ちだ。

 ヒゲがあると、そのジーンズをかなり穿き込んでいる印象が出る上に目立つため、ジーンズの色落ち部位としては重要なポイントである。

 昨今は元来ヒゲが出来ていた部分に、人工的な加工が施されたジーンズが増えているが、人工的な色落ちと自然に出来た色落ちの差は未だ歴然としている。

 安易に加工などに頼らず、自身で穿き込んでヒゲを作る方が断然好ましい。

ジーンズの色落ちポイント2:ハチノス

 ハチノスという色落ちは、ジーンズの膝裏部分に出来るもの。座る、立つなどの行為によって膝が曲がることでジーンズが擦れ、色落ちになるのだ。この色落ちは身体にフィットしたジーンズを穿いた方ができやすく、洗濯の頻度が低い方がよりはっきりとした色落ちになるという。

 色落ちを作るためには洗濯の仕方も重要なポイント。下記で紹介するので、是非チェックしてほしい。

ジーンズの色落ちポイント3:ミミ

 ミミの色落ちは、セルビッチ仕様のジーンズの特徴の一つだと言われている。セルビッジとは、ジーンズの縫い合わせの部分にできる耳のこと。ジーンズの大量性サインが始まる前に使用されていた生産方法だ。
 
 そのためセルビッチは通称ミミと呼ばれており、色落ちの名ではなく部位を指す名称である。ジーンズの外側、シーム部分にできる二本線のような色落ちが、ミミの色落ちだ。

色落ちを楽しむなら、セルビッジ仕様のジーンズで。

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出典:uncrate.com
 「ミミ」があることが非常に特徴的なセルビッジジーンズ。色落ちを楽しむメンズの間ではもはや定番のジーンズとなっている。

 ウォッシュ加工済みではなく、ノンウォッシュのジーンズを選び、一から自分で色落ちをつけていくのが通の楽しみ方。セルビッジジーンズなどというと、ヴィンテージ感があり高価なジーンズが多そうなイメージだが、昨今はユニクロなどからも販売されている。

 意外や意外、身近になりつつあるセルビッジジーンズ。あなたも一本いかがろう?

色落ちさせるなら、洗濯に頼らずとにかく穿き尽くせ。

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出典:www.heddels.com
 ジーンズを色落ちさせるには、洗濯よりもとにかく穿き潰すことが重要だ。ジーンズを愛する人の間では、毎日穿いたり、就寝時も着用したり......とにかく穿いて穿いて穿き続けることで色落ちさせようとするなんてことはザラ。

 洗濯ではジーンズそのものの色が落ちてしまうため、綺麗な色落ちを表現することが難しくなる。しかしながら、だからといって洗濯の頻度を極端に落とすのも考えもの。個人の裁量に任されている点ではあるが、自身の理想とする色落ちを完成させるためにも、洗濯は計画的に行う必要があるだろう。


 付属のボタンが錆びてしまうほど穿き潰したジーンズは、色落ちも含め非常に愛着深いもの。日頃のファッションでよくジーンズを穿くという方はぜひ、自慢の一本を自身の手で作られてみてはいかがだろう。

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